『この国の学びの概念を変えたい』生徒主体の「学びの共有会(まなコレ)」開催。
生徒の学びは始まったばかり。決して終わることはないだろう。
学校法人自由学園が、「より良い世界を創る」ために、学びのアウトプットの場として「学びの共有会(まなコレ)」を3月3日(金)、4日(土)に女子部・男子部キャンパス内で開催します。
『偏差値のために生きていない。』
こう話すのは本学園の高校三年生である。
2023年3月3日(金)、4日(土)の二日間で、学校法人自由学園女子部・男子部キャンパスにて、生徒主体の「学びの共有会(まなコレ)」が開催される。
このイベントの目的は、これまで生徒が学校で学んできたことをアウトプットし、参加者と双方向で学ぶというものだ。
学校で行われる授業の多くは、教師が生徒に向けた一方向のものが多く、どうしても生徒は受け身になってしまう。このイベントは「そういった授業の延長ではない、新たなものにしたい。」という生徒たちの想いから創られた。
参加者にも「学んでほしい」という生徒は、自分たちの取り組みを特別なこととは思っていない。それは、他校でもやればできるはずだが、やらないことをやっているだけだという。恐らく学校生活を“こなすこと”ばかりで、試験で良い点数をとるため、偏差値の高い大学に進学するために時間を奪われてしまうからだろう。
そして、いつの間にか生徒は学ぶことが楽しいとは感じることができなくなってしまうのではないか。
しかし、自由学園の生徒は学びの楽しさを知っている。
だからこそ参加者にも、ただ話を聞くだけではなく、双方向に学び合うことで、心から「楽しかった」と感じてほしいと生徒は考えている。アクティブに参加してもらえるよう、各グループ工夫をこらした発表は見応え十分である。
例えば、社会に働きかけていく『共生学』という、自由学園オリジナルの授業では「カフェをプロデュースしよう」をテーマに、地球にやさしいカフェ&ショップを出店するグループがある。環境に配慮した食材を使ったメニューやフェアトレードの製品は、全て生徒が学んできたものをカタチにしたものである。
また、探求からの、実際の校舎改築に取り組んだ「ライフスタイル・衣食住ゼミ」では、担当した生徒が「学びの空間をデザインする。」というテーマで、堀場弘 氏と垣野義典 氏とのトークセッションを行う。誰もが自分らしく学べる空間とはどういった場なのか。専門家と生徒のセッションは必見である。
遊び心を忘れない仕掛けとしては、広い芝生の上にピアノを置き、誰でもその場で演奏できるといったものもあり、当日誰かの演奏にピアノを囲み、自然と手拍子が響く、そんな光景が目に浮かんでくる。
『まなコレ』は一年間学んできたことの「発表の場」である。それは他校と何ら変わらない。しかし、最初から最後まで生徒が中心になって創り、招いた来場者と共に「発表の場」までも学びにするイベントは唯一無二のものであろう。
イベントの中心を担当している高校三年生は「運営も学び。男女合わせて445名をまとめることは至難の業だが、決して大変ではなく、こういった企画に関われることが面白い。」と言うのだ。
中心になって動いている生徒自身が、学びの本当の楽しさを知っている。そんなイベントが面白くない訳がない。「偏差値のために生きていない」とハッキリ言う生徒達が創るこのイベントは、社会に対して様々なメッセージを投げかけるものだろう。
生徒の学びがこの発表で終わるものではなく、ここから始まるのだ。
■学びの共有会(まなコレ)
https://mana-colle.studio.site/
■学校法人自由学園 https://www.jiyu.ac.jp
1921年、日本で初の女性新聞記者となった羽仁もと子と、その夫でジャーナリストの羽仁吉一が創立。
2021年4月に創立100周年を迎えた。同年に現在の自由学園の生徒の活動等を取材した書籍『本物をまなぶ学校 自由学園』(婦人之友社企画・編集)、書籍『自由学園一〇〇年史』(自由学園出版局)を刊行。デジタルアーカイブ『自由学園100年+』も公開している。
設置校:幼児生活団幼稚園 初等部(小学校) 男子部・女子部(中等科・高等科) 最高学部(大学部)
中等科以上は寮があり、国内各地、また海外から⼊学している。これまで別学であった男子部・女子部(中等科・高等科)を、2024年度から「共生共学」とする予定で現在準備中。
幼児通信グループ「イポッチ」、45歳以上を対象とした学校「リビング・アカデミー」も展開している。
■本プレスリリースに関する連絡先
自由学園広報本部
〒203-8521 東京都東久留米市学園町1-8-15
E-mail kh@jiyu.ac.jp
こう話すのは本学園の高校三年生である。
2023年3月3日(金)、4日(土)の二日間で、学校法人自由学園女子部・男子部キャンパスにて、生徒主体の「学びの共有会(まなコレ)」が開催される。
このイベントの目的は、これまで生徒が学校で学んできたことをアウトプットし、参加者と双方向で学ぶというものだ。
学校で行われる授業の多くは、教師が生徒に向けた一方向のものが多く、どうしても生徒は受け身になってしまう。このイベントは「そういった授業の延長ではない、新たなものにしたい。」という生徒たちの想いから創られた。
参加者にも「学んでほしい」という生徒は、自分たちの取り組みを特別なこととは思っていない。それは、他校でもやればできるはずだが、やらないことをやっているだけだという。恐らく学校生活を“こなすこと”ばかりで、試験で良い点数をとるため、偏差値の高い大学に進学するために時間を奪われてしまうからだろう。
そして、いつの間にか生徒は学ぶことが楽しいとは感じることができなくなってしまうのではないか。
しかし、自由学園の生徒は学びの楽しさを知っている。
だからこそ参加者にも、ただ話を聞くだけではなく、双方向に学び合うことで、心から「楽しかった」と感じてほしいと生徒は考えている。アクティブに参加してもらえるよう、各グループ工夫をこらした発表は見応え十分である。
例えば、社会に働きかけていく『共生学』という、自由学園オリジナルの授業では「カフェをプロデュースしよう」をテーマに、地球にやさしいカフェ&ショップを出店するグループがある。環境に配慮した食材を使ったメニューやフェアトレードの製品は、全て生徒が学んできたものをカタチにしたものである。
また、探求からの、実際の校舎改築に取り組んだ「ライフスタイル・衣食住ゼミ」では、担当した生徒が「学びの空間をデザインする。」というテーマで、堀場弘 氏と垣野義典 氏とのトークセッションを行う。誰もが自分らしく学べる空間とはどういった場なのか。専門家と生徒のセッションは必見である。
遊び心を忘れない仕掛けとしては、広い芝生の上にピアノを置き、誰でもその場で演奏できるといったものもあり、当日誰かの演奏にピアノを囲み、自然と手拍子が響く、そんな光景が目に浮かんでくる。
『まなコレ』は一年間学んできたことの「発表の場」である。それは他校と何ら変わらない。しかし、最初から最後まで生徒が中心になって創り、招いた来場者と共に「発表の場」までも学びにするイベントは唯一無二のものであろう。
イベントの中心を担当している高校三年生は「運営も学び。男女合わせて445名をまとめることは至難の業だが、決して大変ではなく、こういった企画に関われることが面白い。」と言うのだ。
中心になって動いている生徒自身が、学びの本当の楽しさを知っている。そんなイベントが面白くない訳がない。「偏差値のために生きていない」とハッキリ言う生徒達が創るこのイベントは、社会に対して様々なメッセージを投げかけるものだろう。
生徒の学びがこの発表で終わるものではなく、ここから始まるのだ。
■学びの共有会(まなコレ)
https://mana-colle.studio.site/
■学校法人自由学園 https://www.jiyu.ac.jp
1921年、日本で初の女性新聞記者となった羽仁もと子と、その夫でジャーナリストの羽仁吉一が創立。
2021年4月に創立100周年を迎えた。同年に現在の自由学園の生徒の活動等を取材した書籍『本物をまなぶ学校 自由学園』(婦人之友社企画・編集)、書籍『自由学園一〇〇年史』(自由学園出版局)を刊行。デジタルアーカイブ『自由学園100年+』も公開している。
設置校:幼児生活団幼稚園 初等部(小学校) 男子部・女子部(中等科・高等科) 最高学部(大学部)
中等科以上は寮があり、国内各地、また海外から⼊学している。これまで別学であった男子部・女子部(中等科・高等科)を、2024年度から「共生共学」とする予定で現在準備中。
幼児通信グループ「イポッチ」、45歳以上を対象とした学校「リビング・アカデミー」も展開している。
■本プレスリリースに関する連絡先
自由学園広報本部
〒203-8521 東京都東久留米市学園町1-8-15
E-mail kh@jiyu.ac.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像