離婚してでも保育園に入りたい!母親たちの保活戦争はまだまだ続く【2017年保活実態調査】
SNSでは「保育園落ちた・・・」と嘆く母親たちの声が投稿され始めました。そう、今まさに各自治体(市区町村)から保育園利用希望者のもとに、保育園の入園可否通知が届き始めています。保育園を探す活動を指す「保活」。現状として入園倍率2、3倍は当たり前となっており、なかには倍率10倍以上の保育園が存在する激戦地域もあります。
株式会社キッズライン(本社:港区六本木/代表取締役社長: 経沢香保子)は、「保活」を経験したことのある女性会員346名を対象に「保活」についての調査アンケートを実施しました。「保育園落ちた日本死ね!!」から1年、現在もなお、保活の厳しい実態が浮き彫りになりました。
株式会社キッズライン(本社:港区六本木/代表取締役社長: 経沢香保子)は、「保活」を経験したことのある女性会員346名を対象に「保活」についての調査アンケートを実施しました。「保育園落ちた日本死ね!!」から1年、現在もなお、保活の厳しい実態が浮き彫りになりました。
|調査概要|
《調査期間》2017年1月26日~1月31日
《調査対象》保活経験者の女性:346名
《調査方法》キッズライン登録者向けのアンケート調査
|調査結果トピックス|
1. 保活が大変だった人、なんと80%
2. 大変だったこと1位は「キャリア継続の不安」僅差で「情報収集」
3. 保活にかかった費用100万円超えの世帯も
4. 保活の都市伝説「偽装離婚」実際にやった人がいた!
|調査結果トピックス別詳細|
▼保活が大変だった人、なんと80%
そもそも保育園にかんたんに入れるのなら、「保活」という言葉はこの世に存在しなかったでしょう。「非常に大変(44.5%)」「まあまあ大変(35.5%)」と、保活が大変と感じた人は全体の80%を占めました。
▼大変だったこと1位は「キャリア継続の不安」僅差で「情報収集」
大変だったこととしては、「保育園に入れなかった場合のキャリア継続の不安(63.9%)」が最も多く、次いで僅差で「情報収集(63.3%)」との回答が得られました。
自治体(市区町村)によって保育利用の基準や仕組みが異なるため、「情報収集が一元化されておらず、時間がかかる」「アナログで非効率で、罰ゲームのよう」といった声が寄せらました。また、「産後すぐ慣れない育児をしながらの活動は肉体的にしんどい」など、育児と保活の両立が困難であるということが伺えました。
▼保活にかかった費用100万円超えの世帯も
保活にかけたお金の総額は「〜1万円(56%)」と回答した人が最も多く、内訳としては役所や保育園見学のための「交通費」「保活本」などが挙げられました。
他方、保育園激戦区では、「50〜100万円(4.7%)」「100万円以上(5%)」と、保活に50万円以上ものお金をかけた人は約10%を占め、費用の内訳としては「認可外保育園の入園金」「ベビーシッター代」「引っ越し費用」などが挙げられました。認可保育園の入園に有利になるよう認可外保育園やベビーシッターを戦略的に利用した人もいれば、待機児童が少ない地域に引っ越しをして確実に保育園に入園できるよう準備した人もいました。
▼保活の都市伝説「偽装離婚」実際にやった人がいた!
ひとり親だと保育園に入りやすくなるという入園基準の裏をかき、一時的に籍を抜くという「保活離婚」。都市伝説的に語られていますが、保活経験者はこの保活離婚をどう思っているのでしょうか?
保活で苦労した人が多いからか「実際にやる人はいると思う(72.3%)」と多くの回答を得ました。また「実際にやった人を知っている(6.5%)」「自分がした(0.3%)」の回答も寄せられました。
「”保活のためにここまでする?”と思えるような手段」について聞いたところ、「(保活離婚を)実際にやった人が近くにいたが、本末転倒だと思った。」「そういう(保活離婚を行った)家庭を通報できる行政システムが必要」と批判的な意見も寄せられました。また保活離婚のほかにも、保育園に入るために「親と同居しているが、一時的に親に遠方に引っ越してもらう」や「夫と別居をする」といった、保育園に入るための苦肉の手段も寄せられました。【保育園の代わりに、ベビーシッターを利用をする人が急増中】
解決の糸口が見えない待機児童問題。そんな中、保育園の代わりにベビーシッターを利用する人が急増しています。実際に私たちキッズラインも、待機児童問題を解決する即効性のある手段として、ベビーシッター助成が有効と考え、自治体への提案を進めています。
なお、次回プレスリリース(近日配信予定)では、保育園代わりにベビーシッターを利用するための具体的な方法について実例を交えてご案内予定です。
【ベビーシッター無料体験キャンペーン実施中!】
キッズラインでは「ベビーシッター無料体験キャンペーン」を実施中です。
保育園に落ちて困っている真っ只中の方や、これから保活をする方、ぜひこの機会に奮ってご応募ください。
キャンペーン詳細はこちらから
https://kidsline.me/contents/news_detail/128
【報道関係者の皆様へ、取材のお願い】
待機児童問題は、子どもが小さい時期の一時的な問題として扱われる側面もあり、政府の取り組みも十分とは言い難いものです。しかし、現実には働く必要に迫られている人が、保育園に入ることができず、ときには当リリースでも取り上げた「保活離婚」のように、常識を逸したポイント稼ぎを行っているのが現状です。報道関係者の皆様、こうした保活の実態を共に発信・拡散しませんか。ぜひ取材にご協力いただければ幸いです。
【さらに詳細をご覧になりたい方へ】
こうすれば待機児童はなくなる!キッズラインの提言
https://kidsline.me/magazine/article/29
2017年「保活調査レポート」全文
https://kidsline.me/hokatsu
■KIDSLINE(キッズライン)とは https://kidsline.me/
「キッズライン」は1時間1,000 円~即日手配も可能なオンラインベビーシッターマッチングサービス(iOSアプリでも利用可能)。登録シッターの口コミが見れるため安心して24時間オンラインですぐにベビーシッター手配可能なためユーザー数が増加。数多くのマスコミなどにも取り上げられています。自治体(渋谷区・千代田区・品川区・調布市他)や数多くの法人企業にも導入実績があります。最近では、小池塾の「きぼうのほいくしょ」運営も任されるなど利用の裾野を広げています。
■会社概要
株式会社キッズライン
代表者:経沢 香保子(2012年女性最年少でマザーズ上場)
事業内容:インターネットを使った女性支援事業、育児支援事業
所在地:東京都港区六本木5-2-3 マガジンハウス六本木ビル7F
URL: https://kidsline.me/
■本リリースに関するお問い合わせ先
メディア掲載・取材に関するお問い合わせは以下までお願いいたします。
株式会社キッズライン 広報担当
取材依頼フォーム:https://kidsline.me/corp/coverage
※なお、本リリースの調査結果データを一部引用・使用される場合は、
上記取材フォームよりお問い合わせいただけますようご協力お願いいたします。
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