"わたしらしい"に出会う産育休者向けWebサイト「育休ガイド IKUMICHI」リリース

〜増員決定！3/24産育休者向けリリース記念イベント開催〜

「育休コミュニティMIRAIS（ミライズ）（以下MIRAIS）」は、3月19日を「産育休（サンイクキュー）を応援する日」として提唱し、2021年3月19日(金)に産育休者（以下、育休者）向けのWebサイト「育休ガイド IKUMICHl 〜"わたしらしい"に出会う育休の歩き方〜(以下IKUMICHI)」をリリースします。また、リリースを記念して、育休ガイドIKUMICHIが応援するフルキャリ*1向けの無料オンラインイベントを2021年3月24日(水）に開催します。

 

 

　現状、出産というライフステージの変化に伴い、今後のキャリアについて悩みがある人は9割以上*2に上ります。また、育休中にしておけば良かったこととして、「キャリアの棚卸し、今後のキャリアを考えること」を挙げる人は約6割*2います。一方で約8割​の女性が「育休中の経験を今後仕事に活かせる」と考えています。*3
　私たちは育休を今後の働き方・生き方に活かせる新たな視点や選択肢を得ることができる期間とし、わたしらしい復職に向けて、自分自身と向き合う事が重要と考えました。

　育休ガイド IKUMICHIでは、「育児」ではなく「育休を過ごす当事者」にフォーカスし、自己理解の進め方や、育休の過ごし方、復職への不安の対処方法などを育休者の経験談を交えて紹介しています。
　
◆育休ガイド IKUMICHIとは
　育休ガイド IKUMICHIは子育て情報ではない、自分自身のキャリア*4や育休の過ごし方、復職前に備えることについて知り考えることができる、育休という航海に寄り添うガイドです。
自己理解の進め方や育休の過ごし方、復職への不安の対処方法などを育休者の経験談も踏まえ紹介しています。
　私たちは本サイトを育児や家事だけではなく、仕事も諦めたくない！という考えをお持ちの方（フルキャリ*1）にぜひ読んでいただきたいと思っています。
​

サイトTOPページ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
◆プロジェクト背景にある想い
「育休を過ごす当事者」「育休者のキャリア*4視点」にフォーカスしたコンテンツを作りたい
ーこの先の自分のキャリア*4への不安。
ー育休中に何も変わらないことへの焦り。
ー復職に向けた漠然とした不安。

「育児」や「子育て」に関することではなく、「育休者のキャリア*4の視点」からどのように過ごすかが書かれているガイドは探しても見つからない。そんなガイドがあったら、育休は不安を抱く時間でなく、キャリア*4においてもっと重要なプロセスとして過ごせる人が増えるのではないか。

　そんな想いから、IKUMICHI作成プロジェクトがスタートしました。

　この想いに賛同し、全国からオンラインで熱い想いを持つMIRAISのメンバー20人が集結。最終的にはコンテンツ内容のアンケートや取材、プロジェクトのメンバーとして協力してくださる育休者・育休経験者など総勢約180人もの人がIKUMICHIに関わり、皆で作り上げました。


◆育休ガイド IKUMICHI 制作者メッセージ
　育休には、わたしたちそれぞれが歩く道があります。
　道が見えないから不安で、道がたくさんあるから迷う。
　“わたし”が一番行きたい道、“わたしらしい”道ってどの道なんだろう。
　そんな戸惑いに対面する育休者に寄り添い、
　“わたしらしい”自分と出会い、“わたしらしい”育休の道を歩めるよう応援していきたい、
　そして、育休を"今後の自分を創っていく可能性に満ちた期間”と感じてほしい。

　そして、その道の先を見据えて歩むだけでなく、その道を歩く途中に見える景色も味わってもらいたい。そんな気持ちで育休ガイドIKUMICHIを作りました。


◆プロジェクト概要
《サイト名》
育休ガイド IKUMICHl
〜“わたしらしい”に出会う育休の歩き方〜

《リリース日》
2021年3月19日(金)

《URL》
https://ikukyuguide.wixsite.com/ikukyuguide-ikumichi

《サイト構成》
１章：“私”を知る、育む
２章：復職後の働き方を考える
３章：私をととのえる、軽やかにする
４章：先輩育休者の育休の過ごし方


◆3/24(水)育休ガイド IKUMICHl リリース記念イベント〜増員決定〜
　育休ガイド IKUMICHl サイトリリースを記念し、子育ても仕事も頑張るフルキャリ*1を応援したい！という思いから、株式会社野村総合研究所の武田佳奈さんとNPO法人マドレボニータ長野奈美さんをゲストにお招きし、「フルキャリ*1応援“わたしらしい”復職に向け、育休中にできること」を開催します。
　イベントを通して、自身を知り、整える事で、また踏み出せるきっかけになればと考えております。
 

＜開催概要＞
イベント名：　～子育ても仕事も頑張りたいフルキャリ*1応援イベント～
『“わたしらしい”復職に向け、育休中にできること』
　日　程　：　2021年3月24日(水)13:00～14:30
　会　場　：　オンライン(Zoom)
　対　象　：　育休中の方、育休取得予定の方、子育て中の方
その他本イベントにご興味をお持ちの方
　参加費　：　無料
　定　員　：　150名（先着）満員御礼のため、増員決定
　申　込　：　https://ikukyuguide-ikumichi.peatix.com/
＊チケット販売サイト「Peatix」にて事前にお申込みを完了させてください。
＊お子様同伴可、イベント中、授乳やおむつ替えなどのお世話をしていただいてOK です。

 

＜当日プログラム概要＞
１）野村総合研究所 武田佳奈氏講話「フルキャリ*1女性の育休とキャリア」
２）武田氏と現役育休者のパネルディスカッション「育休中“わたしらしい”に出会った先輩育休者はどう過ごした！？」
３）NPO法人マドレボニータ長野奈美氏「２分ですっきり！肩こりのセルフケア」


◆発起人　山崎　奈央（やまざき　なお）　

「育休ガイド IKUMICHI」の発起人。
大学卒業後、人材業界にて勤務。現在は、人事コンサルタントとして勤務する傍ら、キャリアコーチもするパラレルワーカー。第一子を出産した2020年にMIRAISの4期・5期に在籍。自身が育休中に復職やキャリアへの不安を感じた経験があり、育休を不安な時間として過ごすのではなく、キャリア*4を形成する上で重要なプロセスとして前向きに過ごす人を増やしたいという想いから、「育休ガイドプロジェクト」を立ち上げ。
 

 

 ◆育休コミュニティMIRAIS（ミライズ）とは

団体名　： 育休コミュニティ「MIRAIS」
代表者　： 栗林　真由美
発　足　： 2018年8月
URL 　 ：https://ikukyu-community.amebaownd.com/
　「なんとなく育休をなくしたい」をミッションに、全国各地及び海外からの参加者も在籍。それぞれがキャリア、子育て、自身の成長などジャンルを問わず育休中のテーマを設定し、未来にこう在りたい自分の姿をかたちにするために活動。
メンバー主催のキャリアや子育てなどの考察を深める読書会、外部講師を迎えての勉強会やオンライン交流会など、育休を自己実現の積極的な機会とするためのコミュニティ。その活動はこれまでの育休の概念を変える新しい形として、設立２年目にして日本経済新聞、日本テレビ「news every.」、CHANTO等のメディアに取り上げられ反響を呼んでいます。


【参照元】
*1：出産や子育てにも前向きでありながら、自身のキャリア形成にも前向きな層。
武田 佳奈『フルキャリマネジメント:子育てしながら働く部下を持つマネジャーの心得』(東洋経済新報社 ,2019,P3)
*2出典：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000032057.html
*3出典：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000047003.html
*4：IKUMICHIでの「キャリア」の定義
・仕事・育児・家庭・地域など多様なフィールドで実現していく自分の生き方。
・自分の生涯で経験する様々なプロセスそのもの。
・育休期間もキャリアの重要なプロセスの一つ。