マンション向け共用施設予約システムにオンライン決済機能・鍵連携機能を搭載
― 共用施設予約から利用までを無人で完結 ―
今回の機能追加により、管理員が不在であっても、マンション居住者が自らゲストルームといった共用施設の予約から支払い、さらに当日の利用に至るまでの一連のプロセスを完結させることができます。これにより、施設予約のデジタル化だけでなく、施設利用料の請求対応や鍵の受け渡しを含む管理業務の負担を大幅に削減することができるようになります。居住者にとっても、共用施設の鍵の受け渡し・返却が不要となり、紛失も防止できるため、よりセキュアに施設を利用できます。FNJの共用施設予約システムは、2001年のサービス提供開始以来、継続的にアップデートを重ね、使用細則に応じた利用回数制限の設定や抽選機能など、柔軟な予約ルール設定に対応していることが評価され、延べ294棟で導入されてきました。複雑な予約ルールのマンションでも、使用細則に一致する施設運営が行えるようあわせて運用のサポートも行っています。今回、オンライン決済機能と鍵連携機能が追加されたことで、マンションの共用施設管理業務のDXをワンストップで実現できるようになりました。
■共用施設予約・利用料支払い・解錠までを無人で完結
新たにオンライン決済機能・鍵連携機能が搭載された共用施設予約システムでは、居住者はパソコンまたはスマートフォンから利用したい共用施設の予約を行い、そのままオンライン上でクレジットカード決済にて施設利用料を支払います。決済完了後、共用施設に設置されている鍵(美和ロック社またはシブタニ社の鍵(*1))と「共用施設予約システム」間で情報連携が行われ、予約時間になると予約者の自宅鍵で共用施設を解錠することができます。また鍵連携機能により、マンションの管理員が不在でも24時間共用施設を利用することが可能です。
(*1)本鍵連携に対応しているのはRaccessとTebraです(2024年2月1日時点)
〈共用施設予約システムの利用イメージ〉
■施設利用料の請求業務におけるDXを実現
これまで共用施設利用料は利用者の管理費に合算請求するなど、手作業による請求処理が必要でしたが、オンライン決済機能の利用により、共用施設利用料は自動で予約者に請求されるようになります。さらに、本機能を通して発生した売上は指定の口座に振り込まれるため(*2)、煩雑な請求作業が不要になります。また、設定した期限までに決済が完了しない場合には自動で予約がキャンセルされる機能や、予め設定したキャンセル手数料を請求する機能も備えており、共用施設の運用を自動化し、最適化を高い次元で実現します。
(*2) 発生した売上から決済手数料を差し引いた金額が毎月指定の金融機関口座に入金されます。
FNJは今後もテクノロジーの進化とサービスの向上に注力し、マンションライフに関わる様々なビジネスプロセスをサポートしてまいります。
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