【年収842万円】Javaエンジニア案件2025年最新|フリーランス調査

リモート案件は80.4%

INSTANTROOM株式会社

2025年最新のフリーランスの「Javaエンジニア案件の調査レポート」を発表します。

46,039件のフリーランスボードに掲載されている実際のフリーランス案件から作成しました。

■調査サマリー

・Java案件の平均年収842万円

・リモート案件は80.4%

・Java案件の占有率は全体の20.69%

■目次

Java案件の平均年収

Javaの案件数

Java案件のリモートワーク比率

Java案件のフレームワーク別動向

Java案件の多い業界

Java案件の職種

Javaの特徴

Javaで作れるもの

Javaスキルの市場価値

調査対象

フリーランスボード(https://freelance-board.com/jobs/skills-1)に掲載されたJava求人案件の月額平均単価より想定年収を試算しています。

・対象期間

2024年2月1月〜2025年5月22日

・対象件数:

 46,039件

※本データ引用の際のお願い

メディア掲載の際に出典先を掲載する場合は、下記を追加いただくようお願いします。

出典:フリーランスボード(https://freelance-board.com/jobs/skills-1

Java案件の平均年収

平均年収842万円(言語年収ランキング13位)

Java案件の平均月額単価は70.1万円、平均年収は842万円で、年収ランキングでは13位に位置しています。Javaは官公庁や金融機関の基幹システムからモバイルアプリ、クラウドネイティブなマイクロサービスまで幅広く採用されており、Spring BootやJakarta EEなど成熟したフレームワークが豊富です。

そのため、長期安定稼働と高い拡張性を重視する大企業の需要が根強く、モダン化案件でもKotlinとの相互運用性が評価され、報酬水準を下支えしています。

オンプレミス環境が多い歴史的背景から常駐比率は依然高めですが、クラウド移行とリモート開発体制の拡大に伴い、在宅案件も増加傾向にあります。堅牢な設計力を持つエンジニアにとって、キャリアアップの選択肢が広がっています。

Javaの案件数

案件数(案件比率)20.69% (案件数ランキング1位)

Javaの案件は市場全体の20.69%を占めており、案件数ランキングでは1位に位置しています。シェアはPHPやJavaScriptなどを大きく上回る水準で、十分なボリュームを確保しながら平均月額単価は70.1万円と安定しており、案件の豊富さと報酬バランスの双方で魅力が際立っています。

大規模な基幹系や金融系システムで培われた実績に加え、近年はSpring BootやQuarkusを用いたクラウドネイティブなマイクロサービス開発、Androidアプリのバックエンド連携など活躍領域が多岐にわたります。

既存モノリスのリファクタリングやKotlinとの相互運用を含むモダナイゼーション需要が高まっており、長期安定稼働と最新アーキテクチャの両面を経験できる点が特徴です。

国内コミュニティはJava DayやJJUGを中心に活発で、豊富な過去資産により学習リソースも充実しています。オンプレ文化の名残から常駐案件が多い一方、クラウド移行プロジェクトの増加に伴いリモート案件比率も伸長しています。

エンタープライズレベルの堅牢な設計力とパフォーマンスチューニングスキルを武器にしたいフリーランスにとって、将来性と安定性を兼ね備えた有力な選択肢と言えるでしょう。

Java案件のリモートワーク比率

(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-1)

22025年5月時点でのJavaフリーランス案件・求人のリモートワーク比率は、フルリモートが27.4%、一部リモートが53%、常駐が19.5%です。

Java案件のフルリモート割合(27.4%)は前月比+8.3%と大幅に増加したものの、一部リモートが過半数を占める状況は続いています。

レガシーなオンプレミス環境や金融系システムの機密性から常駐も一定数残る一方、Spring Bootによるマイクロサービス化やクラウド移行が進むにつれて、遠隔開発が加速しています。テスト自動化やCI/CDの整備により、在宅でも開発しやすい環境が整いつつあります。アーキテクチャ刷新案件を中心に、リモートワークの選択肢は今後も拡大すると見込まれます。

Java案件のフレームワーク別動向

(案件数:上位5位を抜粋)

(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-1)

Java系フレームワークでは、Springは4,560件と最多で、市場シェアを拡大し続けています。2位のSpring Bootは2,970件でSpringに比べ規模は小さいものの、クラウドネイティブなマイクロサービスやREST API開発で中心的な存在です。

3位のStrutsは667件とレガシー案件寄りですが、大規模基幹システムの保守需要が根強く、JUnitは582件、MyBatisは282件と合わせて、上位5位だけでJavaフレームワーク案件の大半を構成しています。

フリーランスエンジニアがJava案件を狙うなら、まずSpring/Spring Bootによるフルスタック開発を習得することが重要です。Strutsの移行案件やJUnitによるテスト自動化、MyBatisでのデータアクセス層最適化を組み合わせれば、レガシーとモダンをまたぐ技術者として高く評価されます。

さらに、DockerやKubernetesを用いたCI/CDパイプラインの運用経験を加えれば、クラウド移行を急ぐ企業向けに提案の幅が広がり、単価アップにつながるでしょう。

(月額単価:上位5位を抜粋)

(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-1)

Java系フレームワークの月額単価は、Play Frameworkが78.9万円で最高となり、Sparkが78.5万円、Hibernateが75.8万円、MyBatisが74.6万円、Jakarta EEが73.5万円と続きます。

Play Frameworkは非同期I/OとScala併用案件で高スループットサービスに重宝され、Sparkは金融などのリアルタイム分析で需要が拡大し、高単価を維持しています。

Hibernateは基幹システム改修で、MyBatisはSQL自由度の高さからレガシーDB連携で根強い引き合いがあり、Jakarta EEは旧アプリのクラウド移行で需要を確保しています。高単価を狙うなら、Play FrameworkやSparkでの非同期処理・データパイプラインに加え、HibernateやMyBatisでの性能改善、DockerやKubernetesによるマイクロサービス運用経験を示すと有利です。

Java案件の多い業界

(案件比率:上位5位を抜粋)

(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-1)

Java案件はサービス業界が最多で3.30%(1,521件)、Webサービスが3.14%(1,446件)と続き、金融が1.67%(767件)で3位、通信が1.51%(696件)、ECが1.37%(630件)となり、上位5業界で全体の約11%を占めます。

サービス・Webサービスの比率が高いのは、業務効率化SaaSやBtoCアプリのバックエンドでSpring系フレームワークが汎用的に使えるためです。金融では厳格なトランザクション管理と高可用性が評価され、通信ではリアルタイム課金やログ集計でJakarta EEが重宝されています。

EC領域ではレガシーモノリスのマイクロサービス化が加速し、Kotlin併用案件も増加中です。クラウド移行とAPI連携の需要が底堅く、ドメイン駆動設計とCI/CDを組み合わせられるエンジニアが高単価を得やすい状況です。

Java案件の職種

(案件比率:上位5位を抜粋)

(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-1)

Java案件の職種は、バックエンドエンジニアが最多で17.29%(7,959件)、次いでサーバーサイドエンジニアが12.97%(5,973件)、インフラエンジニアが11.55%(5,318件)となっています。上位3職種だけで全体の約42%を占め、Javaが基幹系からWebサービスまで幅広く活用されていることが分かります。

続いて、アプリエンジニアが8.56%(3,941件)、システムエンジニア(SE)が6.46%(2,976件)で、モバイル連携や要件定義を含む上流工程の需要も確認できます。これらの割合から、Javaはバックエンド中心でありながら、インフラやモバイル領域にも展開しやすく、フルスタック志向の現場で重宝されると言えます。

フリーランスとしては、Spring BootによるAPI開発とDocker/Kubernetesを使ったCI/CD、さらにTerraformでのIaCを組み合わせ、ドメイン駆動設計やテスト自動化をアピールすると、高単価案件の選択肢が拡大し、単価交渉でも優位に立ちやすくなるでしょう。

Javaの特徴

Javaは1995年にSun Microsystemsが発表したオブジェクト指向のプログラミング言語です。強い型付けとJVMによるプラットフォーム非依存性、ガベージコレクションにより、堅牢な大規模システム構築を可能にします。

MavenやGradleによる依存管理、OpenJDKとLTS版の定期リリースで、企業が長期運用しやすい環境が整っています。主要フレームワークとして、Spring Bootは組み込みサーバーで迅速なREST APIを提供し、Jakarta EEは企業向け標準仕様で高可用性を担保します。

QuarkusやMicronautはクラウドネイティブ・Serverless時代に最適化され、KotlinやGroovyとの相互運用も容易です。Android開発では依然としてバックエンド連携で中核を担い、HadoopやSparkとの連携でビッグデータ処理にも活用されています。

金融・通信・製造の基幹系、SaaS、ECサイトなど業界横断で採用が多く、レガシーモノリスのマイクロサービス化やクラウド移行案件が増加中です。オンプレミス常駐文化が根強い一方、CI/CDとIaCの普及でリモート比率も伸びており、設計品質とパフォーマンスチューニングに強いエンジニアは高単価を期待できます。

Javaで作れるもの

Javaは汎用性の高いプログラミング言語として、Web開発からモバイルアプリ、マイクロサービス、ビッグデータ処理まで幅広く活躍します。Spring BootやQuarkusを使えば、MVP(Minimum Viable Product)から大規模サービスまで迅速に構築でき、ドメイン定義からREST API公開まで一貫した開発が可能です。

静的サイト生成では、JBakeやThymeleafとMaven Site Pluginが代表的で、ブログやドキュメントをMarkdownから手軽に公開できます。REST APIやGraphQL API、WebSocketによるリアルタイム配信にも強く、ECやSaaS、FinTech分野での採用が増えています。

さらに、Gradle TaskやJenkins Pipelineを活用すれば、デプロイやインフラ構築、データ処理の自動化、CLIツールの開発も容易です。

JUnitやMockitoでの自動テストとCI/CDを組み合わせれば、品質を保ちながら継続的デリバリーを実現できます。堅牢なJVMと長期サポート版に支えられ、Javaは基幹系の信頼性とクラウドネイティブの俊敏性を併せ持ち、多くの企業に不可欠な技術であり続けるでしょう。

Javaスキルの市場価値

Javaスキルは現在のIT市場で依然として高い価値を保持しています。今回の調査では平均年収842万円で言語別ランキング13位、案件比率20.69%で1位となり、案件量と報酬水準のバランスが良好です。

働き方も柔軟化が進み、フルリモート27.4%、一部リモート53%を合わせたリモート対応率は80.4%に達し、常駐文化が根強い中でも在宅参加しやすくなっています。

技術面では、Play Frameworkが78.9万円、Sparkが78.5万円、Hibernateが75.8万円、MyBatisが74.6万円、Jakarta EEが73.5万円と月額単価が高く、非同期処理やビッグデータ解析とレガシーリファクタリングを組み合わせれば、単価をさらに高めやすい構造です。

業界別では、サービスが3.30%、Webサービスが3.14%、金融が1.67%、通信が1.51%、ECが1.37%と上位を占め、基幹系刷新とクラウド移行を進める領域で採用が拡大しています。

職種別の案件割合は、バックエンドエンジニアが17.29%、サーバーサイドエンジニアが12.97%、インフラエンジニアが11.55%が中心で、Spring BootとCI/CDを武器にしたフルスタック志向の人材が重宝されています。

安定稼働とモダンアーキテクチャを両立できるJavaは、高単価かつ長期案件を狙うフリーランスにとって投資対効果の高い選択肢と言えるでしょう。

■「フリーランスボード」について

「フリーランスボード」は2024年より展開するフリーランスエンジニア・ITフリーランス向け求人・案件が掲載されている、国内最大級の案件検索サイトです。

現在、100社以上※1のフリーランスエージェント様(https://freelance-board.com/agents)と業務提携を行っており、検索可能な求人・案件数は22万件以上で国内最大規模となっております。

※1:案件掲載準備中エージェントを含みます。

フリーランスエンジニアやITフリーランスの皆様はフリーランスエージェントや案件サイトごとに案件検索や会員登録を行うことなく、フリーランスボード上で案件・求人情報(https://freelance-board.com/jobs)を検索しワンストップで仕事探しができます。

■サービスURL:https://freelance-board.com/

■会社概要

会社名:INSTANTROOM株式会社

代表者:代表取締役 曽根弘介

所在地:東京都渋谷区元代々木町25-6

設立 :2021年3月31日

URL :https://instantroom.studio.site/

事業 :

・フリーランスエンジニア・ITフリーランスの案件検索サイト「FreelanceBoard(フリーランスボード)」(https://freelance-board.com/

・フリーランスエージェント・SES企業特化型CRM「FreelanceBase(フリーランスベース)」(https://freelancebase.jp/

・業務委託エンジニア採用プラットホーム「EngineerDASH(エンジニアダッシュ)」(https://engineerdash.com/

・副業や転職が選べるITフリーランス求人プラットフォーム「ギョーテン」(https://gyou-ten.com/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

INSTANTROOM株式会社

2フォロワー

RSS
URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区元代々木町25番6号
電話番号
-
代表者名
曽根弘介
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年03月