シャープペンの芯が折れると、 集中力にどれぐらい影響するのか、を科学的に検証してみた
勉強やテストでシャープペンを使っている時に、芯がポキッと折れると筆記が中断されてガックリするもの。それでも集中しようとあせるほど指に力が入ってさらに折れやすくなることも。
では実際にシャープペンの芯が折れると集中力にどれぐらい影響があるのか、ゼブラでは脳波を使って科学的に検証するための実験をおこないました。
実験参加者に脳波記録用電極を装着後、シャープペンを使って計算問題を解いてもらいました。シャープペンは従来のものと、比較としてゼブラから2014年11月12日に発売した、どれだけ力を込めても芯が折れないシャープペン『デルガード』を使用。
計算問題に取り組んでいる最中にランダムに短い雑音を聞かせ、脳がどれくらい反応(注意散漫)するか、を脳波で計測しました。
この実験では、集中していればしているほど「外界からの刺激(雑音)」に対して人間の脳が反応する度合いが小さくなることが予測されます。
実験風景
結果は、従来のシャープペンを使って、何度も芯が折れる状況では、雑音に対して脳が反応しやすく、集中力が低下することが判明。一方、『デルガード』を使って芯が全く折れない状態では、実験中に雑音がしても脳は反応が薄く集中を保っていました。従来品と比べると、雑音に対する脳の反応を36%抑えられました。(集中力の指標である脳波成分の振幅値を比較)
▼雑音に対する脳波反応
▼雑音提示後100ms後の電位分布
「弘法筆を選ばず」と言いますが、勉強やテストで集中して良い結果を出すためには、使う道具もこだわって選ぶことが大切かもしれません。
実験概要
実施日:2014年12月1日
実験参加者:高校3年生男子1名 問題:マークシート式計算問題150問
シャープペンシルは両条件とも、3回ノックして芯を出した状態で使用
調査機関:株式会社NTTデータ経営研究所 情報未来研究センター
実験の様子を撮影した動画を、ゼブラ公式YouTube チャンネルで紹介。
(https://www.youtube.com/user/zebrapres)
■『デルガード』について
筆圧や書く角度に合わせて芯をガードする新開発の内部機構により、どれだけ強い力をかけても芯が折れないシャープペン。2014 年11 月12 日(水)より全国の文具取扱店にて好評発売中。
特長は2つ。1 つ目は、筆記中の、あらゆる角度のどんなに強い筆圧からも折れない※ように芯を守ること。
2 つ目は、芯が内部で詰まって出なくなることを防ぐこと。
※芯が出ていない状態から、4 回以上ノックして書くと折れることがある。
筆圧や書く角度に合わせて芯をガードするシャープペン『デルガード』
価格:¥450+税(税込¥486)
芯径:0.5mm サイズ:全長137.3mm 軸径10.3mm
軸色全6色:ブルー/ブラック/ホワイト/
ライトグリーン/ライトブルー/ピンク
デルガードシステム(特許出願中)
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