【2020年2月意識調査】新型コロナ対策、優先すべきは「感染後の医療体制の構築」・桜を見る会「説明不十分」が約7割
選挙ドットコム株式会社(千代田区:代表取締役:高畑卓)では、2月15日(土)、16日(日)に全国の有権者を対象として、株式会社JX通信社(千代田区 代表取締役:米重克洋)と共同実施した電話調査と、Gunosyリサーチを利用したインターネット調査の意識調査を独自に実施いたしました。それぞれ1,014件、1,000件の有効回答を得ました。調査結果を分析し、最近の有権者の政治意識を探りました。
新型コロナウイルスについて
今後、新型コロナウイルスに対して最も優先すべき対策は何だと思いますかと聞いたところ、電話調査・ネット調査ともに最も多かったのは「感染後の医療体制の構築」を優先すべきという回答でした。
ただし、電話調査とネット調査とで回答の割合には差がありました。電話調査では「感染後の医療体制の構築」が36.5%、次に多かった「簡単に検査できるキットの開発支援」31.3%、その次に「海外からの流入を水際で防ぐ」13.6%でした。
一方ネット調査では「感染後の医療体制の構築」が40.7%、「海外からの流入を水際で防ぐ」21.7%、「簡単に検査できるキットの開発支援」17.0%となり、ネット調査では感染後の医療体制の構築を重視する回答がより多い結果となりました。
また、電話調査とネット調査で「国民への情報発信」の割合に大きな違いはありませんでした(それぞれ12.8%、15.9%)。
桜を見る会について
連日国会で野党が質問している「桜を見る会」について、安倍総理や政府が充分に説明をしていると思いますかと質問したところ、電話調査とネット調査とでは共に約7割の有権者は説明が充分でないと回答していました。(「あまりそう思わない」「全くそう思わない」の合計。電話調査「あまりそう思わない」19.3%、「全くそう思わない」50.6%・ネット調査「あまりそう思わない」29.5%、「全くそう思わない」42.5%)
一方で「とてもそう思う」「ある程度そう思う」の割合は電話調査・ネット調査ともに約2割にとどまりました。(電話調査「とてもそう思う」7.5%、「ある程度そう思う」12.0%・ネット調査「とてもそう思う」3.9%、「あまりそう思わない」10.4%)
選挙ドットコムでは毎月定例でインターネットと電話の両方で意識調査をおこなうことで、これまでの「電話調査だけ」では見抜けなかった有権者の声を集める事ができています。
今後も定例調査を行ってまいります。
■会社概要
選挙ドットコム株式会社
東京都千代田区麹町3-7-9センダビル4F
代表取締役:高畑卓
■調査概要
・電話調査
株式会社JX通信社(千代田区:代表取締役 米重克洋)との共同実施による調査。1014件を取得。電話調査は無作為に電話番号を発生させるRDD方式をオートコールで実施
・インターネット調査
1000件を取得。スマートフォンアプリ(Gunosy)のダウンロードユーザーを対象にしたアンケートツールにより実施
・回答者
全国の18歳以上の有権者
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