鳥取県産「砂丘らっきょう」がGI(地理的表示保護制度)登録後、初出荷! らっきょうの日(6/6)前後に、県内・首都圏で関連イベントを続々実施
■砂丘らっきょう初売り 5月24日(火)より 於:全国のスーパー等 ■らっきょう漬け講習会 5月29日(日)ほか 於:とっとり・おかやま新橋館ほか
『砂丘らっきょう(生)』は、鳥取県が世界に誇れる逸品で、砂丘畑で栽培されることから、無駄な水分や栄養素がなく身が締まり、シャキシャキとした食感が特徴です。本年3月には「鳥取砂丘らっきょう」、「ふくべ砂丘らっきょう」の2名称で地理的表示(GI)登録されており、今回はGI登録後初の出荷ということで、より一層のブランド化促進に、地元でも期待が高まっています。
このらっきょうの生産者団体である鳥取いなば農業協同組合では、上記アンテナショップや、九州屋二子玉川店など、首都圏数カ所でのらっきょう漬け講習会などのイベントを展開予定。全国の消費者へ「鳥取砂丘らっきょう」の魅力を発信していきます。
<らっきょう漬け講習会>
①とっとり・おかやま新橋館
(東京都港区新橋1ー11−7)
日時:5月29日(日) 13:00~14:00/
16:00~17:00
6月3日(金) 13:00~14:00/
16:00~17:00
定員:各回先着20名
参加費:500円(税込)
申込先:03-3571-0092(10:00~18:30)
info@torioka.com ※電話かメールいずれか
②九州屋二子玉川店 (東京都世田谷区玉川2-21-1)
日時:6月18日(土) 場所:九州屋二子玉川店
定員:なし
参加費:無料 ※実演をご覧いただき、店舗内の売り場(九州屋)にてらっきょう等をご購入いただけます。
お問い合わせ先:042-676-3111
http://www.kyusyuya.co.jp/store/recommend04.html
【参考】
○鳥取県と砂丘らっきょうの歴史
古くは江戸時代から一部の農家で自家栽培されており、大正3年(1914年)に、浜本四方蔵(はまもと・よもぞう)氏が石川県から鳥取砂丘のある鳥取市福部町に種球を持ち込み、販売を目的に栽培を開始。後に産業組合を結成し、出荷を始めました。干ばつに強く、荒廃地や痩せた土地でも育つという特性から盛んに生産されるようになり、現在では、約120ヘクタール(東京ドーム約25.5個分の広さ)の広大な畑で、72戸の生産農家が栽培し、日本有数の経営規模を誇る産地へと成長しました。昭和40年頃からは、価格安定化を図り、食材原料用に加工する事業にも着手。それを甘酢漬けなど味付け加工したものが、現在は鳥取砂丘の土産品として観光客の間などで広く親しまれているほか、日本全国に販路を拡大しています。
○「砂丘らっきょう」とは
日本最大級の砂丘「鳥取砂丘」のサラサラとしたきめ細かい良質の砂地で栽培される「砂丘らっきょう」は、色の白さとシャリシャリとした独特の歯ごたえが特徴の鳥取県のブランド農産品。鳥取市福部町で栽培されています。完熟の状態で出荷するため、身がしっかり入っていて日持ちするのが特徴。
砂丘らっきょうは7月下旬~9月上旬に植えられ、真夏の酷暑と乾燥、厳しい冬を乗り越え育ったものを5月下旬~6月中旬に収穫します。10月下旬~11月上旬には可憐ならっきょうの花が咲き、畑一面が薄紫色に染まる美しい風景が広がります。こうした風景は、鳥取砂丘オアシス広場周辺(鳥取市福部町)で見ることができ、県の代表的な風物詩となっています。
○砂丘らっきょうの生産地
砂丘らっきょうは、山陰海岸国立公園「鳥取砂丘」の東に位置する鳥取市福部町で生産されています。
○鳥取砂丘らっきょう/ふくべ砂丘らっきょう(生)の地理的表示保護制度(GI)登録概要
<登録内容>
登録名称 鳥取砂丘らっきょう/ふくべ砂丘らっきょう
登録日 平成28年3月10日(木)
※地理的表示保護制度(GI)とは
地域で育まれた伝統と特性を有する農林水産物・食品のうち、品質や社会的評価などの特性が産地と結び付いており、その結び付きを特定できるような名称「地理的表示」が付されているものについて、その名称を知的財産として国に登録し、保護する制度。国際的に広く認知されており、世界で100カ国を超える国で導入。現在、神戸ビーフや夕張メロンなど、全国で12の産品がGIに登録されている。
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