4Kの解像度に対応したリアルタイム映像伝送システム「Smart-telecaster Zao-X」販売開始
報道関係各位
2022年4月7日
4Kの解像度に対応したリアルタイム映像伝送システム
「Smart-telecaster Zao-X」を販売開始
株式会社ソリトンシステムズ(代表取締役社長:鎌田信夫、以下ソリトン)は、携帯電話回線を利用して高画質の映像をライブ中継するシステムの新製品、「Smart-telecaster Zao-X」(スマートテレキャスター ザオーエックス、以下Zao-X)を、出荷開始しました。(写真1)
Zao-Xは、2017年リリースの「Smart-telecaster Zao-S」の後継機にあたり、H.265 / HEVCコーデックによる高い映像品質を受け継ぎつつ、最大対応解像度を4K(3,840×2,160)/60fpsに拡大したものです。
独自の圧縮伝送技術である「RASCOW*」を「RASCOW2」へと進化させ、映像伝送最大の課題だった遅延の問題も解消、超短遅延の映像伝送を可能にしています。
Zao-XとRASCOW2は、映像・音声だけではなく、制御信号を重畳させ伝送することが可能になっています。超短遅延映像伝送と制御信号の重畳、これにより昨今注目されている「遠隔操縦」への活用も一段と期待されます。
*Realtime Auto Speed Control based On Waterway-model
写真1:Smart-telecaster Zao-X
複数本の回線を適切にロードバランシング、途切れない映像伝送を確立するマルチリンク機能は「Smart-telecaster」シリーズ最大の特徴でZao-Xにも搭載。最大4つの4G / LTE回線SIMを挿すだけでマルチリンク環境を構築できるZao-X専用のMLUを同梱しています。高速・高信頼な次世代通信規格5Gにも対応しており、MEC*などを利用することで、さらなる短遅延を実現可能です。
* Multi-access Edge Computing
写真2:遠隔ソリューションキット構成例
ソリトンシステムズの「Smart-telecaster」シリーズは、公衆モバイル回線を使用して高品質な映像をリアルタイムで伝送するソリューションです。暗号化、接続認証などのセキュリティ機能も備え、放送メディアから警察、消防などの公共機関まで、広く採用され、国内、海外で、災害現場やスポーツイベントなどの報道等で利用されています。
【株式会社ソリトンシステムズについて】
設立以来、ソリトンシステムズは IT・エレクトロニクス業界にあって、常に新しい技術トレンドを見据え、いくつもの「日本で初めて」を実現してきました。近年は、認証を中心とした IT セキュリティからサイバー対策製品まで、また、携帯電話回線4G、5Gや Wi-Fi を利用したハイビジョン・レベルの映像伝送システム、リモートドライブなどに取り組んでいます。国産メーカーとして、オリジナルの「もの創り」、「独創」にこだわった製品とサービスを提供しています。
設立:1979年、売上173億円(2021年12月期・連結)、東証 プライム
HP:https://www.soliton.co.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/soliton.s/
Twitter::https://twitter.com/soliton_jp
【Zao-X製品紹介ページ】
https://www.soliton.co.jp/lp/zao-x_h/
【このサービスに関する問合せ先について】
株式会社ソリトンシステムズ 映像コミュニケーション事業部
Tel: 03-5360-3860 stc-sales@list.soliton.co.jp
【このリリースに関するマスコミからの問合せ先】
株式会社ソリトンシステムズ 広報
Tel: 03-5360-3814 press@soliton.co.jp
すべての画像