災害支援の現場を学ぶため「フードバンク能登」を視察
~令和6年能登半島地震で得た知見を全国へ
国内フードバンク団体の全国的なネットワーク組織である一般社団法人全国フードバンク推進協議会※1(所在地:東京都豊島区、代表理事:米山廣明)は2025年2月9日(日)および10日(月)の2日間、令和6年能登半島地震を契機に設立された「フードバンク能登」を加盟フードバンク5団体とともに視察します。本視察では、災害支援の経験や知見を学び、全国のフードバンクの災害対応能力向上を目指します。
■フードバンク能登の立ち上げ背景
フードバンク能登は、令和6年能登半島地震を契機に石川県の穴水町で設立されました。地震発生直後から、行政、社会福祉協議会、NPO、災害支援団体と連携し、避難所や在宅避難者、仮設住宅入居者、福祉施設への食品や生活用品の提供を中心に支援活動を展開してきました。
緊急期以降も、生活困窮世帯を支える活動を継続し、地域に根差した支援を行っています。
■視察の目的
全国フードバンク推進協議会では、災害支援におけるフードバンクの迅速な対応力を高めることを重要な課題と位置づけています。今回の視察を通じて得られる知見を全国のフードバンクネットワークに共有することで、将来的な災害対応力の向上を目指します。また、フードバンク能登が培った経験と教訓を広く共有することで、食品ロス削減や貧困問題解決という平時の課題とも結びつけ、地域社会の持続可能な発展に寄与することを目指します。
今回の視察は、災害支援におけるフードバンクの役割や取り組みについて学ぶことを目的としています。参加するのは、全国フードバンク推進協議会に加盟するフードバンク岩手、フードバンク山梨、フードバンクとくしま、フードバンク高知、フードバンクさがの関係者です。災害支援の視点からフードバンク能登の活動を視察し、得られた知見をそれぞれの地域での活動に活かすことを目指します。
■視察内容
視察では、フードバンク能登とセカンドハーベスト・ジャパンの運営している中能登地域の支援拠点を訪問し、災害時の物資の集積、管理、配布の体制を確認します。また、現地スタッフやボランティア、行政担当者との意見交換を通じて、災害支援活動における成功事例や課題について深く議論します。さらに、能登地域で構築された物流ネットワークや、地域内での迅速な物資調達の仕組みについても学ぶ予定です。この視察を通じて、災害発生直後から復旧・復興に至るまでのフードバンクの役割についての理解を深めます。
■視察概要
実施期間:2025年2月9日(日)~2025年2月10日(月)
参加団体:6団体
認定NPO法人フードバンク岩手、認定NPO法人フードバンク山梨
NPO法人フードバンクとくしま、フードバンク高知、NPO法人フードバンクさが
一般社団法人全国フードバンク推進協議会
■視察スケジュール
2月9日(日)12:30~14:30 フードバンク能登視察
〒927-0027 石川県鳳珠郡穴水町川島キ106
2月10日(月)11:00~12:00 特定非営利活動法人セカンドハーベスト・ジャパン中能登拠点訪問
〒929-1604 石川県鹿島郡中能登町能登部下64−17
取材をご希望の記者様はお手数ですが以下の担当者まで事前にご連絡いただけますと幸いです。
※1<団体概要>
団体名称:一般社団法人全国フードバンク推進協議会
本社所在地:〒171-0014 東京都豊島区池袋2丁目61−4エヌアイビル3F
代表理事:米山廣明
設立:2015年11月13日
URL:https://www.fb-kyougikai.net/
活動内容:政策提言活動、広報活動、フードバンク団体へのノウハウ支援、食品寄贈の仲介
ミッション:明日の食事に困る人のいない社会をつくる
担当者:田原(03-6912-9444)
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