【速報】2023年・父の日トレンドは「夏バテ対策」「節約志向」「おそとで需要」。 夏グルメ｢うなぎ｣｢お肉｣などの食品が人気傾向、物価高による節約志向や｢おうち｣から｢おそと｣へコロナ前に回帰の傾向も

「父の日.jp」調べ

父の日に特化した情報メディアサイト「父の日.jp」( https://chichinohi.jp/ )は、父の日ギフトに関するアンケートを1,025人に調査した結果や、父の日.jp内のアクセス動向や検索キーワード、アフィリエイト成果報酬などの動向から、今年2023年の父の日トレンドを予測し発表しました。

　新型コロナウィルスによる行動制限のない生活やノーマスクでの生活が日常になったものの、生活必需品や水道光熱費などの上昇による物価高が生活に大きく影響を与えるようになった、2023年の父の日。

　父の日.jpでは、父の日ギフトに関するアンケートを1,025人に調査した結果や、父の日.jp内のアクセス動向や検索キーワード、アフィリエイト成果報酬などの動向から、2023年の父の日トレンド・商流を読み取り、「夏バテ対策」「節約志向」「おそとで需要」の3つのトレンドを予測しました。

• 2023年・父の日トレンド　トピックス

1．「夏バテ対策」

スタミナをつけて夏の暑さに打ち勝つ、うなぎやお肉などの食品・グルメや、アイスコーヒーなどの夏を涼しむ「夏バテ対策」が人気傾向。

2．「物価高による節約志向」

父の日ギフトの購入予算が減少。父の日ギフトを贈らない人も増加。物価高による節約志向が鮮明に。

3．｢おうちで需要｣から｢おそとで需要｣へ

おうちで楽しむビールや健康グッズなどが減少。一方、コロナで大幅に落ち込んだファッション・アクセサリーアイテムは回復。｢おうち｣から｢おそと｣へコロナ前に回帰の傾向。

• 2023年・父の日トレンド1　「夏バテ対策」

　「今年の父の日に贈りたいものは何ですか？」の父の日アンケート意識調査の回答の結果、「食品・グルメ」と回答した意見が、昨年2022年は30.2％に対し、今年は33.5％と増加。「食品・グルメ」が、父の日ギフトで一番選ばれる商品になり、その差を昨年よりさらに広げる結果となりました。

　その人気を牽引しているのが、「うなぎ」や「お肉」などの夏にスタミナをつけることができる食品。

　今年も暑い夏が予想され、さらに在宅勤務やテレワークの減少により、出勤・通勤する機会が増えてきたことから、「体力をつけて、お仕事がんばって」というメッセージを、これらの食品に込めて贈られているものと推測されます。

　また、2023年の大きな特徴としては「アイスコーヒー」商戦の激化があります。

　例年、アイスコーヒーは人気の父の日ギフトではありますが、2023年に入ってから、各社ともに父の日ギフトとしてのアイスコーヒーを投入し、商品や価格で競争が起きています。

　父の日.jp内「アイスコーヒー」の検索アクセス流入数やアフィリエイト成果報酬の実績値においては、前年の2倍以上となっており、父の日に近づくにつれて、さらに上昇すると予測されます。

　アイスコーヒーの上昇要因については、アフターコロナが進む中、オフィスや自宅で「好きなお酒を楽しんで」というメッセージから、「珈琲でゆっくりリラックスして」というメッセージに変化してきたこと、また相手を選ばず手軽に贈れるギフトであること、さらには、夏の暑い季節をひんやり涼しく過ごせるイメージが伝わること、これらの要因が重なり、父の日ギフトとしての「アイスコーヒー」に人気が高まっていると思われます。

2023年「今年の父の日に贈りたいものは何ですか？」の回答

2022年「今年の父の日に贈りたいものは何ですか？」の回答

　父の日ギフト「食品・グルメ」が人気No.1となっていますが、その牽引役はなんといっても「うなぎ」。

　夏にスタミナをつける食材の定番で、土用の丑の日に食べる食材で有名な「うなぎ」。

　毎年、父の日ギフトとして人気となっていますが、今年はGoogle、Yahoo!などのアクセス流入や検索キーワードにおいても、「ビール」や「お酒」を差し置いて圧倒的な1位となっており、「父の日と言えば、うなぎ」を不動のものにしています。

　うなぎが人気の理由は、若いお父さんから年配のお父さんまでプレゼントしやすく、高級食材として認知されていることが挙げられます。また、美味しく食べて元気になって欲しいという、想いを込めて贈りやすいグルメギフトということも、父の日のプレゼントとして選ばれやすい理由として考えられます。

（参考：父の日 うなぎギフトランキング（https://chichinohi.jp/giftranking/dailyranking-unagi/ ）

　また、2023年は、同じく活力を付けてほしいというメッセージ性から、普段の食卓に並ぶお肉よりワンランク上の特別感が演出できる「国産和牛」が、父の日のプレゼントで人気となっています。

　父の日ギフト出品事業者の商品開発が進んだことも、人気の大きな要因でもありますが、「ステーキ」「しゃぶしゃぶ」「厚切り牛タン」など、お父さんに人気の食材が多く出揃い、また、ハート型の和牛ステーキ肉といったユニークな商品も登場し、市場を活性化させています。そのほか、最近では、お父さん自身に食べたいお肉を選んでもらえる「和牛カタログギフト」を選択される方も増えてきており近年人気のギフト商品となってきています。

（参考：父の日 お肉ギフトランキング（ https://chichinohi.jp/giftranking/dailyranking-meat/ ）

　父の日ギフトにおけるアイスコーヒーについても、さらに深掘りしていきます。

　健康に気を遣っているお父さんや、普段お酒を飲まないお父さんにも、相手を選ばず贈ることができるアイスコーヒー。夏の暑い季節の始まりのシーズンに迎える父の日ということもあり、涼を取り、リラックスしてほしいという気持ちも込めて選ばれているようです。

　特に人気の「アイスコーヒー」の傾向は高級路線のプレミアム感のあるギフト商品が人気。何回かに分けて飲むことができるワインボトルに入れたタイプが人気で、1本の価格は2,000円前後が定番となっているようです。

　こういった「プレミアムアイスコーヒー」は今年の夏以降、ビールやお酒と並んで売上を拡大し、父の日プレゼントの定番商品に成長していくと予測しています。

（参考：父の日 コーヒーギフトランキング（ https://chichinohi.jp/giftranking/dailyranking-coffee/ ）

　そして、父の日ギフトで絶対に外すことができないのが、夏の定番「ビール」。

　暑い中、毎日頑張って働いているお父さんを労いたい家族に選ばれやすいのが、ビールのギフトです。

　父の日ギフトに出揃うビールの銘柄は、大手メーカーのビールだけでなく、最近ではクラフトビールも選択肢に入る傾向があり人気です。その中でも、父の日ギフトとして不動の人気を得ているのが、「よなよなエール」。この「よなよなエール」は、ヤッホーブルーイング社が手がけるクラフトビールで、父の日ギフトでは、さまざまな銘柄が詰め合わせとなっており、また父の日ギフト専用ボックス仕様で「ありがとう」のメッセージが伝えられるような工夫がされています。その他、大手メーカーのビール銘柄だと「ヱビスビール」も人気。父の日ギフトに選ばれるビールギフトは普段家庭で飲んでいる銘柄よりも少し割高なリッチでプレミアム感のあるビールが選ばれやすい傾向にあり、色々なビール会社の銘柄が詰め合わせになっている各店舗オリジナルのギフト商品も人気となっています。

（参考：父の日 ビールギフトランキング（ https://chichinohi.jp/giftranking/dailyranking-beer/ ）

• 2023年・父の日トレンド2　「物価高による節約志向」

　父の日.jpで毎年実施しているアンケート調査において、2023年・父の日ギフトでは「予算」に関する項目で「父の日ギフトの予算削減」が顕著に表れる結果となりました。

　毎年、父の日ギフトの予算で一番多かったのが、4,000～5,000円という回答。2022年においても、4,000～5,000円という回答が全体の22.6％と1位となっていましたが、2023年は16.3％と6.3％減少し、3位まで後退しました。その代わりに1位に躍り出たのが、2,000～3,000円。全体の18.1％で1位となりました。

　また、父の日ギフトに「お金をかけない」という回答は、2022年は5.2％だったのに対し、2023年は17.6％と12.4％の大幅に増加。

　これらの予算減少、あるいは予算削減は、昨今の物価高により、節約志向が強まり、父の日ギフトなどの「贈答品」への支出を減らしたのが原因と思われます。

2023年「父の日ギフトの予算は？」の回答

2022年「父の日ギフトの予算は？」の回答

• 2023年・父の日トレンド3　｢おうちで需要｣から｢おそとで需要｣へ

　コロナ禍において、父の日ギフトで人気を集めた「おうち消費」商品。「おうち時間」が増えたことにより、ビールやお酒などの嗜好品、健康グッズやインテリア雑貨、テレワーク関連用品、マスクなどの衛生用品に人気が集まりました。

　しかしながら、2023年はコロナによる行動制限も解除され、日常の生活に取り戻しつつあります。

　そのような中、父の日ギフトにおいても、「おうちで需要」から「おそとで需要」に移りつつあります。

　おうちで需要の代表格であったビールやお酒類については、アンケート調査「父の日ギフトで贈りたいものは？」で前年より27.2％と2.8％減少。「おうち」でお酒を飲むより、居酒屋やレストランなどの「おそと」でお酒を飲む生活が徐々に戻ってきたのではないかと思われます。

　また、コロナ禍において、外出機会が減ることにより減少していたギフト、「ファッション・アクセサリー」は、7.3％と1％ながらも僅かに増加。食事や旅行など、おそとに外出する父の日ギフトも増加に転じました。

　このように少しずつではありますが、父の日ギフトにおいても、｢おうち｣から｢おそと｣へと需要に変化し、コロナ前に回帰する傾向が現れました。

　以上、父の日.jpによる今年の父の日ギフトのトレンド予測でした。

　全体を通して父の日ギフトは、母の日ギフトと比べてお花類よりも飲食物が人気の傾向です。また、父の日直前1週間ぐらいになると一気に気温が上がり、夏の始まりを感じさせるじめっとした梅雨の季節に入るため、この辺りからビールやアイスコーヒーなどの冷たい飲料系のギフト商品の売れ行きが加速していくと予測されます。

　父の日.jpでは毎日変わるギフトカテゴリ別の人気ランキングや、お父様の年代に合わせた年代別の人気ランキングも掲載されており、日々のトレンドを追求し調査をしております。サイト内でさまざまなランキングやアンケート調査データを見ることができますので、ぜひ、ご覧になってみてください。

（参考：父の日ギフト・プレゼントランキング（ https://chichinohi.jp/giftranking/ ）

【父の日.jp調査概要】
調査エリア：全国
調査主体：父の日.jp
調査方法：インターネットリサーチ、父の日.jpインターネットアクセス統計、アフィリエイト成果報酬
調査媒体：Googleアナリティクス、楽天アフィリエイト管理ページ
調査期間：2023年4月1日(土)～4月18日(火)

※1　2022年の調査データ
調査対象：10代～70代の男女757名
調査期間：2022年2月18日～2月25日

※２　2023年の調査データ
調査対象：10代～70代の男女823名
調査期間：2023年3月28日～4月7日

父の日に関連する各種統計調査はこちらで公開しています。

https://chichinohi.jp/fathersday/giftconscious/

• 父の日.jpについて

【父の日.jp メディア概要】
2023年の父の日は、6月18日（日）。
父の日についての様々な情報を発信している、父の日に特化した情報メディアサイト「父の日.jp」では、毎年の父の日はいつ？を解決してくれるコンテンツをはじめ、今人気の父の日ギフトがわかる300以上のギフトランキングなど、プレゼント選びでお悩みの方に役立つ情報を発信しています。
また、ギフトの予算、どこで購入しているか、選ぶ時に重視するポイントなど、みなさんの気になる「世間のギフト事情」も定期的に調査していますので、これから贈り物を選ぶ方は、ぜひアンケートを参考にしてみてください。

今年2023年の父の日は、6月18日(日)。

参考：今年の父の日はいつ？（ https://chichinohi.jp/chichinohiitsu/ ）

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