インドの高級スマートフォン潜在購買層、12か月以内の買い替えを検討する層が大半を占める
インドでは防塵・防水機能が高級スマートフォンに最も求められる
カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)が、インドで実施したIndia Premium Smartphone Consumer Surveyアンケート回答者の半数以上が、今後12か月の間に高級機種を購入したいと回答し、また、アンケートの結果から、高級機種の潜在購買層(20,000インドルピー(約280米ドル相当)以上のスマートフォンを現在使用しているユーザー)の買い替えサイクルは約25か月であることも判明した、という調査内容を含む最新調査を発表致しました。
この結果について、カウンターポイント社シニアアナリストPavel Naiya氏は以下のように述べています。
「インド市場は健全な成長をみせており、高級機種ではSamsungとOnePlusが熾烈な競争をしている。我々の調査では、Samsungユーザーの方が平均よりやや早いサイクルで買い替えをし、逆にOnePlusユーザーは同じ機種を使い続ける期間がやや長い。ほぼ10人に6人のSamsungユーザーが次の1年以内での買い替えに興味を示しており、10人に4人のOnePlusユーザーは1年後の買い替えを検討している。」
インドではAppleが高級機セグメントで苦しみながらも勢いをつけようとする一方、中国のOPPO、 Huawei、Vivoが、このセグメントに割り込もうとしている状況です。
カウンターポイント社は、消費者が特定のメーカーや販売チャネルを選ぶ理由や、高級機を将来購入する際の意向、そして、消費傾向についてよりよく理解するために本調査を実施しました。調査の対象は、中級機のミドルハイ価格帯と高級機(20,000インドルピー(約280米ドル相当)以上)のAndroidスマートフォンのユーザーとし、インドの大都市に住む800名から回答を得ました。
図1: 現在使用しているメーカー別・買い替え時期の割合
アンケートの結果、ほぼ半分の回答者が40,000インドルピー(約580米ドル)かそれ以上を、次に購入したい機種に支払う意向であることも判明しました。さらに、5人に1人は、60,000インドルピー(約870米ドル)以上を、また回答者の8%が、80,000インドルピー(約1,150米ドル)以上を、それぞれ次に購入した機種に支払ってもよいと考えていることも分かりました。
機能に関しては、次のスマートフォンでは防塵防水機能が欲しいと大多数が回答しており、10人に6人が必須機能であると考えている為、お金を払ってもよいと回答しています。ユーザーが求める機能についてカウンターポイント社のアソシエイトディレクターTarun Pathak氏は以下のようにコメントしています。
「ディスプレイ画面内での指紋認証、顔認証、デュアルあるいはさらに多くのカメラ、そして、AIは主要機能で10人に4人はこういった機能は将来の高級機に必須と考えていた。長寿命のバッテリー、高速充電、大容量メモリ、新しいデザイン、複数カメラも購入の決定に関わる重要項目である。一方で、パンチホールディスプレイや折り畳みディスプレイは、インドでは購入に影響を及ぼすほどの機能ではないと言える。」
図2: インドのユーザーがお金を払ってもよいと考える機能
【カウンターポイント社概要】
Counterpoint Technology Market ResearchはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/
「インド市場は健全な成長をみせており、高級機種ではSamsungとOnePlusが熾烈な競争をしている。我々の調査では、Samsungユーザーの方が平均よりやや早いサイクルで買い替えをし、逆にOnePlusユーザーは同じ機種を使い続ける期間がやや長い。ほぼ10人に6人のSamsungユーザーが次の1年以内での買い替えに興味を示しており、10人に4人のOnePlusユーザーは1年後の買い替えを検討している。」
インドではAppleが高級機セグメントで苦しみながらも勢いをつけようとする一方、中国のOPPO、 Huawei、Vivoが、このセグメントに割り込もうとしている状況です。
カウンターポイント社は、消費者が特定のメーカーや販売チャネルを選ぶ理由や、高級機を将来購入する際の意向、そして、消費傾向についてよりよく理解するために本調査を実施しました。調査の対象は、中級機のミドルハイ価格帯と高級機(20,000インドルピー(約280米ドル相当)以上)のAndroidスマートフォンのユーザーとし、インドの大都市に住む800名から回答を得ました。
図1: 現在使用しているメーカー別・買い替え時期の割合
出典: Counterpoint Consumer Lens
アンケートの結果、ほぼ半分の回答者が40,000インドルピー(約580米ドル)かそれ以上を、次に購入したい機種に支払う意向であることも判明しました。さらに、5人に1人は、60,000インドルピー(約870米ドル)以上を、また回答者の8%が、80,000インドルピー(約1,150米ドル)以上を、それぞれ次に購入した機種に支払ってもよいと考えていることも分かりました。
機能に関しては、次のスマートフォンでは防塵防水機能が欲しいと大多数が回答しており、10人に6人が必須機能であると考えている為、お金を払ってもよいと回答しています。ユーザーが求める機能についてカウンターポイント社のアソシエイトディレクターTarun Pathak氏は以下のようにコメントしています。
「ディスプレイ画面内での指紋認証、顔認証、デュアルあるいはさらに多くのカメラ、そして、AIは主要機能で10人に4人はこういった機能は将来の高級機に必須と考えていた。長寿命のバッテリー、高速充電、大容量メモリ、新しいデザイン、複数カメラも購入の決定に関わる重要項目である。一方で、パンチホールディスプレイや折り畳みディスプレイは、インドでは購入に影響を及ぼすほどの機能ではないと言える。」
図2: インドのユーザーがお金を払ってもよいと考える機能
出典:Counterpoint Consumer Lens
【カウンターポイント社概要】
Counterpoint Technology Market ResearchはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/
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