介護ITオンライン勉強会、100回記念イベントを開催

〜介護テクノロジーの未来を見据え、さらなる発展へ〜

AUTOCARE

2025年2月10日 08時50分

2020年にコロナ禍が始まるとほぼ同じタイミングに、「大学の力で何かできることはないか」という思いで始めた 介護IT部！の【介護ITオンライン勉強会】 が、もうすぐ100回を迎えます。

これを記念し、100回記念イベントを開催いたします。本イベントでは、これまでの歩みを振り返るとともに、今後の介護DXの発展に向けた展望を共有します。

同時に、折りたたみスマホがもらえる、エピソードキャンペーンも実施します。

介護ITオンライン勉強会とは？

「介護ITオンライン勉強会」は、介護・福祉業界に関わる方々が、ITの基礎からIT機器運用ノウハウまで学べる勉強会です。 10回参加し・3回以上発表された方には、「介護ITインストラクター」の修了を認定いたします。

この勉強会は、反転学習の手法を活用し、参加者自身が能動的に学び、発表を通じて知識を定着させる形式を採用しています。

これまでに21都道府県からのべ563名が参加し、。少人数型で濃い学びを得ることができました。この中で26名の介護ITインストラクターが認定され、

スキルを活かしてITエンジニアやコンサルタントに
厚生労働省のデジタル中核人材養成研修の講師

などで活躍しています。

イベント概要

日時：2024年2月22日（土）15:00～
形式：オンライン（Zoom）
参加費：無料（事前登録制）
申し込みURL：https://autocare.ai/study100

プログラム

100回の振り返り: 超ダイジェストとベストトピック選出
介護ITインストラクターによる発表
- 「介護IT部に出会う前の自分と出会った後の自分」
- 「こんなに大きくなりました」
- 「見える世界を変える方法」
今後の勉強会の説明と、限定受付

101回目からの進め方と新たな取り組み

今後の勉強会は、2つのコースを設け、月2回の開催を予定しています。

1. 基礎スキル編

既存の勉強会テーマを再度学習し、理解を深めます。

テーマ例

「その発想はなかった！ChatGPTの活用」

「困った、Wifiやネットにつながらない、そんなときどうする？」

「厚労省の言う生産性向上について」

「いつもつまづく、IPアドレス〜グローバルIP、プライベートIP、DHCPって？〜」

「認知症とITの本質」

「文字化けというお化けに対抗できる知識、文字コードとは？」

「看取りとIT」

「主キーってなに？というか情報システムの肝であるデータベースの設計って？」

「介護におけるSNS活用は何の役に立つか？」

「医療介護連携をITでどのようにスピードアップできるのか？」

2. コンサル養成編

義務化された生産性向上委員会の伴奏支援をできるコンサルタント・コーチを育成します。

テーマ例

「業務改善を成功に導く！生産性向上の考え方と伝え方」

「改善活動のゴールデンルール！標準的なステップと成功のコツ」

「快適な職場づくりの秘訣！環境整備で変わる働き方」

「これならできる！」実践的な手順書の作り方」

「情報共有を武器に！スムーズな連携を生む仕組みとは？」

「理念を浸透させる！行動方針の徹底で組織を進化させる方法」

反転学習とは？

従来の受け身の学習とは異なり、事前に学習した内容を基に参加者自身が発表し、それを基にディスカッションを行う形式です。能動的な学習スタイルにより、知識の定着が深まる、他の参加者との意見交換によって視野が広がる、現場に即した実践的な学びが得られる、といった効果があります。

反転学習経験者の声

「自分で調べて発表することで、ただ聞くだけよりも理解が深まりました！」
　最初は「発表なんて無理…」と思っていましたが、実際にやってみると、聞くだけの時よりも記憶に残るし、質問されることで曖昧だった部分を深く理解できるようになりました。発表後に「分かりやすかった！」と言われた時は、すごく自信がつきました！

「他の方の発表を聞くことで、自分が知らなかった知識に触れられたのが良かった。」
　例えば、IPアドレスの話。私は正直「ネットワーク系は苦手…」と思っていましたが、ある回で参加者の方が「実はIPアドレスの考え方って、お店の住所と似てるんです」と話してくれて、一気に理解が進みました。自分だけでは気づけない視点が得られるのが、この勉強会の魅力ですね。

「実際の現場に適用できる内容が多く、すぐに役立ちました。」
　参加した後、早速自分の職場で「情報共有の仕組みを改善しよう！」と行動しました。以前は、業務の引き継ぎで「前回の対応はどうだったっけ？」と手探り状態になることが多かったのですが、勉強会で学んだ「簡潔で見やすい記録の工夫」を取り入れてみたところ、情報がスムーズに伝わるようになり、チームのストレスが減りました！