幼児・児童の保護者調査から見る未来の教育とは？「非認知能力」に対する子ども英会話スクールの保護者の関心度ランキング
非認知能力に対する保護者の関心度ランキング（2024年度調査）を発表 - 株式会社アライブ、英語教育と非認知能力育成の統合的なアプローチを実現 -
株式会社アライブ（本社：愛知県名古屋市、代表取締役：三井博美）では、3週間にわたり『サイエンスやアートのアクティビティを通じて非認知能力を育む英語イベント』を開催いたしました。その参加者で、非認知能力に関心を持つ幼児および小学生の保護者96名を対象に「子どもに身につけさせたい非認知能力」に関するアンケート調査を実施し、その結果を2025年3月に発表いたします。
調査は、気になる非認知能力を5つ選択する選択式と自由記述式の2種類で行われ、その結果、保護者の60%が「コミュニケーション力」「チャレンジ精神」「課題解決力」を最も重要視していることが判明いたしました。一方で、「共感力（10%）」や「モチベーション（10%）」、「自己認識能力（9%）」など、最近注目を集めているスキルへの関心はそれほど高くない結果となりました。
非認知能力に対する英会話スクールの保護者の関心度ランキング（2024年度調査）
- コミュニケーション力（60%）
- チャレンジ精神（54%）
- 課題解決力（44%）
弊社の運営するアライブイングリッシュスクール（子ども英語・英会話教室）やアライブインターナショナルスクール（名古屋市認可外保育園）では、コミュニケーション力を重視しており、子どもたちがさまざまなことにチャレンジする機会が多いという特徴を有しているため、保護者の期待とスクールの方針が一致していることが確認されました。
英語教育 × 非認知能力 〜 アライブの取り組み 〜
株式会社アライブでは1,000名以上の生徒が在籍する英語教育機関として、英会話のレッスンを提供するだけでなく、英語を通じた子どもたちの成長を目標にしてきました。これまでチームビルディングのスキルや行動力を培うスキルなどを、英語のカリキュラムに体系的に組み込んできた成果が出ており、子どもたちは、日常会話だけでなく、自発的に行動したり、チームワーク、リーダーシップなどを発揮する場面も多く見られるようになってきました。2025年度には、さらに独自のカリキュラムと子どもたちの非認知能力の成果の関係を科学的なデータとして取得していく予定です。
また、今回の調査では、「どうやって非認知能力を育てればよいのか分からない」「家庭でできる取り組みを知りたい」という保護者の声が多く寄せられたことを受け、株式会社アライブでは2025年より、家庭とスクールが連携して非認知能力を育むためのセミナーを開催する予定です。
また、英語をコミュニケーションのツールの1つとして、その英語を学びながら考える力を同時に育成していく教育を今後も継続します。
海外（アメリカ）の教育との比較
アメリカの教育機関では、昨今自己認識能力をはじめとするSEL（Social-Emotional Learning：社会性・感情学習）が重視され、学校では、自己認識を深めるためのディスカッションや感情表現の練習が積極的に行われています。今回の調査結果と対比すると興味深い点であります。
本事業の背景
「非認知能力とは？」「 なぜ今、重視されるのか？ 」という点とも関わります。「非認知能力（Non-cognitive Skills）」は、学力テストでは計測できないスキルとして位置づけられ、社会で成功するための重要な要素とされています。
OECD（経済協力開発機構）をはじめ世界的な研究でも、「非認知能力の高さが将来の学業成績やキャリアの成功に直結する」と指摘されています。日本においても、「知識偏重型の教育」から「思考力・表現力・主体性を重視する教育」への転換が求められており、多くの保護者が非認知能力の育成に関心を寄せています。
【会社概要】
株式会社アライブは、『生きる力、未来を切り拓く世界のリーダーを育成し、教育で、未来に豊かさを』を理念として、名古屋を拠点に英語を使った多彩なレッスンを提供してきました。教育を通して、ハーバード大学のリーダーシップチームやシリコンバレーの教育家と連携しながら、これまでも日本初の新しいプログラムを次々に実践してきました。これからも、日本の未来を担う子どもたちの成長をサポートしてまいります。
〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉1丁目21-12号 いずみ21ビル 1F
設立：2001年1月18日
資本金：2,200万円
事業所：本部1か所 校舎6か所 1000名以上
主なサービス内容：英会話スクール、インターナショナルプリスクール、STEM スクール、キャリア教育（名古屋市や愛知県のNPOと連携）、幼稚園・保育園への英語講師派遣、小学校のアフタースクール事業請負、英語講師と生徒のためのマッチングアプリの提供等。 英語教育を基軸にSDGs、STEM、リーダーシップ、起業家育成など多岐にわたるプログラムを開催しています。
株式会社アライブ CEO ／ 合同会社アライブシード CEO
米国サンフランシスコ州立大学卒、名古屋大学大学院修了。
メーカーやベンチャー企業での海外事業経験を経て、2001年に教育を軸にした株式会社アライブを創業。”教育の力”でより良い世界を創ることを目指し、世界の教育機関と共に研究開発を続けている。資格：保育士/チャイルドコーチングアドバイザー/マインドセットコーチ/ウェルビーイング保育ファシリテーター/問いかけ型教育スペシャリストなど。企業向けウェルビーイング経営コンサルティングにも携わっている。
-著書『超・エリート英語教育 ～日常会話を目標にしない子ども英会話～』ラーニングス
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