使えるねっとの「使えるクラウドバックアップ」、医療機関向け3省2ガイドラインに対応へ
医療業界での使えるクラウドバックアップ導入が可能に
東京、2019年10月23日 – クラウドサービスプロバイダーとして各種クラウド製品およびサービスの開発・販売を行う使えるねっと株式会社(本社:長野県長野市)は、クラウド型バックアップサービス「使えるクラウドバックアップ」が医療機関向け3省2ガイドラインに2019年11月に対応予定であることを発表いたします。
使えるクラウドバックアップとは
使えるクラウドバックアップは、ファイル、フォルダ、アプリケーション、ユーザーアカウント、ユーザー設定など、OSを含むシステム全体を完全バックアップすることが可能な企業向けクラウドバックアップサービス。シンプルな使い勝手、抜群のコストパフォーマンス、徹底したセキュリティ対策が特徴です。ランサムウェア対策、事業継続計画(BCP対策)、ディザスタリカバリ(DR対策)に有効なバックアップソリューションとして、幅広い業種の企業で導入されています。
使えるクラウドバックアップ URL:https://www.tsukaeru.net/cloud-backup
3省2ガイドラインとは
3省2ガイドラインとは、医療機関が電子的に医療情報を扱うにあたって準拠しなければならないガイドラインの総称です。このうち厚生労働省のガイドライン「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第5版(平成29年5月)」は医療機関側で準拠すべきもの、経済産業省・総務省のガイドライン「医療情報を受託管理する情報処理事業者における安全管理ガイドライン(平成24年10月)」と「クラウドサービス事業者が医療情報を取り扱う際の安全管理に関するガイドライン第1版(平成30年7月)」はクラウド事業者側で準拠すべきものとなっています。現在使えるねっとでは使えるクラウドバックアップの3省2ガイドライン対応可能の確認が取れており、2019年11月のサービスインが可能になりました。
電子カルテ普及で高まる外部バックアップのニーズ
診療機関における電子カルテの普及率は、厚生労働省の医療施設調査(平成29年)で43%に達しており、令和2年には63%にまで伸びる予想となっています。
そうした電子カルテのほとんどは、医療機関の施設内にサーバを設置して利用するオンプレミス型です。そのため施設内で万が一災害や障害が発生した場合の事業継続性に課題があり、データを安全に外部バックアップすることへのニーズが高まってきています。
使えるバックアップではそういった不安の声に応えるべく、経済産業省ならびに総務省のガイドライン要求を満たすよう、システム・運用管理整備を進めてきました。
医療機関での「使えるクラウドバックアップ」導入が可能に
3省2ガイドラインへの対応にあたり、使えるクラウドバックアップのガイドライン対応状況をまとめたリファレンスを2019年11月中にリリースできる見込みです。これによって、医療機関において3省2ガイドラインに準拠しながらシステムイメージで取得するアプライアンス不要のクラウドバックアップを利用することが可能となります。これらは使えるねっとの100社を超えるパートナーから多くの要望があり実現に至りました。
使えるねっとではガイドライン対応が完了次第、150社を超える既存パートナーと共に、電子カルテ・レセプトなどの医療機関向けシステムや、医療機関向けサービスプロバイダーへのOEM提供を積極的に進めていく方針です。
【使えるねっとについて】
使えるねっとは、幅広いジャンルの企業向けクラウドサービスを提供する「クラウドソリューションの総合商社」。事業開始以来20年に渡り、使いやすく高品質なクラウド製品をOEM(ホワイトラベル)/リセラー向けにリーズナブルな価格で提供しています。
100社以上のパートナー企業とのネットワークに加えて、長野市で自社運営を行うデータセンターと、長年の運用実績によって培ってきた独自のノウハウを活かし、レンタルサーバー、VPS、専用サーバ、クラウドバックアップなど幅広いニーズに対応可能な商品およびサービスの提供を行っています。
URL:http://www.tsukaeru.net/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像