シンプルフォーム、金融審査領域での浸透を原動力に次の成長へ向けオフィス拡張移転
全ての法人が公平につながる世界へ、日本の審査を実効性あるものに進化させることを目指して
シンプルフォーム株式会社(代表取締役CEO 田代 翔太、以下「当社」)は、「全ての法人がフェアに繋がれる世界」の実現を目指し、取引が複雑化しても、精度の高い判断を支える持続可能な審査体制の構築に挑んでいます。このたび、事業の拡大と組織の発展を見据え、2025年5月12日、目黒区大橋にオフィスを拡張移転いたしました。
今後数年間にわたっては、一貫したデータ中心の開発戦略のもと、お客様が保有する情報・業務フローとの統合を目指しています。そのため、法人に関する大量の独自収集データをアセットに、データ解析など技術面から法人の実態を解明するエンジニア部門や、取引の環境変化に応じた審査体制作りを支えるコンサルティング部門を中心に継続的に人材を採用し、専門性と多様性を備えたチームづくりを推進してまいります。
近年、DXの進展に伴い取引の非対面・デジタル化がこれまで以上に進んでいます。直接の取引先のみならず、本来は同一視すべき企業群や、サプライチェーン全体に対するリスク・コンプライアンス管理への対応も必要となり、審査に求められる役割はいっそう重要性を増しています。一方、審査のプロセスや基準、情報基盤の多くが対面・アナログ時代のままであり、取引のDX化に伴った変化が起きていないのが現状です。
審査を変えるための取り組みは、一企業が担うテーマにとどまらない社会全体の課題です。社会全体に波及するような変化を生み、加速させるため、創業当初から日本産業の中核を担う企業、なかでも最も厳しい水準の審査が求められる金融産業へのご支援を主軸に取り組んでまいりました。現在のお客様はメガバンク、カードブランドをはじめとする約100社に上り、預金量10兆円を超える15銀行のうち10行、取扱高10兆円を超えるすべてのクレジットカード会社の審査業務のご支援に携わっています。こうした経験を通じ、私たちはこの国の審査の構造全体を捉える視座を得るとともに、各審査業務に求められるサービスやデータの理解に努めてまいりました。審査の変革にあたって共通する論点や課題、産業特有の要請の双方に的確に対応できる体制を築いています。
今後は、金融機関やクレジットカード会社などが保有するデータと当社のデータを統合・連携し、審査現場での活用をさらに拡大していきます。様々な審査の現場で活用いただくことにより、データの精度や信頼性が向上し、リスク判断の高度化を実現することを目指しています。あわせて、現行プロダクトを日本の審査業務全体を支える統合型ソリューションへと進化させるべく、プロフェッショナルサービス体制および開発体制の強化に注力しています。知見と技術の積み重ねをもとに、金融機関や行政機関をはじめ、M&Aやプラットフォーム上の取引における審査など、あらゆる場面で安心・安全な取引環境を支える存在として価値を提供していきます。
当社はこれまで、データ収集やデータベース構築からプロダクト開発、プロフェッショナルサービスを一気通貫で提供し、規制対応と利便性を両立する審査体制の構築を支援してきました。今後も、取引先企業の事業成長とリスク管理の両面を支えるパートナーとして信頼にお応えするとともに、志ある法人が実績や規模にかかわらず公平に取引機会を得られるよう、審査のあり方を時代や環境に即した実効性あるものへと進化させる、日本の審査を支える礎となることを目指してまいります。
シンプルフォームの成長と、目指す未来
1)創業から現在までの会社の歩み
2020年の創業から5年、複数回に渡る資金調達や2つの基幹プロダクトのリリース、2度のオフィス移転を経て、役員及び正社員の数は2名から89名に増加しました。

2)顧客業務への深い浸透
データ収集、データベース構築、プロダクト開発、データ分析、業務コンサルティングに加え、業務受託やシステム開発受託にまで支援領域を拡大しており、顧客業務に対する深い理解と実践的な関与を示しています。

3)プロダクトのこれまでとこれから
私たちのお客様の多くは既存のお客様からのご紹介であり、私たちのプロダクトもまた、お客様と共に進化してまいりました。国内全法人約552万社の1/4の法人が当社プロダクト「SimpleCheck」「SimpleMonitor」を通じた調査、モニタリングの対象となっています。

お客様
みずほ銀行/りそな銀行/ゆうちょ銀行/住信SBIネット銀行/PayPay銀行/GMOあおぞらネット銀行/広島銀行/福岡銀行/十六銀行/百五銀行/きらぼし銀行/永和信用金庫/みずほ信託銀行/東京商工会議所/東京信用保証協会/ジェーシービー/三井住友カード/三菱UFJニコス/クレディセゾン/ジャックス/ライフカード/ヤマトクレジットファイナンス/日本信用情報機構/ GMOペイメントゲートウェイ/DGフィナンシャルテクノロジー/インフキュリオン/バンカブル/みずほ証券/大同生命保険/東京海上日動火災保険/ジェイエムエス/セゾンファンデックス/バトンズ/M&Aサクシード/インキュベイトファンド/楽天グループ/リクルート/三井不動産/GVA TECH/ミロク情報サービス/
※お客様の一部を掲載しております。
4)全国500万法人の定性情報を収集したデータベースのレコード数の推移
当社はインターネットや現地、行政機関が保有する非構造データ等から全国500万法人の定性情報を収集し、一意の法人番号に紐づけて整理するデータベースを構築しています。これまで蓄積されたレコード数は約2.2億に上るなど、増加を続けています。

移転先情報
新オフィス業務開始日:2025年5月12日(月曜日)
所在地:〒153-0044 東京都目黒区大橋1-5-1 クロスエアタワー8階
代表電話番号:03-6427-0461 ※移転に伴う電話・FAX番号の変更はございません
アクセス:東急田園都市線「池尻大橋」駅 東口より徒歩5分
本オフィスは、シンプルフォームの文化や歩み、そして目指す未来を体感いただける空間として設計しました。ご来訪の皆さまには新たな発見や期待感を、社員には仕事への誇りや仲間との連帯感を再認識できる場となることを目指しています。
道のりの途中を象徴するように光量を抑えたエントランスや、人が集う交流スペース、収集データを保管するラボのような印刷室、そして私たちの過去から未来を伝える展示スペースなど、随所に私たちの意思を込めています。




会社概要

会社名 |
シンプルフォーム株式会社 |
本社所在地 |
東京都目黒区大橋1-5-1 クロスエアタワー8階 |
代表者名 |
代表取締役CEO 田代 翔太 |
設立 |
2020年10月1日 |
資本金 |
2,934百万円(資本準備金等も含む) |
累計資金調達額 |
51.9億円(株式による出資および金融機関からの借入を含む/2025年5月現在) |
事業内容 |
法人取引における審査体制の構築・運用支援 |
Webサイト |
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