マイクロ波ラボ装置「M-block®」の販売を開始
~マイクロ波プロセスのスケールアップを見据えた実験が可能〜
マイクロ波を用いた製造プロセスは、装置を大型化することが非常に難しく、産業レベルに応用することは「ほぼ不可能」と言われてきました。そこで当社は、2007年に創業して以来、マイクロ波技術プラットフォームを構築し、2014年には当社大阪事業所にて、世界初の大規模マイクロ波化学プラントを完工、スケールアップに成功しました。インキの原料である脂肪酸エステルをマイクロ波プロセスによって製造し、出荷した実績を持ちます。
この度、当社が培ってきたスケールアップのノウハウを活かし、マイクロ波ラボ装置「M-block®」を開発しました。本装置は、マイクロ波を使用した単純な加熱実験にとどまらず、マイクロ波プロセスの実機導入を見据えた検討(フィージビリティスタディ)を行うことを目的にしています。お客さまの要望に合わせた仕様にカスタマイズできることが特徴です。
今後は、本装置の販売により、研究者が手軽にマイクロ波プロセスを検討できる環境を提供することで、マイクロ波プロセスを加熱プロセスのグローバルスタンダードにしていくことを目指してまいります。なお、2023年10月4日(水)~6日(金)に幕張メッセで開催される高機能素材Weekの「第3回 サステナブル マテリアル展」にて本装置のコンセプトモデルを展示いたしますので、ぜひお立ち寄りください。
【装置イメージと仕様】
【装置の特徴】
実験系に応じて、装置構成の変更が可能。
マイクロ波発振器が照射部と分離されているため、カスタマイズが容易。
MWCCとの事業化を見据えたスケールアップをスムーズに実現。
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