グロービス経営大学院、在校生・卒業生の起業を支援するビジネスコンテスト「G-CHALLENGE」で大賞受賞したSiremoに出資 初となるWeb3領域へ
グロービス経営大学院(東京都千代田区、学長:堀義人)は創業期に特化した独立系ベンチャーキャピタルの株式会社mint(東京都渋谷区、ジェネラル・パートナー:白川智樹、木暮圭佑)と共同で、株式会社Siremo(東京都港区、代表取締役CEO:金田悠希、以下Siremo)に総額6,500万円の出資を実施いたしました。
Siremoは、2022年1月にグロービス経営大学院が主催したビジネスプランコンテスト「GLOBIS Venture Challenge(G-CHALLENGE)2021」で、在学中に練ったNFT事業のビジネスプランをプレゼンし大賞受賞しました。その後、グロービスの教員によるメンタリングを重ね、その事業の可能性を評価し、グロービスとしては初となるWeb3領域への出資を決めました。
Siremoは、デジタル作品をNFTとして販売可能な自分だけのページを起ち上げられて「かんたんに、たのしく」売買できるサービスで、代表の金田悠希氏がグロービス経営大学院在学中にビジネスプランを練り、2021年11月に起業。「あらゆるクリエイター・アーティストが、その情熱で創作活動を自由に続けられるようにする。」をビジョンに掲げ、創作と経済活動の正の循環を回すことで社会をより良く変革することを目指しています。NFTオンラインストアのβ版のサービスローンチは9月を予定しています。
HP:https://siremo.co.jp/
- メッセージ
グロービス経営大学院では「テクノベート(*)時代の世界No.1MBA」を目指してMBAプログラムを進化させ続けることで、テクノロジーを自在に活かせるイノベーション人材を輩出していきたいと考えています。今回、金田さんがブロックチェーン技術を使い、クリエイターのための新たな体験をデザインしたことを高く評価し、出資を決めました。Web3の世界観が広まり環境が大きく変化する中で、金田さんのような技術開発力と高い経営能力、更には未来を切り拓いていこうという志を持つ起業家が、新たな市場・新たなコミュニティを形成していくものと期待しています。
(*)テクノベート:テクノロジーとイノベーションを組み合わせたグロービスの造語。
Siremo代表取締役CEO 金田悠希氏(グロービス経営大学院 2021年入学)
このSiremoというサービスを作ろうと思ったきっかけは、創作への対価と還元のバランスへの疑問でした。今までに出会ったイラストレーターさん、写真家さん、ARクリエイターさんたちが「自分の表現で食べていくのは大変」とこぼしていた一方で、彼らが創る作品にはファンもいて、何より私自身も心動かされるものだったことがSiremoの志の源になり起業を決意しました。私が今まで培ってきたインターネットサービスへの情熱と知見、そしてグロービスで学んだ知識と人脈をフル活用して、こうした自分の表現を貫き、ファンを喜ばせようとするクリエイターの皆さまが活躍する未来を切り拓いていきます。
プロフィール
2012年に早稲田大学卒業後、新卒でモバイルファクトリーに入社。スマートフォンゲームのプロダクトの立ち上げフェーズをいくつか経験し、そのなかで一つのプロダクトを任され、事業責任者として新規ゲームの起ち上げとマザーズ上場を経験2016年4月にエウレカに転職、執行役員 VP Product として Pairs の会員数 300 万から 1,500 万への成長に貢献。2021年11月に株式会社Siremoを創業しCEOを務める。
- グロービスの創造の生態系について
加えて、グロービスでは2019年4月に、ユニコーン企業を目指すスタートアップを対象とするアクセラレータープログラム「G-STARTUP」を開始。将来的に日本を代表するベンチャー企業へ成長することが期待されるスタートアップを採択し、成功した起業家やベンチャー支援の専門家などによる講義を実施。現役ベンチャー・キャピタリストによるメンターが伴走することでプロダクト開発・事業開発を支援しています。グループ全体で、「G-CHALLENGE」「G-STARTUP」「G-GROWTH」を通じた起業支援、スタートアップの事業開発支援、ベンチャーの事業成長支援を展開しており、ベンチャーの生態系構築を精力的に推進しています。
【G-CHALLENGE 2021 概要】
G-CHALLENGEは、起業を目指す多くの在校生・卒業生にビジネスプランを競う場を提供し、立ち上げ資金を支援することで、より多くの起業を促すものです。加えて、その企業が将来的にメガベンチャーへ成長する足掛かりをグロービス・コミュニティから得られることを目的としています。出資にあたっては、学校法人グロービス経営大学院と株式会社グロービスがファンドを組成。受賞者は最大1,000万円の出資を受けられる機会を得ます。審査基準は、ビジネスプランの市場性、競争優位性、実現可能性、収益性が見込めることに加えて、社会性や経営メンバーの意志や志などグロービスの教育理念に即しているかを重視します。
参考:グロービス経営大学院の起業サポーhttps://mba.globis.ac.jp/support/#anchor_05
- 法人概要
事業概要:NFT販売プラットフォームの開発・運営
代表者 : 代表取締役 金田 悠希
設立 :2021年11月
資本金 :4,750万円(資本準備金 3,250万円)
所在地 :〒108-0014 東京都港区芝4-16-1-2211
HP :https://siremo.co.jp
株式会社mint
事業概要:創業期に特化した独立系ベンチャーキャピタル
代表者 : ジェネラル・パートナー白川智樹、木暮圭佑
所在地 :〒150-0011 東京都 渋谷区 東 2丁目 25番 3号 GUILD SHIBUYA 5F
HP :https://mint-vc.com/
グロービス経営大学院(日本語MBAプログラム:https://mba.globis.ac.jp/ 英語MBAプログラム:https://www.globis.ac.jp/)
グロービス経営大学院は、2003年開始のグロービス・オリジナルMBAプログラムGDBAを前身として、2006年に開学(当初は株式会社立、2008年に学校法人に変更)。開学以来、「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」を教育理念に掲げ、ビジネスの創造や社会の変革に挑戦する高い志を持ったリーダー輩出のために尽力しています。東京・大阪・名古屋・仙台・福岡の5キャンパスに加え、2014年からオンラインでプログラムを提供。2017年4月に水戸、同年10月には横浜に特設キャンパスを開設。2009年にパートタイム英語MBAプログラム、2012年に全日制英語MBAプログラムを開始し、日本国内のみならず世界各国から留学生を招き入れています。2017年10月には英語オンラインMBAプログラム(本科)を開講しました。2006年開学当初78名だった大学院本科入学者数は、2021年4月には日本語プログラムで1,126名に達し、日本最大のビジネススクールに成長しています。グロービス経営大学院は、今後も創造と変革を担うリーダーの育成を支援し、テクノベート時代の世界No. 1 MBAを目指していきます。
グロービス
グロービスは1992年の設立来、「経営に関する「ヒト」「カネ」「チエ」の生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業展開を進めてきました。「ヒト」の面では、学校法人としての「グロービス経営大学院」ならびに、株式会社立のスクール「グロービス・エグゼクティブ・スクール」「グロービス・マネジメント・スクール」、企業内集合研修事業を行うグロービス・コーポレート・エデュケーションとeラーニングやオンラインクラスのほか定額制動画学習サービス「グロービス学び放題」などを提供するグロービス・デジタル・プラットフォーム、「カネ」の面では、ベンチャー企業への投資・育成を行うベンチャー・キャピタル「グロービス・キャピタル・パートナーズ」、「チエ」の面では、出版事業ならびに情報発信サイト/アプリ「GLOBIS知見録」により、これを推進しています。さらに社会に対する創造と変革を促進するため、一般社団法人G1によるカンファレンス運営、一般財団法人KIBOW による震災復興支援および社会的インパクト投資を展開しています。
グロービス:
学校法人 グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)/英語(東京、オンライン)
株式会社 グロービス
・グロービス・エグゼクティブ・スクール
・グロービス・マネジメント・スクール
・企業内研修
・出版/電子出版
・「GLOBIS 知見録」/「GLOBIS Insights」
・「GLOBIS 学び放題」/「GLOBIS Unlimited」
株式会社 グロービス・キャピタル・パートナーズ
顧彼思(上海)企業管理諮詢有限公司
GLOBIS ASIA CAMPUS PTE. LTD.
GLOBIS Thailand Co. Ltd.
GLOBIS USA, Inc.
GLOBIS Europe BV
その他の活動:
・一般社団法人G1
・一般財団法人KIBOW
・株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント
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