空港間リソースシェアによるアバターロボット実証を開始
-オペレーターが新千歳空港と旭川空港のアバターロボット「newme」を活用した案内業務-

ANAホールディングス発のスタートアップであるavatarin株式会社(代表取締役CEO:深堀 昂、以下:avatarin(株))は、2023年に採択された国土交通省特定新技術補助金「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金事業)」※1のもと、北海道エアポート株式会社と株式会社えんれいしゃの協力を得て、8月27日より新千歳空港と旭川空港において、アバターロボット「newme」を活用した空港案内業務の実証実験を開始します。
本実証では、3名のオペレーターが東京・日本橋オフィスから、新千歳空港と旭川空港に設置されたアバターロボット「newme」7台を遠隔で切り替えながら操作し、施設案内や2次交通、周辺観光の案内を日本語・英語・中国語で提供する遠隔案内業務を実施します。
また、神田外語学院のインターンシップの一環として学生による案内業務も実施※2します。最新の技術を活用した働き方を体験することで、語学力とビジネススキルを融合させた新たなキャリアの可能性を学生に提供します。
◆実証概要
日程:
8月27日 ~ 9月26日(土日祝は含まず)
運用時間:
10:00 ~ 17:00
アバター設置場所:
新千歳空港 国際線到着口周辺および連絡施設2階(北海道千歳市)
旭川空港 1階 国内線到着ロビー、国際線到着ロビー(北海道東神楽町)
アバター操作場所:
avatarin(株)オフィス(東京都中央区)
実施内容:
一拠点から複数空港のアバターロボットを遠隔操作し、アバターロボットを通じてお客さまに声をかけ、空港施設や2次交通、周辺観光に関してご案内可能か検証
案内内容:
空港施設の案内、2次交通・周辺観光の情報提供
◆実証のポイント
・空港業務の省人化・効率化
アバターロボット「newme」を用いて、地理的に離れた複数空港の業務を一拠点から実施することで、人材不足への対応と業務効率化を目指します。
・多言語・遠隔案内によるサービス向上
日本語・英語・中国語に対応し、訪日外国人旅行者への案内品質向上を図るとともに、360度カメラや表情解析などの機能を活用した遠隔案内業務の質の向上を目指します。
・ローカル5G、キャリア通信による安定通信
新千歳空港ではローカル5G、旭川空港ではキャリア通信を活用し、遠隔操作に必要な高品質な通信環境を確保します。
・神田外語学院の学生によるインターンシップ
本実証では、神田外語学院の学生がインターンシップとして案内業務に参加します。語学力を活かしながら、空港での接客実務を体験し、次世代人材の育成と社会実装の融合を図ります。
※1 関連ニュースリリース
国土交通省中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3)空港分野に採択されました
https://about.avatarin.com/info-news/news-release/8101/
※2 関連ニュースリリース
アバターロボットを活用した遠隔案内業務のインターンシップを実施
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