【山梨県】フリーアナウンサーの笠井信輔さんが高校生に自身の闘病、輸血治療の経験を伝えます

~自身の経験を通して”献血の大切さ”を広げていきます~

日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センター(東京都江東区辰巳2-1-67)は、2024年12月18日(水)に山梨県立都留興譲館高等学校で”献血の大切さ”を広げるセミナーを開催します。

セミナーでは、輸血経験者であるフリーアナウンサーの笠井信輔さんを迎え、ご自身の闘病体験、輸血治療の経験を伝えていただき、在校生の方を対象に”献血の大切さ”を広げます。

※参加対象は在校生及び学校関係者のみとなります。

◆いま、日本の医療を支えるために若い世代の力が必要です。

献血血液から造られている輸血用血液製剤や血漿分画製剤の多くは高齢者の医療に使われており、輸血用血液製剤を使用されている方の約85%は50歳以上の方々です。

一方で、献血に協力いただいている方の約60%は50歳未満の方々であり、この世代の方々が輸血医療を大きく支えています。しかし、若年層(10~30代)の献血者数は減少傾向にあり、2014年と2023年を比較すると全国で約26%の献血者が減少しています。

山梨県においては、高等学校での献血実施を積極的に行ってきましたが、約20%の減少が起こっています。

日本の少子高齢化が今後ますます進んでいくと、将来の安定的な供給に支障をきたす恐れがあります。

医療が進歩した今日においても、血液は人工的に造ることや、長期保存をすることもできませんので、医療機関に安定的に血液を供給するためには、輸血用の血液を十分に確保する必要があります。

今後も医療機関に輸血用血液製剤を安定的に供給するためにも、特に若い世代の献血へのご理解とご協力が不可欠になっています。

【全国の若年層献血者数】

※血液事業統計資料より(https://www.jrc.or.jp/donation/blood/data/)

【山梨県の若年層献血者数】

※血液事業統計資料より(https://www.jrc.or.jp/donation/blood/data/)

◆献血について

献血とは、病気の治療や手術などで輸血や血漿分画製剤を必要としている患者さんのために、健康な人が自らの血液を無償で提供するボランティアです。

■献血の手順

https://www.jrc.or.jp/donation/about/process/

■献血基準

https://www.jrc.or.jp/donation/about/terms/

◆日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センターについて

関東甲信越エリア(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県・山梨県・長野県)1都9県の各血液センターと連携し、安全な血液を安定的に医療機関へお届けするための業務を行っています。

【公式ホームページ】

https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/bbc/index.html

いのちをつなぐ声 ~フリーアナウンサー笠井信輔さんからのメッセージ~

公式YouTubeアカウントで公開中

輸血経験者であるフリーアナウンサーの笠井信輔さんが、自身の闘病体験、輸血治療の経験を通して

視聴者の皆様に”献血の大切さ”を伝えます。

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