従来OCRへの不満の声を集計、反映!新世代型の「Bunzz AI OCR」で、ユーザが諦めていた受発注帳票の文字起こしを実現!
AIをはじめとした先端技術の導入支援に特化スタートアップBunzz Pte. Ltd.(本社:シンガポール、支社:東京、渋谷 代表取締役CEO:圷 健太、以下「Bunzz」)は、従来OCRソリューションに対する企業の不満の声を集計・分析し、これらの課題解決に特化した新世代型AI OCRソリューション「Bunzz AI OCR」をローンチいたしました。

■ 開発背景:市場に存在する従来OCRへの不満
DX推進が加速する中、多くの企業でOCRによる帳票デジタル化が導入されていますが、Bunzzが10業界の多数企業から収集した実際の運用データとヒアリング調査により、従来OCRに対する深刻な不満が明らかになりました。
【集計された主要な不満・課題】
1. 文字認識の精度不足
「AI OCRを謳っているのに読み取り精度が70%未満」(製造業) 「誤変換の修正作業でかえって工数が増加」(繊維商社) 「灰色背景から存在しない文字を読み取ってくる」(繊維商社)
2. 手書き文字の精度が低い
「縦書きの手書き文字に対応できるOCRがない」(IT企業) 「年間2万件の申込書処理で人手に頼らざるを得ない」(IT企業) 「手書きチェックリストをうまく認識しない」(製造業)
3. 多様フォーマットへの適応性欠如
「1万種類以上の検診帳票に対応できない」(医療業) 「統一されていない請求書フォーマットで毎回設定するのに手間がかかる」(物流業)
4. データ出力の不安定性
「半角・全角が混在して後工程で使えない」(化学業) 「短縮表記を正式名称に変換できない」(製造業) 「既存RPAとの連携でデータ形式エラーが頻発」(複数業界)
■ 課題解決特化開発:Bunzz AI OCRの革新技術
当社は収集した従来OCRへのフィードバックを徹底分析し、それぞれの課題を解決する機能を実装した「Bunzz AI OCR」を開発しました。


従来技術の限界 |
Bunzz AI OCRの解決策 |
パターンマッチング方式による機械的認識で精度が70%未満 |
ChatGPT、Claude、Gemini等、生成AIの推論能力を活用し、文脈理解による補完機能で平均認識精度96%を実現 |
印字文字前提の設計で手書きの識字率が低い。縦書き文字に非対応 |
文脈理解による推論補完、手書き縦書き文字でも90%以上の認識率を達成。新聞記事の文字抽出でも実績あり。 |
事前の読取り範囲指定必須でテンプレート依存、非定型帳票に実質的には対応が難しい |
範囲指定不要。帳票構造の自動理解と、抽出対象の項目設定のみで多様な帳票に柔軟に対応。 |
文字をそのまま出力するだけで後処理が必要 |
インテリジェント変換機能搭載により、指定フォーマットでの統一出力とRPA連携エラー低減を実現。読取り結果に四則演算を加えたり、特定の文字を変換したり、軽度のデータ整形であれば読取り設定のプロンプトで対応可能。 |

AI推論による文脈理解とは
従来のOCRは視覚的なパターンマッチングのみに依存していましたが、Bunzz AI OCRはマルチモーダル技術により視覚情報・言語情報・構造情報を統合的に処理します。
【統合処理による推論メカニズム】
視覚情報:文字の形状、位置関係、レイアウト構造を解析 言語情報:前後の文脈、業界特有の用語、文法ルールから意味を推論 構造情報:帳票の項目関係、データ型、フォーマット規則を理解
【結果として実現される高度認識】
欠損文字の推論補完:「○○会社」の「○○」部分が汚れていても、帳票構造と前後文脈から正確な会社名を推定 曖昧文字の確定:手書きで「6」か「G」か判別困難でも、項目が「数量」なら「6」、「商品コード」なら「G」と文脈から判断します。

インテリジェント変換機能
金額欄の「¥1000」を「1,000」として統一フォーマットで出力したり、短縮表記から正式名称への自動変換、単位の自動計算・変換(例:「4箱×50個」→「200個」)等、変換条件をプロンプトで簡単に指定できます。
無料トライアル実施中
Bunzz AI OCRでは5月29日から6月13日まで、無料のトライアルを実施しております。通常13万円の費用が発生するトライアルをコストゼロでお試しいただけますので、この機会にぜひご応募ください。
トライアル期間:1ヶ月間 処理枚数:最大20枚まで
提供内容:実際の帳票を使用した精度検証。
Bunzz 代表取締役のコメント
圷 健太 「従来OCRへの不満の声を聞くうちに、旧来型の文字認識技術には限界があり、今までと異なるアプローチのソリューションが求められていると感じました。真の課題解決には、人間と同様の文脈理解と推論能力が不可欠です。Bunzz AI OCRは、お客様の『困った』を『解決した』に変える、新世代のOCRです。」
Bunzz 事業開発責任者のコメント
木村 薫「多数企業での検証を通じて、『これまでのOCRよりも精度が高い、操作も簡単』。『一度導入したOCRでは対応できない帳票があり諦めていたがBunzzさんに相談して解決した』とのお声を頂いてます。真に現場の課題を解決できるソリューションと自負しています」
■ 会社概要
会社名:Bunzz Pte. Ltd.
設立:2021年
本社所在地:シンガポール
日本オフィス:東京都渋谷区
代表取締役CEO:圷健太
事業内容:AI・ブロックチェーン等先端技術の導入支援、ビジネス課題解決ソリューション提供
資本金:約7億円(2025年1月時点)
主要株主:GMO、大和ベンチャーズ、グリー等
【受賞歴】
・総務省 ASPIC IoT・AIクラウドアワード 審査委員会賞
・経済産業省ハッカソン コンピュータソフトウェア協会賞
・東京都世界発信コンペティション 革新的サービス特別賞
他多数
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