TORANOTEC株式会社との事業共創をスタート
~CVCファンド「SUMISEI INNOVATION FUND」からの出資~
住友生命は、「一人ひとりのよりよく生きる=ウェルビーイング(Well-being※1)」に貢献することで、「なくてはならない」生命保険会社を目指しています。
この目標を実現するために、Vitality健康プログラムを中心とするWaaS(Well-being as a service※2)エコシステムを構築し、様々なWell-beingサービスでお客さまとつながり、そこから得られる多様なデータを活かして、一人ひとりのお客さまにより適したサービス、最適な保障をお届けしていきたいと考えています。
人生100年時代を迎え、お客さまのWell-beingの実現には、体や心の健康に加えて、「資産の健康」もより一層重要になっていきます。そうした観点から、毎日の暮らしのなかで、自然な形で可能なコツコツ資産形成(おつり投資)を展開するトラノテックとの事業共創を開始するに至りました。
2.トラノテックとの協業概要
住友生命とトラノテックは、本ファンドからの出資を通じた資本面での連携により、若年層において始めるハードルが高い「保険」と「投資」のイメージを払拭し、若いうちから「資産の健康」に向き合える社会の実現を目指して事業共創を図ります。
昨今の働き方の多様化によって、毎月の収入が大幅に変動するお客さまが増加していることからも、家計における固定費の在り方を再定義する取組みは社会的にも意義あるものと考えております。
<今後検討を進める事業共創の一例>
・おつり投資のユーザーにフィットした保険商品の開発
・おつり投資のスキームと連動した新たな保険サービスの開発
・おつり投資と保険をパッケージ化した福利厚生サービスの開発
・若年層向けのマーケティング研究
<事業共創イメージ>
3.SUMISEI INNOVATION FUNDの概要
住友生命は、“住友生命「Vitality」”の進化、お客さまが幸せを感じ、輝く人生を送るサポートとなるようなWell-beingシステムのネットワーク創出、新しいテクノロジーやサービスを活用した「生命保険を身近に感じる顧客体験」「お客さまと保険会社の新たな接点」の創出などを、本ファンドを通じた事業共創により目指しています。
【ファンド名】
・SUMISEI INNOVATION FUND(名称:「SUMISEI-SBI投資事業有限責任組合」)
【運営の仕組み】
・SBIインベストメント(GP※4)は、投資先の探索および投資可否の判断を行う。
・住友生命(LP※5)は、投資先候補との協業プランを検討し、事業共創を推進する。
・運用期間中(原則10年)に、数十社程度の投資を実行する。
【ファンド総額】
・80億円
【主な投資領域】
・“住友生命「Vitality」”による健康増進活動を中心としたウェルビーイング関連企業などとのエコシステム構築
・「体の健康」だけでなく「体・心・社会的健康」を目指すウェルビーイング領域
・「生命保険を身近に感じる顧客体験」や「お客さまと保険会社の新たな接点」創出に活用できる新しいテクノ
ロジーやサービス
・DXの推進
4.トラノテックの概要
会社名:TORANOTEC株式会社
事業内容:金融サービス投資、フィンテックデベロプメント、アプリ運営
設立:2016年8月
代表者:代表取締役 ジャスティン・バロック
本社所在地:東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー27階
5.SBIインベストメントの概要
会社名:SBIインベストメント株式会社
事業内容:ベンチャーキャピタルファンド等の運用・管理
設立:1996年6月
代表者:代表取締役執行役員社長 川島 克哉
本社所在地:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー
(※1)Well-beingとは、「健康」に対する新たな価値観であり、「身体的・精神的・社会的・経済的に幸せと感じる状態」、ひいては「そうあるための行動、選択、ライフスタイルを積極的に追求すること」です。
(※2)WaaS(Well-being as a service)とは、Well-beingに資するサービスエコシステムのことです。
(※3)ゼネラルパートナー(無限責任組合員)。組合運営に関し全責任を無限に負います。
(※4)リミテッドパートナー(有限責任組合員)。資金出資者であり、その責任が出資した金額のみに限定されます。
以上
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