イムス富士見総合病院小児科・小児外科と子どもの腸内細菌叢と健康状態に関する共同研究を開始

この度、シンバイオシス・ソリューションズ株式会社(所在地:東京都千代田区、以下 当社)は、医療法人財団明理会イムス富士見総合病院(所在地:埼玉県富士見市、以下イムス富士見総合病院)と、子どもの腸内細菌叢と健康状態に関する共同研究を開始いたしました。
■共同研究の背景・目的
腸内細菌叢は子どもの心身の発達に関与し、さらにアレルギー疾患、川崎病、代謝性疾患、発達障害など様々な疾患と関わっている可能性が示唆されています。しかし、子どもの腸内細菌叢の構成は成人と比較して安定しておらず、成長とともにダイナミックな変動をするため理解が難しく、子どもの腸内細菌叢の形成と発達、そしてそれが子どもの健康状態に与える影響に関する研究は未だ充分ではありません。このため、子どもの疾病の予防や健康状態の改善に対して腸内細菌叢を利用するには、さらなる研究が必要とされています。
そのようななか、イムス富士見総合病院小児科・小児外科と当社は、相互の知見と技術を組み合わせ、子どもの腸内細菌叢と健康状態に関する共同研究を開始いたしました。
本共同研究では0歳から15歳までの子どもを対象として様々な健康状態に関する情報と腸内細菌叢データ、背景情報を収集します。これらの情報を用いて、発達障害や小児心身症、体重増加不良等の子ども特有の疾病を含む健康状態と腸内細菌叢の関連性を明らかにすることを目的として実施します。本研究により、子どもの疾病の理解、腸内細菌叢を利用した健康状態の改善や疾病の予防、改善方法の開発につながることが期待されます。
■共同研究の内容
本共同研究は、被験者の腸内細菌叢データと疾病情報やアンケートによる背景情報等の関連性を解析し、子ども特有の疾病を含む様々な健康状態と腸内細菌叢の関連性を明らかにすることを目的として実施します。
■共同研究先:イムス富士見総合病院について
イムス富士見総合病院は埼玉県富士見市にあり、地域のプライマリーケアの役割を担い早期診断・早期治療を実行している総合病院です。
豊富な知識と総合病院ならではのチーム医療のもと、安心・安全な医療を提供しております。小児科・小児外科では新生児期から中学卒業までを対象とした一般診療、各種専門外来、予防接種や育児支援にも力を入れています。

医療法人財団明理会イムス富士見総合病院:https://ims.gr.jp/fujimisougou/
小児科・小児外科:https://ims.gr.jp/fujimisougou/patient/kamoku13.html
■企業概要
当社は、腸内細菌叢から疾病リスク等を分析・評価する腸内細菌叢の検査・分析サービス(『SYMGRAM®』、『健腸ナビ®』他)の開発・運営および医薬・食品メーカー等と連携して腸内細菌叢の改善を介して疾病を予防・改善するための機能性食品(医食品®)の研究・開発などを行うヘルステック・バイオベンチャーです。
・会社名:シンバイオシス・ソリューションズ株式会社
・本社:東京都千代田区神田猿楽町2-8-11 VORT水道橋Ⅲ 3F
・研究所:埼玉県和光市南2-3-13 和光理研インキュベーションプラザ内
・設立:2018年4月 ※一般社団法人日本農業フロンティア開発機構と国立研究開発法人理化学研究所(旧辨野特別研究室)による研究成果を事業化する目的で設立
・資本金:29億9,392万円(資本準備金含む:2025年9月1日現在)
・URL:
【コーポレートサイト】https://www.symbiosis-solutions.co.jp/
【腸内細菌叢の検査・分析サービス「SYMGRAM」サイト】https://symgram.symbiosis-solutions.co.jp/
【腸内細菌叢の検査・分析サービス「健腸ナビ」サイト】https://kenchonavi.com/
■取材に関する問合せ先
シンバイオシス・ソリューションズ株式会社 広報担当
info(at)symbiosis-solutions.co.jp
※ (at) は@に置き換えてご連絡ください。
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