センスウェイの安全管理ソリューション「ワーカーコネクト」にマップ表示機能が追加
~緊急時における作業員の迅速な発見をサポート~
ワーカーコネクトについて
ワーカーコネクトは、作業員の健康管理や安全確保を支援するクラウド型の安全管理ソリューションです。作業員のバイタルデータ、位置情報、転倒状況などをLoRaWAN®/LTE-M※1対応のバイタルセンサーでセンシングし、作業場所の把握や健康状態の可視化と異常時のアラート通知によって、熱中症の予防や転倒事故の検知を行います。
新たに「マップ表示機能」を追加
今回のアップデートでは、ご要望の多かったマップ表示機能を追加しました。
屋内ではビーコンを用いて、屋外ではGPSを利用して作業員の位置情報を捕捉します。これにより、管理者は遠隔地においても作業員の位置情報が一目で把握できるようになります。
①ビーコンマップ表示機能
作業現場内に設置されたビーコンを元に、ビーコンの周囲にいる作業員をマップ上に表示します。管理者はアプリケーションを通じて、作業員の位置やアラート状況を確認することができます。マップ上でのビーコンの設置位置や検知範囲の表示は自由にカスタマイズ可能です。
②GPS全体マッピング表示機能
直近1時間以内にGPSを捕捉した作業員をマップ上に表示します。作業員情報はグループ単位で一括表示をすることができます。
マップ上のアイコンは作業員の健康状態によって色が変化します。異常なしの場合は緑で、アラート状態にあるときは赤で表示されるため、管理者はどの場所にいる作業員にアラートが生じているのかが一目で把握できます。
熱中症や転倒といった緊急時においては、作業員の正確な位置を把握することが重要です。アプリケーション内のマップ上で作業員の位置情報を確認することで、これらの不測の事態に迅速に対応し、作業現場の安全性を高めます。ワーカーコネクトは、屋内・屋外を問わず位置情報を捉えることができるため、工場や建設現場、物流など幅広い業種で活用が可能です。
※1 LoRaWAN®…低消費電力での長距離通信ができる無線通信技術LPWA(Low Power Wide Area)の一種で、「LoRa Alliance」が定めた「無線ネットワーク規格」の名称です。IoT向けの通信規格で、世界的に広く利用されています。
LTE-M…3GPPが規定するLPWA(Low Power Wide Area)の一種で、LTEの一部周波数帯域のみを利用すること等で省電力化を実現するIoT向けの通信規格です。
アプリケーション機能詳細
複数のバイタルセンサーデータを一元管理できます。
・マップ表示(センサーのGPS情報から位置情報を表示)
・アラート機能(転倒検知、皮膚温度、心拍数、SOS、通信エラー)
・作業員、センサー情報管理(作業員情報などの設定・管理)
・データダウンロード(CSV形式での出力)
追加オプション
別途有料の追加オプションをご用意しております。
・SMS・音声通知(アラートの際に直接管理者の携帯電話へ通知)
・ビーコン表示(ビーコンを使った屋内の位置情報表示)
提供開始日
2024年5月8日(水)
▼ワーカーコネクト
サービスサイト:https://www.senseway.net/wc/
▼センスウェイ株式会社
センスウェイは長距離通信を低消費電力で行えるIoTに最適な無線通信規格であるLPWA(Low Power Wide Area)のLoRaWAN®を使ったIoTプラットフォームを提供しています。IoT技術によるデータ活用により、建設業向けソリューションや企業のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。センスウェイの持つLoRaWAN®の技術力をもとに、IoT通信プラットフォームサービス「SenseWay Mission Connect」や安全管理(熱中症対策や転倒検知)ソリューション「ワーカーコネクト」などを提供しています。
LoRaWAN®は Semtech Corporation. の商標または登録商標です。
【導入に関するお問い合わせ先】
センスウェイ株式会社
担当:永山・江口・入江
すべての画像