【新資料】遠藤周作文学の原点にせまる「フランス留学時代の恋人 フランソワーズへの手紙」全文一挙初公開!
「文藝別冊 遠藤周作」に掲載
1953 年1 月、遠藤周作は2 年半にわたるフランス留学を終え、帰国の途についた。
遠藤には7 歳年下の恋人、フランソワーズ・パストルという恋人がいた。ソルボンヌ
で哲学を専攻する、22 歳の女子学生である。フランソワーズは、帰国する遠藤を見送
るため、パリからマルセイユまで同行した。本書は、二人が3 泊4 日の短い旅を終え、
離ればなれになった直後からの、遠藤がフランソワーズに宛てた熱烈な恋文を5 通、
収録した。
これらは単なる恋文ではなく、まさに遠藤文学の原点にせまる大変貴重な新資料である。
東洋と西洋の間で揺れ動き、結核ゆえの死の恐怖と葛藤しながら、「明晰に世界を見つ
める」ことを求めてやまなかった若き日の作家の姿がここにある。
遠藤には7 歳年下の恋人、フランソワーズ・パストルという恋人がいた。ソルボンヌ
で哲学を専攻する、22 歳の女子学生である。フランソワーズは、帰国する遠藤を見送
るため、パリからマルセイユまで同行した。本書は、二人が3 泊4 日の短い旅を終え、
離ればなれになった直後からの、遠藤がフランソワーズに宛てた熱烈な恋文を5 通、
収録した。
これらは単なる恋文ではなく、まさに遠藤文学の原点にせまる大変貴重な新資料である。
東洋と西洋の間で揺れ動き、結核ゆえの死の恐怖と葛藤しながら、「明晰に世界を見つ
める」ことを求めてやまなかった若き日の作家の姿がここにある。
目 次
【増補】
全文一挙初公開
フランス留学時代の恋人
フランソワーズへの手紙
福田耕介=訳
【手紙解説】今井真理
未発表日記 五十五歳からの私的創作ノート 【日記解説】山根道公
インタヴュー 三浦朱門 わが友、遠藤周作を語る
対談 遠藤周作 × 妹尾河童 狐狸と河童の夢舞台
座談会 高橋千劔破 × 宮辺尚 × 高橋一清 × 木下陽子
編集者から見た素顔の遠藤周作
エッセイ/コラム
瀬戸内寂聴 加賀乙彦 河野多惠子 遠山一行
加藤宗哉 校條剛 矢代朝子 小柴昌俊
評論 木崎さと子 高橋千劔破 今井真理
二大グラビア 遠藤周作写真館 ╱ 遠藤周作と劇団「樹座」
遠藤周作著作紹介 遠藤周作年譜
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