日本の若者が考える、「希望」とは。大阪芸術大学の学生達が描く「希望」を載せた、「希望トレイン」が走ります。
~2024年6月23日(日)より Osaka Metro 御堂筋線(1編成10両)2週間~
「希望しかないよ プロジェクト」
◆概要
日本の若者は、「自己肯定感が低い」という内閣府の調査*1があります。
数字に表れている事実と、本当にそうなのだろうか?という疑問がありました。
環境は変化し、若者を取り囲むアイテムは日々刷新され、アイテムに合わせて価値の在り様も変化が目まぐるしい令和の時代、若者にとっての“希望”とは?
彼らは、決して、自己肯定感が低いのではない。
さらにいえば、自己肯定感が低い、というところでとどまり、何かを諦めたいと思っている若者なんて、いるわけがない。
本プロジェクトでは、そう仮定しました。
大阪芸術大学の学生達に問いました。「あなたにとっての“希望”を、絵に描いて教えてください。」
そして、彼らが描いてくれた“希望”は、一人ひとりの個性と考えが、しっかり表現されているものでした。
日本語に翻訳することが難しいと言われる「Identity」(アイデンティティ)という単語があります。
日本では、「Identity」という言葉・概念に対しての考え方や価値を、子供達が幼いころから、それはとても大切なものだと伝え続けているでしょうか。
「Identity」、それは、「個」を大切にする、という事と、どこか似ているのではないでしょうか。
「個」を認め合い、大切にし合うところでなら、“希望”についても、もっと語れるのではないでしょうか。
自己を肯定する。他を肯定する。それは、“希望”へ繋がっていくのではないでしょうか。
自己肯定感が低いという数字や、疑問に対して、何かを明らかにしようという試みではありません。
「Identity」がしっかり描かれている絵には、個々の「希望」があります。
1枚1枚に、その作品の制作意図が、彼らの想いとともに生徒達自身の言葉で記されています。
「希望しかない」若者たちにとっての社会の縮図として、是非、「希望トレイン」に足を運んでみてください。
*1内閣府「子供・若者の意識に関する調査」(2019年度)
協賛・協力
・大塚製薬株式会社 オロナミンCドリンク
・学校法人塚本学院 大阪芸術大学
・株式会社大阪メトロ アドエラ
・マンガデザイナーズラボ株式会社
・株式会社朝日エル
◆希望トレインについて:
・Osaka Metro 御堂筋プレミアムライナー(1編成10両)
・掲出期間:2024年6月23日(日)〜7月6日(土)
・掲出作品点数
中吊りワイド 1枚掲載作品3点×12枚=36点
ドア横 1枚掲載作品1点×13枚=13点
計49点
*「希望トレイン」のほか、OMボードにも掲出になります。
・OMボード(Osaka Metro御堂筋線 梅田駅・心斎橋駅・なんば駅、四つ橋線 西梅田駅)
・掲載期間:2024年7月1日(月)〜7月31日(水)
◆希望トレイン・OMボード 概要図
◆掲出作品:例
■ 「希望の絵」企画意図(例)
●例1:私にとっての希望は“泣きたいときに泣くことが出来る世の中になること”です。今の時代は泣けば「甘え」という思考の人が多く、どんなに辛くても、苦しくても無理に笑顔を作っている人が多いため、この絵を描きました。鏡は本当の自分を映し出し、その上からインクで想いを描き、無理に笑っている様子を表現し、そのインクを拭い、「辛いときは泣いてもいいんだよ」という意味を込めて描きました。(デザイン学科)
●例2:天気が悪い日も眠たい日も毎日漁に出かけて、大変だけど夜が明けた頃に見ることができる朝日がとても綺麗で、また頑張れる気持ちになるって漁師の父が言っていた。希望の光みたいなものだろう。(キャラクター造形学科)
●例3:テーマは「子どものチカラ」です。食と健康、仲睦まじい家族、温かな環境の中ですくすくと子どもがチカラいっぱい元気に育つ・居られることが何よりの希望であると表現しました。(デザイン学科)
■ 学生インタビュー
Q.「あなたにとっての希望とは?」と問われ、実際に描いてみた時の気持ちや感想を教えて下さい。
A:小学生の頃、友人と駄菓子屋でお菓子を買い、公園で遊んでいると、いつの間にかその場にいたみんなと一緒になって遊んでいました。これが私の中での普通であり、本当に楽しかった思い出です。世界中の子どもたちが安心して遊ぶことの出来る土地で、安全な遊具で何の心配もせず、笑顔を絶やすことなく遊ぶことができたなら、どれだけの子どもたちの心が救われるだろうと思いました。
Q. 描き終わって、何か心の中での変化や、気持ちの変化はありましたか?
A①:今までは絵を描き、人に見てもらうということが苦手だと感じていましたが、絵で自分の気持ちを表現する難しさや描けた時の達成感を学べたことでもっとうまく表現できるようになりたい、見てもらいたいと考えられるようになりました。
A②:家族や友人、大切な人と過ごせる時間は永遠に続くものではないので毎日を大切に、幸せな一日で終われるようにしようとより一層思いました。この絵のように世界中の子どもたちが差別や貧困に悩まされることなく「楽しい」と心から笑って過ごせる日が来るようにと強く思います。世界を変えることは容易ではないので、まず身近な人にしっかり感謝し、なぜ今自分が生きていられるのかを考えることが大切だと思いました。
Q.諸外国に比べて 「自己肯定感が低い日本の若者」という調査があります。率直に、どう思いますか?
A:私は今は、自己肯定感が低くても大丈夫だと思っています。SNSの普及や受験、就活などなどの心配事から他人を気にするあまり自分に対して自信をなくすことを、感じない人の方が珍しいです。そんな不安を解消するには第一に自分の感情を理解することだと思っています。相手のリアクションを求めることが必要ないほどに自分の感情を前に出せると強くなれると私は信じています。
■ 「オロナミンCドリンク」について
【オロナミンCとは】
徳島県で誕生したオロナミンCドリンク。様々なシーンで元気を届ける美味しい炭酸栄養ドリンクです。
1965年の発売当初から現在、そしてこれからもずっと、“元気ハツラツ!”を届け続けていきます。
【製品特長】
オロナミンCドリンクにはカラダに必要な5大栄養素のひとつ、ビタミン群(ビタミンC、 B2 、B6など)が
含まれています。
アミノ酸とハチミツも入っています。
オロナミンCドリンクの黄色はビタミンB2本来の色。茶色い瓶は、ビタミンを守るため。
小さなお子様からご年配の方まで飲みやすい、120ml入りの適量サイズです。
ブランドサイト:https://www.otsuka.co.jp/orc/
大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区神田司町2-9)
【本リリースに関するお問い合わせ先】
希望しかないよ プロジェクト(株式会社朝⽇エル内)
担当︓⾼⽊(たかぎ)、窪⽥(くぼた)
TEL︓03-5565-4919 Email︓info2@ellesnet.co.jp
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