Flatt Securityが2億円を資金調達。開発とセキュリティの分断を解消する「B2Dセキュリティ」を軸に海外を含めた多面展開を加速
主に国内で展開している既存サービスのさらなる成長と調達資金による海外市場向けサービスの立ち上げを両輪で加速。「B2Dセキュリティ」の提供により「開発とセキュリティの分断の解消」の実現を目指す
サイバーセキュリティ事業を展開する株式会社Flatt Security(本社:東京都文京区、代表取締役社長:井手康貴)は、B Dash Ventures株式会社、フィンテック グローバル株式会社等から約2億円の資金調達を実施しました。
株式会社Flatt Security
https://flatt.tech
株式会社Flatt Security
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■本リリースのサマリー
- B Dash Ventures株式会社、フィンテック グローバル株式会社等を引受先とする第三者割当増資よって、約2億円の資金調達を実施(一部借入を含む)
- 前回実施した資金調達以降、約2年間で2つの収益性の高い事業「セキュリティ診断」「KENRO」を立ち上げ
- 既存事業の収益と今回の調達資金をもとに、海外市場を念頭に置いたプロダクト立ち上げを加速
- 国内市場と海外市場を対象に「B2Dセキュリティ」を提供し「開発とセキュリティの分断」が解消された世界を目指していく
■株式会社Flatt Securityとは
株式会社Flatt Securityは代表の井手が東京大学に在籍中の2017年5月に設立され、当初はライブ配信によるコミュニケーションを軸としたECサービスを展開し、2019年に事業譲渡しました。以降サイバーセキュリティ事業を展開。「セキュリティの力で信頼をつなげ、クリエイティブな世界を実現する」をミッションに、お客様のシステムに情報漏洩やデータ改竄につながる脆弱性がないか調査する「セキュリティ診断」とWebエンジニアのためのセキュアコーディング学習プラットフォーム「KENRO」を提供しています。
- 「セキュリティ診断」公式ページ https://flatt.tech/assessment/detail
- 「KENRO」公式ページ https://flatt.tech/kenro
また、インターネット上で利用可能な様々なソフトウェア、ハードウェアの脆弱性を調査する「脆弱性リサーチプロジェクト」を実施したり、株式会社小学館発行の『ビッグコミックスペリオール』で連載中の漫画『トリリオンゲーム』(原作:稲垣理一郎、作画:池上遼一)の技術監修を担当したり、その技術力を社会に還元する取り組みも実施しています。
- 「脆弱性リサーチプロジェクト」実績一覧ページ https://flatt.tech/cve
■資金調達の背景と目的
2019年5月、約2.2億円の資金調達を実施し国内でのセキュリティ事業の立ち上げを推し進めてきました。結果、「セキュリティ診断」サービスは2019年度から2020年度で売り上げが+500%以上成長するなど順調な成長を見せ、2021年4月には「KENRO」の正式版もリリース。リリース以前のβ版期間から多くの引き合いをいただき、既にセキュリティ診断に次ぐ収益の柱として立ち上がりを見せています。
一方、これら2つのサービスを展開する中でWebサービスの開発現場における新たな課題を発見し、その課題は世界でもまだ解決されていないものでした。そこで、Flatt Securityの持つ高度な技術力をもってこの課題を解決し、日本発でグローバルで評価されるセキュリティプロダクトを開発することとしました。(後述の「Shisho(シショー)」をご参照ください。)
この開発において既存サービスの収益だけでは出せないスピードを実現するため、今回新たに2億円の資金を調達しました。全社的な方針や海外市場への挑戦に至る経緯や想いを代表取締役社長・井手康貴によるブログで紹介していますのでぜひご覧ください。
代表取締役社長・井手によるブログ https://flattsecurity.hatenablog.com/entry/2110_ceo_message
■資金調達の概要
調達金額:総額 約2億円(累計 約4.5億円)
調達方法:第三者割当増資と借り入れ
第三者割当増資引受先(順不同):
- B Dash Ventures株式会社
- フィンテック グローバル株式会社
- 事業会社1社
■「開発とセキュリティの分断の解消」の実現のため「B2Dセキュリティ」を提供
今後世界のビジネスにおいて主役となるのは(主にWebサービスとして)ソフトウェアを開発する開発者(Developer)及びそのような開発者を束ね開発組織を抱える企業であると思われます。しかし、多くの企業において「開発」と「セキュリティ」の間には大きな分断が存在しています。外部機関によって提供される「セキュリティ診断」のようなサービスであれ、組織の中で使用されるセキュリティツールであれ、モダンな開発体制に最適化された形で提供されていないのです。
Flatt Securityはそのような分断を解消するべく「B2Dセキュリティ」をコンセプトにサービスを提供しています。これは単に Business to Developer というビジネスモデルだけを意味するのではなく、「開発者に寄り添ったセキュリティ」を提供するという意思が込められています。
本リリースに合わせ、「セキュリティ診断」と「KENRO」を提供するプロフェッショナルサービス事業部が提供している価値・目指す理想像を事業部長・宮下によるブログで公開しました。
プロフェッショナルサービス事業部長・宮下によるブログ
https://flattsecurity.hatenablog.com/entry/2110_professional_service_vision
また、プロダクト事業はグローバルで「組織内のプロダクト開発・運用業務とセキュリティ業務との分断の解消」を実現すべく既に「Shisho」というプロダクトを公開済みです。技術的な核となる脆弱性の検知・修正エンジンをOSSとして公開しており、製品のβ版もSaaSとして10月6日より提供を開始しております。
「Shisho」公式ページ
https://shisho.dev
「Shisho」開発に至る経緯や技術的なアプローチの詳細に関してCTO・米内によるブログで公開しています。
CTO・米内によるブログ
https://flattsecurity.hatenablog.com/entry/2110_product_vision
■全職種対象の会社説明会を実施
2021年10月28日(木)19時より、会社説明会を実施します。
CEOの井手、取締役の上野、CTOの米内、プロフェッショナルサービス事業部長・宮下がFlatt Securityの目指すビジョンや具体的な事業の取り組み、業務内容についてざっくばらんにお話しします。エンジニア職、ビジネス職を問わずお気軽にご参加ください。
- 詳細とお申し込みはこちら:https://forms.gle/ip5BNeZbAtaZ1K3b9
◼︎会社情報
社名:株式会社Flatt Security
代表取締役社長:井手康貴
所在地:〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目43−16 コア本郷ビル 2A
設立:2017年5月23日
各サービスの詳細・お問い合わせは以下のURLよりアクセス可能です。
- セキュリティ診断:https://flatt.tech/assessment/detail
- KENRO:https://flatt.tech/kenro
- Shisho:https://shisho.dev
ブログ:https://blog.flatt.tech
事業内容:サイバーセキュリティ関連サービス
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