10/16(日)講演 「絵本がつなぐ熊本とシリア」
国際NGO×葉祥明(よう しょうめい)さん(熊本出身の絵本作家)
この8月、新刊絵本『サニーちゃん、シリアへ行く』が出版されました。絵を描いてくださったのは、熊本県出身の絵本作家・葉祥明(ようしょうめい)さん。文を書いたのは国際NGO・AAR Japan[難民を助ける会]理事長の長有紀枝(おさ ゆきえ)です。「難民問題を遠い国のできごとにしないで」というメッセージを込めて、自身がトルコで出会ったシリア難民の子どもたちをモデルに執筆しました。
10月16日に葉祥明阿蘇高原絵本美術館で行われる長の講演では、故郷を大地震が襲った直後にもかかわらずご協力くださった葉先生の想いや、シリアの子どもたちのエピソードをお話しします。また美術館では、絵本『サニーちゃん、シリアへ行く』の原画展も開催中です。ぜひ、貴媒体にてご紹介いただけますようお願い申し上げます。
ストーリー:主人公サニーちゃんは、ニュースで見た女の子が心配になり、シリアに旅立ちます。そして3人の子どもたちに出会います。傷つきながらも懸命に生きる子どもたちの姿を通じて、戦争がもたらす犠牲や難民問題の難しさを、わかりやすく伝えます。
長 有紀枝(おさ ゆきえ):
AAR Japan[難民を助ける会]理事長 プロフィール
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授。立教大学社会学部専任教授。カンボジア、旧ユーゴスラビア、アフガニスタンなどでの紛争下の緊急人道支援や地雷対策に携わる。地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)の主要メンバーとして地雷禁止条約の成立に貢献し、ICBLは1979年ノーベル平和賞を共同受賞。難民問題の専門家としてNHK「クローズアップ現代」「視点・論点」、毎日新聞夕刊コラム「ナビゲート」などメディア出演多数。
講演タイトル「サニーちゃんが繋ぐ、熊本とシリア」
日時:2016年10月16日(日) 13:00~13:45
会場:葉祥明阿蘇高原絵本美術館(「第11回南阿蘇えほんのくに誕生祭」メイン会場)
熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽5988-20 TEL:0967-67-2719
※講演前後に長へのインタビュー取材を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
AAR Japan [難民を助ける会]とは…
1979年にインドシナ難民支援を目的に日本で生まれた国際NGOです。多くの方々に支えられ、現在は、17ヵ国で活動しています。シリア難民/国内避難民への支援は、シリア国内、トルコ、ギリシャで実施しています。2016年4月に起きた熊本大地震被災者支援では、発災翌日から炊き出しを開始。緊急支援物資の配付や福祉施設の復興・移転支援を行っています。
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