The Chain Museumは、三井不動産グループの“次世代型”新ホテルブランド「sequence MIYASHITA PARK」に小さくてユニークなミュージアムを常設展示。
- 概要
“やさしいつながり”をコンセプトにした次世代型ホテル「sequence」
三井不動産の新ホテルブランド「sequence」が、2020年8月1日(土)、東京・渋谷に開業。
ライフスタイルや価値観の多様化が進む中、社会的潮流やトレンドに興味を持ち、自身のスタイルへ積極的 に取り入れる人々が国内外・世代を問わず増えています。こうした多様化する人々のニーズ に応える“ 新しいカタチのホテル”を目指し、様々なクリエーターとタッグを組み、それぞれの強みやノウハウを活かすことで、新ホテルブランド『sequence』の構想に至りました。
公園で過ごすとき、人は寛容な気持ちになります。 リラックスし、解放されて、人ともっとコミュニケーションをとりたくなる。
この気持ちや考え方を、私たちは【PARK MIND】と呼びます。
【PARK MIND】からはじまる無数の体験が、人と人、人と街、ひいては文化をつくっていく。
訪れたゲストが忙しさから解放され、寛容な気持ちになれる、 そんな心地よい空間と時間を渋谷「MIYASHITA PARK」から発信していきます。
今回、The Chain Museumは「sequence MIYASHITA PARK」のコンセプトをもとに、
4階エントランスフロアと、全ての客室のアート作品を企画・キュレーション・ディレクションし、小さくてユニークなミュージアムをつくりあげました。
- ミュージアムコンセプト
日常の、ふとした場所にアートを潜ませていく、
アーティストとともにつくりあげる小さくてユニークなミュージアムです。
ここ渋谷「sequence MIYASHITA PARK」にも
小さなミュージアムが生まれました。
「台座の上に乗せたものは、すべてがアートになるか?」をテーマに
ホテルのエントランス・宿泊部屋ひとつひとつに、ペデスタル(台座)を設置。
ホテルに突如パブリックなものが現れたり、渋谷の街のモノの記憶が部屋にちりばめられたり…
「これはアートなのか?」という問いから、価値とは何か、
世界と物と人の関係とは何かということまで多様な価値観や関係性について考える、
アートを媒介に世界と人を「やさしくつなぐ」きっかけを探してみてください。
- ENTRANCE ART
渋谷区立宮下公園からシームレスにつながる、ホテル4階のエントランスフロアはパブリックとプライベートが交差する場所。屋根のついた公園として誰をも迎え入れるオープンな空間には、若手作家 田村 琢郎のカーブミラーのアート作品『Loves』を展示。普段道路などのパブリックにあるカーブミラーが、プライベートなホテルの空間へとつないでいきます。
エントランス左側の壁面ミュージアムには、書家 ハシグチ リンタロウの『発酵発電所(zymoticelectro plants)』の作品を展示。
伝統的な毛筆ではなく、タオルで書く書は、エネルギッシュで大胆な筆致や紙面サイズが特徴的。ロックの音に着想を得て、アルファベットやギザギザとした音の波形のような作品を制作。
「日常から生まれた、日常を生きるためのエネルギー」を作品にしており、日常のエネルギーをアート作品へ「つなげる」。エゴが飼いならされた現代において、突き刺さるような圧倒的な自我。説明のいらない久々の存在。
ホテルのエントランスフロア奥には、ボーダーレス・ジェンダーレスの人が集まる渋谷という街の多様性を、注目の新進気鋭な若手作家 東 慎也の『Humans』で表現しています。
おおらかな色づかいと包みこまれるような包容力。それなのに、どこか人間の滑稽な部分を批評的に描いた愉しい作品で、訪れたゲストが忙しさから解放され、寛容な気持ちになれるようやさしく迎え入れます。
- ROOM ART
宿泊部屋、ひとつひとつに、ユニークなアートを設置。
世界で一番ちいさなミュージアム。
「感性にあふれた、東京の部屋」をテーマに、家具や備品に本物の質を求めた、シンプルで豊かな空間。大きな窓から見える東京の借景と繋がりながらも、自分だけの時間を楽しむ高揚感と安らぎを味わうことができます。
アーティスト 牛島 光太郎が旅人のように渋谷の土地を巡り、 渋谷で拾得した様々な「モノ」に「言葉」を組み合わせて作品を制作。例えば、 ボタンや、耳のとれた馬のおもちゃ、キーホルダーやカップなど、その「モノ」にまつわるエピソードを添える。渋谷の街の記憶と物語がホテルの宿泊部屋ひとつひとつに集積されている。
「大変な問題が起きているにも関わらず、皆が見て見ぬ振りをしている状況」という意味の慣用句、"Elephant in the room"から着想を得て、アスファルトの上にアスファルトで覆われ同化したゴミから植物が生えている彫刻作品を制作しました。
目の前にあるゴミ、ありとあらゆる廃棄物。
物事を見て見ぬ振りをしているとそれらは風景になり、当たり前となってゆく問題の現状を示しました。
- SUITE ROOM ART
渋谷の街を一望できる最上階の 17 階に位置する「Suite」は、94 ㎡を超える広さ、選びぬかれたインテリア、調和し落ち着いた色彩など、感性を刺激しながら安らぎを感じるひとときをお過ごしいただけます。
「見えないものへ」の愛を綴ろうじゃないか。世の中、建設と崩壊でできているもの。だったら、これから先建てていくしかない。負のものにも、僕らの瞳に映らないものにも、どこかしら愛は存在する。見つめていったら、きっと、何か魅力が見つかるから。
ArtStickerで作品に込めた思いや物語、他の人の感想をのぞいてみませんか。
https://artsticker.app/share/events/detail/173
- 『sequence MIYASHITA PARK』について
本ホテルは、リニューアルされた『MIYASHITA PARK』の北街区に誕生します。渋谷駅周辺・原宿・青山・表参道エリア、新国立代々木競技場(代々木公園)をつなぐ結節点に位置しており、ショッピング・街歩き・グルメ・ナイトエンタテインメントが充実した、最新のトレンド・カルチャーを享受できる、国内外から注目度の高い人気のエリアです。
公園・商業施設・宿泊施設が一体となった新しい「ミクストユース型」プロジェクト
『sequence』ブランドのフラッグシップ的存在の本ホテルは、再開発の進む渋谷駅周辺において、公園・商業施設・ホテルが一体となった新しいミクストユース型プロジェクトとして誕生します。多種多様な人々をやさしく受け入れ、誰もがリラックスして自由に過ごせる開放的な「MIYASHITA PARK」。その公園の心地よい雰囲気がそのままホテル内に広がります。訪れたゲストが忙しさから解放され、寛容な気持ちになれる、快適な空間と時間をお過ごしいただけます。
- The Chain Museum(ザ・チェーン・ミュージアム)について
風車の突端、無人島やオフィス、美術館の裏道など、 日常の、ふとした場所にアートを潜ませていきます。それはアーティストとともにつくりあげる 小さくてユニークなミュージアムです。
また、場所や施設ごとに最適なアーティストのキュレーションやコンサルティングもしてまいります。コンサルティング事業のご依頼は下記までお問い合わせください。
→toi@t-c-m.art
The Chain Museumは、商業施設 ニュウマン横浜の1F・2F壁面に小さくてユニークなミュージアムを企画・キュレーション・ディレクション
場所: JR横浜駅西口 商業施設「ニュウマン横浜」
協力: ニュウマン横浜
The Chain Museumと自然電力株式会社が共同で取り組む唐津アートプロジェクト「雑草」
須田 悦弘「風車の上の雑草」
2018
場所: 唐津市湊風力発電所 協力: 自然電力
- ArtSticker(アートスティッカー)について (https://artsticker.app/r/dl)
- 「ArtSticker」でできること
国内外、様々なジャンルの作品と出会えて、
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※スティッカーのお金は、アーティストの作品写真をアプリ上で利用する対価、ArtStickerを運営するThe Chain Museumの手数料、作品にかかわるプロジェクト主催者等への寄附の合計額です。
手数料は、ArtStickerの活動費として、様々なアーティストとの共同プロジェクトに役立てられます。また、作品によっては、プロジェクト主催者等への寄附を含まないものもあります。
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- 株式会社The Chain Museumについて
所在地 :東京都目黒区中目黒一丁目10番23号
代表者 :代表取締役社長 遠山 正道
HP :https://t-c-m.art/
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