価値創造企業への進化に向けたDX経営の加速~「ROIC経営の高度化」と「ソリューション提案型企業」への変革~

SWCC株式会社

 SWCC株式会社(本社: 神奈川県川崎市、代表取締役 CEO 社長執行役員: 小又哲夫、以下「当社」)は、ROIC経営のさらなる高度化と、2030年における「ソリューション提案型企業」への変革を目指し、新たな経営戦略の一つとして、デジタル技術を中核に据えた3つのDX戦略(デジタルトランスフォーメーション)を推進していきます。この「加速する当社のDX経営」についてお知らせいたします。

■推進体制の強化

 DX戦略の推進体制として、「情報システム部」および「デジタルイノベーション推進室」に2025年10月よりグループ会社である株式会社アクシオからIT人財を迎え入れ、約30名体制へと強化していきます。グループ全体でDX戦略を展開し、各部門におけるAIやLCDP(ローコードツール)の活用を通じて、日常業務の課題を創造的に解決する力を高めていきます。

■3つのDX戦略

① 経営管理レベル (DX1.0)

 当社グループ共通の統合基幹システムとして開発・導入された「SERIS(SWCC-group Enterprise Resource Integrated System、読み方:セリス)」は、営業、製造、管理などの各業務をグループ全体で統一化することにより、経営情報の伝達スピードを効率的かつ最適に向上させるものです。本システムは、データに基づく戦略的意思決定を可能にし、ROIC経営のさらなる高度化、資本効率の向上、そしてフリー・キャッシュフローの最大化を実現していきます。

② 現場開発レベル (DX2.0)

 プログラミングの知識がなくてもアプリ開発が可能なLCDPを導入し、業務のスキルや経験への依存度を抑え、少人数かつ多様な人財による現場運営を実現します。各部門でLCDPを活用することで、システム・機器・人のデータ連携を促進し、自動化・省人化を実現していきます。労働力不足という経営課題に対応するとともに、1人あたりの稼ぐ力を向上させていきます。現在、LCDPを活用する人員は640人(普及率約43%)であり、今後、持続的に増加させていきます。

③ 価値創造レベル (DX3.0)

 当社は、高度なAI技術をグループ全体で最大限に活用するため、独自の生成AIモデル「SWCC_GPT」の開発を推進しています。AIの活用により、ルーティン業務を効率化し、より創造的な業務に集中できる環境を提供します。さらに、データに基づく分析結果や思考プロセスの提案を活用することで、業務スタイルの変革を促進し、イノベーションの推進を図ります。

■今後の展望とビジョン

 当社グループはDX経営を加速させ、デジタルと業務の融合による業務改革を実践し、未来への成長戦略を拡大してまいります。

 SWCCパーパス「いま、あたらしいことを。いつか、あたりまえになることへ。」に基づき、新たなソリューションを提案し、それを未来の“あたりまえ”へと変えていくことを目指し、社会への持続的な貢献を実現してまいります。

【本件に関するお問合わせ先】

SWCC株式会社 コーポレート・コミュニケーション部 広報グループ

inq-sonota@swcc-g.com

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会社概要

SWCC株式会社

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URL
https://www.swcc.co.jp/jpn/
業種
製造業
本社所在地
神奈川県川崎市川崎区日進町1-14 JMFビル川崎01
電話番号
044-223-0530
代表者名
小又哲夫
上場
東証プライム
資本金
242億2100万円
設立
1936年05月