【警備業界の「2024年問題」実態調査】8割超の警備員が残業規制の取組歓迎!一方、5割の職場で進まず…理由に「残業代減少への懸念」「担当者不在」
取組効果を実感している人の職場では「シフト提出」「上・下番報告」など専用の管理システム使用
「プロキャス警備」などシステム開発事業を行う株式会社PROCAN(本社:東京都中央区、代表取締役:若村和明)は、20代以上の警備業就業者425人を対象に、意識調査をインターネットリサーチにて実施いたしました。この結果から、「残業規制の取組効果を実感している(45.6%)」と回答した人の約5割の職場ではシフト提出や勤怠報告に専用の管理システムを導入していることが明らかとなりました。
【プロキャス警備】https://pro-cas.jp/keibi/
■調査背景
働き方改革の一環として残業時間の上限規制について、労働時間の減少などさまざまな懸念から「2024年問題」として話題となり、適用から早半年が経ちました。慢性的な人手不足や高齢化が進む警備業界でも対策を講じていかなければなりません。そこでプロキャス警備は、警備業就業者を対象に職場の残業規制の対応状況に関するアンケート調査を11月1日「警備の日」に合わせ実施しました。
<調査結果サマリー>
-
警備員の84.7%が残業規制の取り組みを歓迎
-
残業規制の取り組み状況に47.3%が「取り組んでいない」「効果を感じない」と回答
-
取り組みが進まない理由「残業代減少への懸念」「担当者不在」「経営層の理解不足」が上位
-
効果を実感している人の約5割の職場で「シフト提出」「上・下番報告」に専用管理システムを導入
-
警備員として「働き続けたい」会社に「給与が高い」を抑え「シフト対応が柔軟」
-
「警備員の制服が似合う」芸能人 第1位はダイアン「ユースケさん」
■調査概要
【調査方法】 インターネット調査 【調査地域】 全国
【調査対象】 47都道府県在住の警備業就業者20代以上の男女
【サンプル数】 425人 【調査期間】 2024年9月27日(金)~10月1日(火)
◆引用・転載時のクレジット表記のお願い
本内容の転載にあたりましては、「プロキャス警備調べ」とクレジットを付記のうえご使用くださいますよう、お願い申し上げます。
■調査結果概要
1. 警備員の84.7%が残業規制の取り組みを歓迎
現在、警備業務に従事している方に2024年4月から施行となった時間外労働の上限規制厳格化に関して、その職場での取り組みを歓迎するか、をたずねました。「歓迎する」と回答した人は84.7%と非常に多くの人が残業規制の取り組みを望んでいることが明らかとなりました。
2. 残業規制の取り組み状況に47.3%が「取り組んでいない」「効果を感じない」と回答
次に「職場の残業規制の取り組み状況」についてたずねたところ、「取り組んでいない」「効果を感じない」人の合算が47.3%となり「取組効果を感じる(45.6%)」を上回る結果となりました。以上から、78.3%(「取り組んでおり効果を感じている(45.6%)」「取り組んでいるが効果を感じない(32.7%)」の合算)の職場で残業規制に関する取り組みが行われているものの、3割以上が「効果は感じない」と回答し、本質的な改善に至っていないことが見受けられます。
3. 取り組みが進まない理由「残業代減少への懸念」「担当者不在」「経営層の理解不足」が上位
そこで、職場での残業規制の取り組みについて「取り組んでいない」「効果を感じない」と回答した人に、取り組みが進まない理由についてたずねました。1位は「残業代が減ると困ると考える人が多い(58.1%)」続いて「推進する担当者がいない(35.9%)」「経営層の認識が低い(32.3%)」という結果となりました。残業代(給与)が減ることが一番の懸念点であり、さらに「デジタル化に懸念を示す人が多い」は2割以下にとどまるも、人手不足やリソース不足からくるのであろう「推進する担当者がいない」という課題が、残業規制の取り組みが進まない理由として大きいことがうかがえます。
4. 効果を実感している人の約5割の職場で「シフト提出」「上・下番報告」に専用管理システムを導入
次に、職場で使用している管理システムの導入状況をうかがいました。
すると、残業規制の取り組みについて「取組効果を感じている」人の職場では半数以上で「シフト提出(57.7%)」「上・下番報告(48.5%)」を導入していることが明らかとなりました。他にも「現任教育」「チャット問い合わせ」「給与前払い」など8項目中5項目でトップとなり、業務のデジタル化は制度対応にも大きく影響していることがうかがえます。
5. 警備員として「働き続けたい」会社に「給与が高い」を抑え「シフト対応が柔軟」
続いて、警備員として働き続けたいと思う会社の特徴をうかがいました。
残業規制の取り組みが進まない理由の1位は「残業代減少を懸念する人が多い」という結果でしたが、警備員として働き続けたい職場は「給与が高い(42.4%)」を抑え「シフト対応が柔軟(48.9%)」が1位という結果になりました。
6. 「警備員の制服が似合う」と思う芸能人 第1位はダイアン「ユースケさん」
最後に「警備員の制服が似合う」と思う芸能人は誰かをたずねたところ、お笑い芸人のダイアン「ユースケさん」が1位となりました。
以上、今回の調査結果から約8割の職場で残業規制に関する取り組みが行われているものの、約3割が実感できていない、という結果となり、職場での残業規制への対策が進んでいても、まだまだ本質的な改善に至っていないことが明かになりました。「残業規制の取組効果を実感している」と回答した人の職場では「シフト提出」や「勤怠報告」など専用の管理システムを利用していることから、業務のデジタル化は残業対策にも大きく影響していることがうかがえます。
プロキャス警備は、シフト提出や上番・下番報告をボタン1つで行うことができるなど、管制担当の管理がラクになるだけでなく、隊員にも便利な機能が満載です。直感的に操作できる画面なので「スマホに慣れていない」「アプリが使いこなせるか心配」といった方にも安心してご利用いただけます。
■「プロキャス警備」について
プロキャス警備では、警備業界の上・下番管理から請求書発行まで一気通貫のクラウド管制システムです。
<プロキャス警備でできること>
-
隊員配置
○ 管制担当は、作成した案件に対して隊員を配置し、一斉配信ができる
○ 隊員は、起床・出発時間などの情報を入力することで、前日確認ができる
-
上番・下番報告(勤怠)
○ 管制担当者は、上番・下番の情報を管理画面上で一括管理
○ 隊員は、設定した起床・出発時間に自動で通知が届くため話やメールなどの対応が最小限に
-
シフト管理
○ アプリのカレンダーから希望シフトをカンタン提出
○ カレンダーから勤務決定案件のスケジュール確認ができる
-
給与計算
○ 月ごとや日ごとなど、様々な働き方の隊員の給与支払いに対応
○ 給与明細のダウンロードや有給休暇の管理、年末調整の算出ができる
-
請求書発行
○ 隊員の稼働状況に合わせた請求書の発行
○ 明細も出るため、クライアントへの説明も透明化
-
地図アプリと連動
○ 地図アプリと連携し、隊員自身で現場の地図を確認ができる
-
チャット管理機能
○ 管制画面上ですべての隊員と1:1でリアルタイムでのコミュニケーション
○ 配置した現場ごとの隊員など、条件に絞ったメッセージ通知
-
警備報告書の提出
○ 現場終了後、警備報告書の写真を撮り管理側に即時提出できる
■株式会社PROCANについて
『「使いやすい」を当たり前に。』をミッションに掲げ、“世の中の誰もが使いやすい”革新的なシステムを提供しています。
【会社概要】
会社名 :株式会社PROCAN(旧 株式会社シービーティー)
設立 :2020 年 3 月 16 日
代表者 :代表取締役 若村 和明
資本金 :5億4216万円(資本準備金含む)
所在地 :東京都中央区築地3丁目11番6号 築地スクエアビル8階
URL :https://corp.procan.co.jp
事業内容 :システム開発事業、プロカン販売事業、プロキャス販売事業
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像