ビルベリーとサンタベリーの併用が網膜の紫外線障害を防ぐ ~わかさ生活と岐阜薬科大学の産学共同研究を学会発表~
株式会社わかさ生活(本社:京都市、代表取締役:角谷建耀知)は、これまで行ってきたビルベリーやルテインの機能性研究に加え、新たに北欧の果実『サンタベリー(わかさ生活の商標登録名。リンゴンベリーの名称で一般に知られています)』の機能性に着目し、研究をすすめて参りました。
この度、わかさ生活では岐阜薬科大学 原英彰教授(岐阜市)との共同研究で『ビルベリーエキスとサンタベリーエキスの併用にて、紫外線による網膜細胞の障害をより軽減できる』ことが分かり、この結果を、2012年3月30日 日本薬学会第132年会大会(札幌)にて発表いたします。
私たちは、日常的に太陽光の紫外線による影響を受けています。主に肌ではシワやシミの原因として、あるいは皮膚がんのリスクを高める要因となります。一方、目も肌と同じく紫外線によるダメージを受けやすい器官であり、紫外線は白内障や翼状片の発症原因の1つと考えられています。また、紫外線の一部UVA波は目の角膜や水晶体を通過し網膜に達することで、網膜組織を障害し、網膜機能を低下させる可能性があります。(図1参照)
そこで紫外線(UVA波)から目を守るための食品が求められていました。今回の研究ではビルベリーエキスとサンタベリーエキスに着目しました。事前に、ビルベリーエキスまたはサンタベリーエキスを網膜細胞に添加した後、紫外線を照射すると、活性酸素の発生が抑えられ、細胞死が減少するなど、紫外線のダメージが軽減されることが確認できました。更に、ビルベリーエキスとサンタベリーエキスの同時併用では、より細胞障害を抑制する作用が高くなることが分かりました。(図3参照)
本研究の結果から、ビルベリーとサンタベリーを共に日常的に摂取することが、より紫外線による網膜のダメージを防ぎ、網膜の健康維持に役立つものと期待されます。
≪紫外線量の増加が目に及ぼす影響と、その対処法≫
紫外線は、私たちの肌や目など体の表面に突出した器官に対して、老化現象の加速や疾患を引き起こす原因の1つです。気象庁の調査報告によれば、1980年以降大気中のオゾン層量は減少し、日本国内においても紫外線の量は年々増加傾向にあります。また、それに伴い日本人の皮膚がん患者数は、今日までにおよそ2倍に増えています(国立がん研究センターがん対策情報センター、地域がん登録全国推計によるがん罹患データ[1975年~2006年]より)。
一方で目においては、紫外線は白内障(水晶体が白く濁る疾患。国内患者数は約130万人;厚生労働省 平成17年患者調査より)や翼状片(目の表面の結膜組織が角膜に進入する)、角膜炎(角膜表面で紫外線刺激により炎症が起きる)などの疾患を引き起こす要因と考えられています。さらに、紫外線の一部UVA波は、角膜や水晶体を通過し、網膜に到達します。網膜はカメラのフィルムに当たる部位であり、私たちの視覚機能に欠かせない器官です。
そのため、帽子やサングラスの着用など、日常的に紫外線から目を守る工夫が何より重要になります。今回、私たちは毎日摂取することが可能な食品成分に着目し、紫外線に対する網膜の保護作用を見出しました。
≪北欧の果実「サンタベリー」とは≫
サンタベリー〔英名:Lingonberry(リンゴンベリー)、学名:Vaccinium vitis-idaea L.〕は、北欧の森林や湖で見られる赤色の果実で、フィンランドではジャムや肉料理のソースとして一般に食されています(右写真)。
本研究で使用したサンタベリーエキスには、トランス・レスベラトロール、プロアントシアニジンなどの有効成分が豊富に含まれています。サンタベリーエキスは高い抗酸化作用を有しており、サプリメント素材として、また美肌作用から化粧品素材としても注目されています。
◆サンタベリーの詳細は、わかさの秘密サイトの「サンタベリー」のページをご参照ください。 (URL:http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/santa-berry/)
≪研究の概要および結果≫
【実験方法】
本研究では、マウス由来の網膜視細胞である661W細胞を用いました。661W細胞に一定量の紫外線(UVA波)を照射することで、細胞障害を引き起こしました。その際、事前にビルベリーエキス、またはサンタベリーエキスを細胞に添加することで、両者の細胞障害保護作用を検討しました。
【結果】
ビルベリーエキスおよびサンタベリーエキスは紫外線による活性酸素の発生を減少し、細胞死を防ぐことが分かりました。また、『ビルベリーエキスとサンタベリーエキスの併用にて、紫外線による網膜細胞の障害をより軽減できる』ことも分かりました。
本研究の結果から、ビルベリーとサンタベリーを共に日常的に摂取することが、より紫外線による網膜のダメージを防ぎ、網膜の健康維持に役立つものと期待されます。
今回の研究結果は、2012年3月30日 日本薬学会第132年会大会(札幌)にて発表いたします。
■この件に関するマスコミの方からのお問い合せ先■
TEL:075-213-8229(9:30~18:00)、 FAX:075-213-8877
e-mail:aoki@blueberryeye.co.jp
〒600-8008 京都市下京区四条烏丸長刀鉾町22
担当:わかさ生活 広報課 青木美奈
この度、わかさ生活では岐阜薬科大学 原英彰教授(岐阜市)との共同研究で『ビルベリーエキスとサンタベリーエキスの併用にて、紫外線による網膜細胞の障害をより軽減できる』ことが分かり、この結果を、2012年3月30日 日本薬学会第132年会大会(札幌)にて発表いたします。
私たちは、日常的に太陽光の紫外線による影響を受けています。主に肌ではシワやシミの原因として、あるいは皮膚がんのリスクを高める要因となります。一方、目も肌と同じく紫外線によるダメージを受けやすい器官であり、紫外線は白内障や翼状片の発症原因の1つと考えられています。また、紫外線の一部UVA波は目の角膜や水晶体を通過し網膜に達することで、網膜組織を障害し、網膜機能を低下させる可能性があります。(図1参照)
そこで紫外線(UVA波)から目を守るための食品が求められていました。今回の研究ではビルベリーエキスとサンタベリーエキスに着目しました。事前に、ビルベリーエキスまたはサンタベリーエキスを網膜細胞に添加した後、紫外線を照射すると、活性酸素の発生が抑えられ、細胞死が減少するなど、紫外線のダメージが軽減されることが確認できました。更に、ビルベリーエキスとサンタベリーエキスの同時併用では、より細胞障害を抑制する作用が高くなることが分かりました。(図3参照)
本研究の結果から、ビルベリーとサンタベリーを共に日常的に摂取することが、より紫外線による網膜のダメージを防ぎ、網膜の健康維持に役立つものと期待されます。
≪紫外線量の増加が目に及ぼす影響と、その対処法≫
紫外線は、私たちの肌や目など体の表面に突出した器官に対して、老化現象の加速や疾患を引き起こす原因の1つです。気象庁の調査報告によれば、1980年以降大気中のオゾン層量は減少し、日本国内においても紫外線の量は年々増加傾向にあります。また、それに伴い日本人の皮膚がん患者数は、今日までにおよそ2倍に増えています(国立がん研究センターがん対策情報センター、地域がん登録全国推計によるがん罹患データ[1975年~2006年]より)。
一方で目においては、紫外線は白内障(水晶体が白く濁る疾患。国内患者数は約130万人;厚生労働省 平成17年患者調査より)や翼状片(目の表面の結膜組織が角膜に進入する)、角膜炎(角膜表面で紫外線刺激により炎症が起きる)などの疾患を引き起こす要因と考えられています。さらに、紫外線の一部UVA波は、角膜や水晶体を通過し、網膜に到達します。網膜はカメラのフィルムに当たる部位であり、私たちの視覚機能に欠かせない器官です。
そのため、帽子やサングラスの着用など、日常的に紫外線から目を守る工夫が何より重要になります。今回、私たちは毎日摂取することが可能な食品成分に着目し、紫外線に対する網膜の保護作用を見出しました。
≪北欧の果実「サンタベリー」とは≫
サンタベリー〔英名:Lingonberry(リンゴンベリー)、学名:Vaccinium vitis-idaea L.〕は、北欧の森林や湖で見られる赤色の果実で、フィンランドではジャムや肉料理のソースとして一般に食されています(右写真)。
本研究で使用したサンタベリーエキスには、トランス・レスベラトロール、プロアントシアニジンなどの有効成分が豊富に含まれています。サンタベリーエキスは高い抗酸化作用を有しており、サプリメント素材として、また美肌作用から化粧品素材としても注目されています。
◆サンタベリーの詳細は、わかさの秘密サイトの「サンタベリー」のページをご参照ください。 (URL:http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/santa-berry/)
≪研究の概要および結果≫
【実験方法】
本研究では、マウス由来の網膜視細胞である661W細胞を用いました。661W細胞に一定量の紫外線(UVA波)を照射することで、細胞障害を引き起こしました。その際、事前にビルベリーエキス、またはサンタベリーエキスを細胞に添加することで、両者の細胞障害保護作用を検討しました。
【結果】
ビルベリーエキスおよびサンタベリーエキスは紫外線による活性酸素の発生を減少し、細胞死を防ぐことが分かりました。また、『ビルベリーエキスとサンタベリーエキスの併用にて、紫外線による網膜細胞の障害をより軽減できる』ことも分かりました。
本研究の結果から、ビルベリーとサンタベリーを共に日常的に摂取することが、より紫外線による網膜のダメージを防ぎ、網膜の健康維持に役立つものと期待されます。
今回の研究結果は、2012年3月30日 日本薬学会第132年会大会(札幌)にて発表いたします。
■この件に関するマスコミの方からのお問い合せ先■
TEL:075-213-8229(9:30~18:00)、 FAX:075-213-8877
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〒600-8008 京都市下京区四条烏丸長刀鉾町22
担当:わかさ生活 広報課 青木美奈
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