写真家 Pierrot が捉える、「Rumah Rubah」に宿る時を超えた美
Maison Kitsuné 共同設立者 Gildas Loaëcのバリの邸宅

大地と空のあいだ、チーク材の温もりと光が満ちる場所に佇む「Rumah Rubah」は、バリ島ペレレナンの静かな高台に息づく安らぎの邸宅です。
Maison Kitsuné の共同設立者である Gildas Loaëc の住まいとして、バリを中心に世界的なデザイン誌でも高く評価される建築家として知られるStudio Jencquel の建築家Maximilian Jencquel は、この邸宅を日本的な節度とバリの精神が穏やかに響き合う空間として構想しました。
地元産のチーク材を用いて築かれ、樹齢百年を超えるボダイ樹(Bodhi)やプライ(Pulai)が茂る4,000平方メートルの熱帯庭園に囲まれた「Rumah Rubah」は、まるでひとつの生命体のように息づいています。
風と光を自在に巡らせる独特の屋根の構造、そして太陽光発電や雨水回収システムがこの家の暮らしを静かに支えています。建築の一つひとつの所作には、自然や時間、そして職人の技への深い敬意が込められています。
写真家 Pierrot がモノクロームで捉えようとしたのは、まさにこの静かな調和です。時を超えた美意識と、被写体と作者のあいだに流れる感情の空間を映し出す表現で知られる彼のレンズは、「Rumah Rubah」を瞑想的な風景へと導きます。影と光が溶け合う瞬間をとらえたイメージは、静けさの中にある豊かな表情へと見る人を導きます。



全112ページにわたり、アーカイブ品質の用紙に印刷された本書は、邸宅の親密な瞬間を連なりとして描き出します。
吹き抜け空間に伸びる樹齢百年のフランジパニの大樹、夕暮れどきにプールの水面へ映り込む光、オーダーメイドのチーク材家具が見せる彫刻のような佇まい、そして庭の奥にひっそりと佇む Bale Kulkul の塔や川辺の寺院。
それは単なる記録ではなく、空間の魅力を感覚的に味わえる一冊となっています。贅沢なテキスタイル地のハードカバーに繊細なエンボス加工を施し、建築家 Maximilian Jencquel 本人の文章を序文として収録した『RUMAH RUBAH』は、その被写体が宿す哲学をさらに広げていきます。
精密なオフセット印刷で作られた本書は、邸宅に込められた丁寧さと意図をそのまま映し出しています。
『RUMAH RUBAH』は2025年11月19日(水)よりCafé Kitsuné Aoyamaとメゾン キツネ公式オンラインストアmaisonkitsune.comにて発売となります。
また、日本国内の一部書店にてtwelvebooksの流通により発売されます。
( 販売店などについてのお問い合わせ先:twelvebooks contact@twelve-books.com )
単なるビジュアルブックを超え、建築と感情、そして「ゆっくりと生きること」の美学をめぐる静かな旅をお楽しみください。
Instagram:@rumahrubahbali

写真集の発売を記念して、Café Kitsuné Aoyamaではバリ島をイメージした特別なメニューを展開。
ココナッツクリームを使った濃厚な味わいのココナッツラテと、バリのスイーツ・クレポンを日本のぜんざい風にアレンジしたオリジナルスイーツの2種類をぜひお楽しみください。
- COCONUTS LATTE ¥950
- KLEPON ¥1,000
11月19日(水)~12月3日(水)
Café Kitsuné Aoyama限定
ABOUT MAISON KITSUNÉ
2002年、Gildas Loaëc(ジルダ・ロアエック)とMasaya Kuroki(黒木理也)によって設立された Kitsuné(キツネ) は、インスピレーションあふれるユニークな “Art de Vivre(アール・ド・ヴィーヴル/暮らしの芸術)” を発信するライフスタイルブランドである。
ファッションブランドの Maison Kitsuné(メゾン キツネ)、ミュージックレーベルの Kitsuné Musique(キツネ ミュージック)、カフェ・ロースタリー・バー・レストランを展開する Café Kitsuné(カフェ キツネ)、バリのライフスタイル施設 Desa Kitsuné Bali(デサ キツネ バリ)、さらにビューティ&ウェルネスライン Kitsuné Bien-Être(キツネ ビアンエートル) まで、多岐にわたる活動を展開している。
設立から23年間、パリと東京を拠点とする多面的なブランドは一貫して成長を続け、自然体で国際的な影響力を高めながら、世界中に熱心なファンを獲得してきた。
ファッションハウス Maison Kitsuné は、パリと東京をつなぐ独自の視点から着想を得ており、洗練されたテーラリングや都会的でエレガントな要素を取り入れつつ、遊び心と日常性を兼ね備えたワードローブを提案している。
現在 Maison Kitsuné はパリ、東京、ソウル、北京、バンクーバーなどに 33の直営店舗を構える。コレクションはブランドの公式オンラインストアのほか、43のフランチャイズ店舗および世界中400以上の小売店でも販売されている。
ABOUT PIERROT
写真とは、静物やヌードといった題材になる以前に、写真家と被写体のあいだに存在する「時と空間」そのものです。
Pierrot は、そのわずかなあいだに満ちる感情や気配を写し取ることに焦点を当てています。
風景であっても、人であっても、建築物であっても、彼にとって被写体のコンテクストは概念的ではありません。
その瞬間を概念から解き放つことで、風景の広がりや恋人のまなざしの優しさが、ページを超えて観る人の心に届くのです。
また、Pierrot は自身の写真集をデザイン面・素材面の両方から構築することを重視しています。
その独自のプロセスと、彼が多くの作品で採用するモノクローム技法によって、彼の作品は時代の枠を超えた普遍性を帯びています。
公式サイト・SNS
メゾン キツネ公式オンラインストア https://maisonkitsune.com/
公式Instagram メゾン キツネ @maisonkitsune
日本公式X @kitsune_japan
日本公式LINE @maisonkitsune_jp
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