管清工業、CWPGとCNEFP-Tibarと相互協力する『東ティモールにおける産業・雇用創出に向けた技術人材のための能力開発プログラム』に関する覚書を締結

東ティモールでの水管路管理技術者育成へ連携を開始

管清工業株式会社

管清工業株式会社(本社:東京都世田谷区上用賀1-7-3、代表取締役:長谷川 健司、以下、管清工業)は、4月10日(月)、CWP GLOBAL株式会社(本社:福井県大野市、代表取締役:今 洋佑、以下、CWPG)および東ティモール民主共和国の国立職業能力開発センター (以下、東ティモール、CNEFP-Tibar)との間で、覚書(Memorandum of Understanding、以下、MOU)を締結し、「共創共栄」を目指す3機関の相互協力による業務を進めていくことに合意しました。
 本MOUに基づき3機関は、人材育成・雇用創出・水ビジネスモデル開発等に関わる具体的な事業の創出及びその推進に向けて、共に連携してまいります。

(前列左より) CWPG代表取締役 今洋佑氏、当社代表取締役  長谷川健司、CNEFP-Tibar管理本部長 Arsenio Pereir氏、(後列左から3番目) 駐日東TL特命全権大使 Ilidio Ximenes閣下(前列左より) CWPG代表取締役 今洋佑氏、当社代表取締役  長谷川健司、CNEFP-Tibar管理本部長 Arsenio Pereir氏、(後列左から3番目) 駐日東TL特命全権大使 Ilidio Ximenes閣下

4月10日(月)に締結したMOUでは、管清工業、CWPG、CNEFP-Tibarの3機関が協力し、東ティモールの上水道および下水道分野におけるインフラ管理を行う人材育成能力開発プログラムを構築することを目的とした、持続可能な水管理システムの整備、自立的な事業展開を促進するほか、日本での就労体験や技術訓練などの機会を提供し、東ティモールの水環境改善や雇用の創出に繋げてまいります。  

3機関は5年間の長期パートナーシップを結び、現地に添った水ビジネスモデルの展開を目指します。
 

CWPG今代表取締役は「一方的な支援ではなく相互協力であり、それぞれ繁栄していける活動を育てていきたい」、当社長谷川健司代表取締役は「日本で長年管理に携わってきた立場として、管理の視点で考えられる技術者育成を支えていきたい」、またCNEFP-Tibarアルセーニョ管理本部長は「水に関する様々な知識を学べる機会をいただき感謝している」とそれぞれ意欲を語りました。


なお、来賓である駐日東ティモール全権大使 イリディオ シメネス ダ コスタ閣下は「我が国と日本の新たなステージの扉が開いた。今回のプログラムは若者にとっての”ろうそくの光”となるだろう。」と、喜びの祝辞を述べられました。


翌日4月11日(火)は、当社の下水道研究研修施設「厚木の杜環境リサーチセンター」の視察を実施し、研修設備や実際に使用されている機材を見学しながら、今後の取り組みに向けた積極的な意見交換を行いました。
今年の秋頃CNEFP-Tibarの学生が来日し、当社の下水道研修研究施設「厚木の杜環境リサーチセンター」で技術研修や、CWPGの本社がある福井県大野市での実地研修などを通じて、水道に関する技術や知識を習得します。

ここで得た知識を東ティモールに持ちかえり、水環境改善や衛生面の向上、更には技術者が独立し、自立した水道ビジネスの確立に向けた活躍を期待します。

厚木の杜環境リサーチセンター視察見学での説明と質疑応答の様子厚木の杜環境リサーチセンター視察見学での説明と質疑応答の様子

  • 各機関のご紹介

■CWP GLOBAL株式会社                                           
 2022年8月設立。管清工業とCWP、個人出資者による新会社。最初の活動国として東ティモール民主共和国への支援に着手。現地の水環境の向上、人材育成、雇用の創出や、日本国内における技術人材の確保などに繋げることを目指し活動を開始している。                           

社名   :CWP GLOBAL株式会社( CWP GLOBAL,LTD.)
代表取締役:今 洋佑
本社所在地:福井県大野市
事業目的 :発展途上国における水環境の向上に向けた事業
      発展途上国でのSDGs実現に係る事業 等

HP URL : https://cwpglobal.ltd




 ■東ティモール共和国 国立職業能力開発センター(CNEFP-Tibar)
 2002年1月設立。「Building a Future with Jobs and Jobs with a Future」というビジョンの下、研修生を労働市場に確実に参加させるための研修を実践。2022年までに、土木・建設、農業、ホスピタリティ、再エネ、石油・ガス、機械など、7種類の職業分野で6700人を超える研修生を育成し、85%以上の就職率を達成。



※記載されている内容は発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。



■管清⼯業について
1962年設⽴。以来約60年にわたり、⼀貫して「管」(パイプ)の維持・管理を⾏い、半世紀にわたり⽇本の下⽔道インフラを⽀えてまいりました。下⽔道の管路網を専⾨的に管理、清掃することが当社の社名=管清⼯業の由来となっています。下⽔道点検・調査・清掃の分野で、上下⽔道施設の基盤維持管理を軸に、KPRO®、グランドビーバー、グランドスウィーパーなどの機材を⾃社で開発、事業展開し、下⽔道における問題解決を提供しています。管清⼯業は、“常に上下⽔道を使⽤するお客様の⽬線に⽴ち、”300年継続する企業を目指す”を掲げ、未来へ向けて持続可能な社会の実現に貢献 していきます。


社名         :管清⼯業株式会社
代表者      :代表取締役 ⻑⾕川 健司
本社所在地:東京都世⽥⾕区上⽤賀1丁⽬7番3号
設⽴         :1962年10⽉4⽇
事業         :上下⽔道施設の維持管理業及びコンサルタントに関する事業
                  上⽔・下⽔の給排⽔設備及び空調設備の設計、施⼯に関する事業

 HP URL   :https://www.kansei-pipe.co.jp/




 

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ビジネスカテゴリ
環境・エコ・リサイクル
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会社概要

管清工業株式会社

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URL
https://www.kansei-pipe.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
東京都世田谷区上用賀 1丁目7番3号
電話番号
03-3709-5151
代表者名
長谷川 健司
上場
未上場
資本金
2億5000万円
設立
1962年10月