伊藤忠商事のカツオ・キハダマグロまき網漁業がMSC漁業認証の審査入り

伊藤忠商事株式会社が契約している漁船によるカツオ・キハダマグロまき網漁業が、MSC漁業認証の取得のための本審査に入りました。今回の審査対象となるのは、中西部太平洋で操業するまき網漁船のうち、伊藤忠商事と契約している漁船6隻によって漁獲されるカツオとキハダマグロです。

世界ではマグロ・カツオ類を対象とする漁業のMSC認証取得が加速しており、MSC認証を取得している、あるいは審査中の漁業による漁獲量が世界全体のマグロ・カツオ類漁獲量に占める割合は、2019年度の26%から2020年度の49%へとほぼ倍増しています。世界的な健康食志向の高まりによってマグロ・カツオ類の消費量は増加傾向にあり、持続可能な水産物を求める声も高まっています。

伊藤忠商事はかねてより、MSC認証水産物を扱うMSC CoC認証を取得しており、主要な水産物であるマグロ・カツオ類について認証製品取扱量の維持・拡大を推進してきました。取扱量の拡大によってさらなる持続可能な水産業への貢献を目指すべく、MSC漁業認証の取得を目指すこととなりました。

この度の審査入りに対して、MSCジャパンのプログラム・ディレクター、石井幸造は次のようにコメントしました。「今回は日本企業が原料供給元の海外の漁業についてMSC漁業認証の審査を申請するという初のケースです。今後、こうした取り組みがさらに広がり、国内外を問わず認証取得を目指す漁業がさらに増えることを期待します」

審査機関について
今回の審査は、独立した審査機関のSCS Global Services社により行われ、対象魚種に関しての資源の持続可能性、漁業が生態系に与える影響、漁業の管理システムが検討されます。審査に参加を希望するステークホルダーの方は、同社のHolly Rolls( hrolls@scsglobalservices.com )までお問合せください。

MSC(海洋管理協議会)について
将来の世代まで水産資源を残していくために、認証制度と水産エコラベルを通じて、持続可能で適切に管理された漁業の普及に努める国際非営利団体です。本部をロンドンとし1997年に設立され、現在は約20カ国に事務所をおき世界中で活動しています。MSCジャパンは2007年に設立。MSC「海のエコラベル」の付いた水産品は世界約100カ国で47,000品目以上、日本では約900品目が承認・登録されており、イオングループ、生協・コープ、セブン&アイグループ、西友、ライフ、マクドナルドなどで販売されています。
持続可能で適切に管理された漁業のためのMSC漁業認証規格は、世界で広く認知されており、最新かつ確実な科学的根拠に基づき策定されたものです。漁業がこの規格を満たすためには、(1)水産資源が持続可能なレベルにあり、(2)漁業による環境への負荷が抑えられており、(3)長期的な持続可能性を確実なものにする管理システムが機能していることを、独立した審査機関による審査を通じて実証することが求められます。

詳しくはMSCウェブサイトをご覧ください:https://www.msc.org/jp

MSC「海のエコラベル」について
MSCの厳格な規格に適合した漁業で獲られた水産物にのみ認められる証、それが「海のエコラベル」です。

 

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