ジャパン・プラットフォーム、インドネシアの「シナブン火山噴火緊急支援2014」のための出動を決定
~昨年から相次ぐ噴火に住民約3万人以上が避難~
特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム(東京都千代田区/以下、JPF)は、インドネシア・スマトラ島のシナブン火山噴火の被災者に対し、緊急支援を実施することを決定いたしました。
インドネシア北スマトラ州カロ県にある活火山(標高2,460m)、シナブン山(Gunung Sinabung)で、昨年9月、11月と噴火が相次いだことを受け、インドネシア火山地質災害軽減センター(PVMBG)は、シナブン火山の警戒ステータスを「レベル4:もっとも危険」に引き上げました。
2014年2月1日に再び大規模な噴火が起こり、5km以内の警戒区域内を観光で訪れていた高校生ら4人を含む14人が死亡しました。シナブン山の噴火口3km圏内の5村は廃村となり、2月13日のインドネシア・カロ郡政府の発表によると、34村から、10,322世帯33,192名が、同郡の避難所など43箇所での避難生活を余儀なくされています(2月11日現在)。
現在、JPF加盟NGOのうち1団体が出動のための最終準備を進めています。
【対応期間】 2ヶ月 (今後の現地の状況等により予算、支援期間、内容について随時見直しを行います)
【プログラム予算】 政府資金 500万円
■ジャパン・プラットフォームについて
特定非営利活動法人(認定NPO法人)ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、NGO・経済界(経団連、企業など)・政府(外務省など)が対等なパートナーシップのもとに連携し、迅速に効率的な国際・国内緊急支援を実施するため、助成を通じて加盟NGOをサポートする中間支援団体です。2000年設立時より、総額272億円、830事業、支援対象国・地域40以上(2013年1月現在)を対象に、緊急人道支援を提供してまいりました。また助成対象となる45の加盟NGO団体とは、常に情報共有を行いつつ、共に支援プロジェクトをつくりあげ実施しています。同時に、総額70億円以上のご寄付をいただいた東日本大震災支援では、参加NGO団体のみならず、被災地を支援する地元および全国のNGO/NPOへの支援も行っています。
■本件に関するお問い合わせ先
認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム 広報担当 高杉、馬場先
TEL: 03-5223-8891 FAX: 03-3240-6090
Email: soumu@japanplatform.org
www.japanplatform.org
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル2階266区
以 上