Scalar DB、SQLインターフェースを実装した新しいバージョン3.6をリリース

株式会社Scalar（本社：東京都新宿区、代表取締役CEO兼COO：深津航、代表取締役CEO兼CTO：山田浩之）は、汎用的なトランザクションマネージャであるScalar DBにおける新しいバージョン3.6を公開しました。Scalar DB 3.6では、利便性と開発効率性の大幅な向上を目指し、SQLライクなインターフェースを実装しました。Scalarは、当該機能の提供を通じて、Scalar DBアプリケーションの開発における開発者の負担を大幅に軽減させることを目指します。

Scalarは、多様なデータベース上で稼働するトランザクション管理機構としてScalar DBを開発してきており、これまでは、CRUDインターフェースとGraphQLインターフェースのみを提供して参りましたが、この度新たに、SQLライクな宣言的なインターフェースを実装し、バージョン3.6としてリリース致しました。
当該SQLインタフェースを用いることにより、多様なデータベースに対する統一的なトランザクション管理に加えて、バージョン3.2において追加されたマイクロサービス向けのトランザクション管理も行うことが可能です。

また、当該SQLインターフェースを用いたJDBCドライバも合わせて提供しているため、JDBCドライバを用いることにより他のJDBC対応データベースと同様の操作感でScalar DBを操作することが可能となりました。加えて、バージョン3.6においては、後方互換性を維持したAPIの大幅な改善が実施されたため、さらに使い易いライブラリになりました。

今後は、Scalar DBのさらなる利用を促進すべく、開発・運用のさらなる容易化を目指した機能拡充、高速化、分析基盤への接続アダプタの開発等を行う予定です。

Scalar DBとは
Scalar DBは、汎用的なトランザクションマネージャおよびトランザクションインターフェースです。コア機能はApache License 2.0の元で公開されており、その他のオプション機能は、Commercial Licenseの元で提供されています。
https://github.com/scalar-labs/scalardb
https://scalar-labs.github.io/scalardb-sql/ 
（SQLインターフェースのご利用にはCommercialライセンスが必要です）