ナーブ、アイリッジと業務提携し、ビジネスVR×O2Oソリューションの提供を開始
~第一弾として、DGコミュニケーションズとともに、不動産VRソリューションを提供~
本ソリューションは展開の第一弾として、不動産広告大手の株式会社DGコミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木 浩一、以下「DGコミュニケーションズ」)に対し不動産領域における「ビジネスVR×O2Oソリューション」の提供を開始するとともに、今後はさまざまな領域への展開を目指してまいります。
1.本業務提携の背景と目的
ナーブは、不動産、建設、旅行、航空、船舶、自動車といった様々な業界にビジネス向けVRシステムを提供していますが、特に不動産業界に対しては、『VR内見™』『どこでもストア®』などの次世代VRソリューションで業界をリードしており、三菱地所、東急不動産ホールディングスグループとも資本業務提携を行うなど、事業成長を加速化しています。
一方アイリッジは、企業向けにO2Oアプリの企画・開発・運用をトータルに提供しています。企業のスマホ・マーケティングへのニーズは業界を問わず拡大の傾向にありますが、昨今はそれに加え、スマートスピーカーやVR/AR※3等、新しい技術を活用したチャネルへもニーズが拡大してきています。VR/ARについてはこれまで主にエンターテインメント向けの用途で用いられてきましたが、今後は医療・旅行・小売・製造など様々な業界に応用されていき、国内市場規模は、2016年時点の141億円から、2020年には10倍以上の2,111億円になると予想されています※4。特にVRについては、不動産、旅行、自動車など現地に足を運ぶ必要のある商材を遠隔で体験できる性質から、O2Oマーケティングにおいても今後重要なチャネルとなっていくと考えています。
このような背景から、ナーブが提供するビジネスVR技術と、アイリッジが提供するO2O技術を連携させた「ビジネスVR×O2Oソリューション」の提供を開始することで、各社の強みを活かしたマーケット拡大・事業成長につながると判断し、本業務提携に至りました。
ナーブは本業務提携により、アイリッジのO2Oソリューション『popinfo』を活用して集客と利用ユーザーの行動解析、効果測定を実現し、競争力の強化を図り、アイリッジはビジネスVRへの早期対応を実現することで、O2Oアプリのみではニーズを満たしきれなかった新規顧客層の開拓と新たな事業機会の創造を目指します。
また、ナーブの調査によると、不動産業界は特にVRとの親和性が高く、『VR内見™』の導入により不動産業務の大幅な工数削減につながった実績があるほか入居前入居後のギャップ解消や満足度向上も認められています。そのため、本業務提携による第一弾の「ビジネスVR×O2Oソリューション」展開先としては、不動産広告業界において多くのクライアントをもち、アイリッジとの共同ソリューションを含め不動産向けデジタルサービスを多数展開するDGコミュニケーションズに決定しました。
DGコミュニケーションズは「ビジネスVR×O2Oソリューション」を通じ、自社のクライアントに対して、集客からVR内覧、VR内覧後の実際のモデルルームへの来館計測まで行えるO2O×VRモデルルームを提供することができます。
※1 ビジネスVR:不動産、建設、旅行、航空、船舶、自動車といった様々な業界のビジネス領域で活用するVRシステム
※2 O2O(オンラインtoオフライン):消費者にインターネット(オンライン)上のウェブサイトやアプリを通じて情報を提供し、実店舗(オフライン)への集客や販売促進に繋げること
※3 AR:実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を仮想的に拡張する技術
※4 出典:JETRO「マーケットレポートVR/AR(産業用ソリューション)2017年10月」
2.提携の概要
両社は本提携により、以下の取り組みを行うことで、「ビジネスVR×O2Oソリューション」を提供してまいります。
(1) アイリッジのO2O技術とナーブのVR技術を連携させた「ビジネスVR×O2Oソリューション」の共同開発
両社が得意とする分野の技術およびノウハウを共有・活用することで、業界をリードする「ビジネスVR×O2Oソリューション」を提供していきます。
・『どこでもストア®』×『popinfo』の連携
ー ナーブが提供する『どこでもストア®』は、商業施設内で VRと遠隔通話を活用した無人店舗を展開できるサービス です。遠隔地にある不動産物件などをVRで閲覧できるほか、さらに端末を通じて専門スタッフからサービスの詳しい 説明を聞くことができます。また、不動産以外にも、旅行など様々なコンテンツにも 対応可能となっています。
ー アイリッジのO2Oソリューション『popinfo』と連携することで、当該商業施設への集客や、どこでもストア®設置場所への誘客を実施するとともに、どこでもストアを利用したユーザーの行動解析等を行い、効果測定を実施します。
・ 『どこでもストア®』機能を搭載したO2Oアプリの開発
ー 『どこでもストア®』は、現在は実機を設置した場所で、利用者がVRで閲覧できるサービスですが、今後この情報を消費者が場所を問わず閲覧できるように、O2Oアプリとして開発・提供することも予定しています。
(2) アライアンスによる、「ビジネスVR×O2Oソリューション」の普及・拡大
両社は、不動産業界、小売・流通業界、鉄道業界等、親和性の高い顧客をもっているため、相互顧客紹介を行うことで、「ビジネスVR×O2Oソリューション」の普及・拡大を進め、シナジーを高めてまいります。
<どこでもストア® イメージ>
■ナーブ株式会社について
ナーブ株式会社(NURVE)は、「完全情報を提供し、未来のあたりまえを創り世界を変革し続ける」をビジョンとして、VR技術を活用した今までにないプラットフォームを提供。実用的でビジネスに活用しやすいVRシステムは、不動産、建設、旅行、航空、船舶、自動車といった様々な業界で、多くの大手企業に活用されています。
・不動産、建設:『VR内見™』『どこでもストア®』などのVRソリューションを提供
・旅行、航空、鉄道:『VRトラベルソリューション』を提供
・船舶、自動車:『VRソリューション』を提供
ナーブは、VR業界におけるマーケットリーダーとして、企業の迅速な意思決定と変化対応能力の向上を支援するとともに、企業の顧客満足度向上にも役立つシステムを提供します。
http://www.nurve.jp/
■株式会社アイリッジについて
株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンを活用した、企業のO2O支援を行っています。O2O支援はスマートフォンを利用したもので、O2Oソリューション「popinfo(ポップインフォ)」の提供、O2Oアプリの企画・開発、集客・販促等を中心とした企画・運用支援(O2Oマーケティング)をサービスとして提供しており、O2Oやスマートフォン向け位置連動型サービスの分野では業界トップクラスの実績があります。
https://iridge.jp/
■DGコミュニケーションズについて
DG コミュニケーションズは、創業 50 年を超える歴史をもち、主に不動産のブランディング、販売プロモーションを担う広告代理店として事業展開しています。また、親会社である株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁)の最先端技術を活用し、機械学習技術を採用したマンション所有者向け住宅資産管理サービス「家いくら?」や、IoTやデジタルサイネージサービスの提供など、不動産業界向けのデジタルサービスの提供を推進しています。
https://www.dg-c.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像