木材利用の促進を後押しする、設計者・メーカー双方を支える『eTREE木材商品ポータル』をリリース
6万人が利用する木材プラットフォームが無料ポータルサイトを展開
「Sustainable Forest」をミッションとする株式会社森未来(本社:東京都港区、代表取締役:浅野純平)は、木材情報プラットフォーム「eTREE」において、木材商品・木質建材の紹介に特化した『eTREE木材商品ポータル』を11月21日にリリースしました。本サービスは、木材商品の情報集約を通じて、情報の分断が起きがちな川上と川下を繋げ、木材利用の活用促進を目指します。
木材流通の課題
木材産業は生産・流通・加工の各段階が小規模・分散・多段階となっていて、依然として対面や電話、紙媒体を中心とした業務形態が続いています。これにより、業界全体での木材の安定的な供給が課題となっています。
さらに、木材商品の情報は各メーカーや自治体、関連団体が個別に提供している状況で、販路開拓や情報発信に課題を抱えています。また設計者にとっても必要な木材情報の入手が困難な状態になっています。
eTREE木材商品ポータルとは?
このような課題を解決するために開発されたのが「eTREE木材商品ポータル」です。本サイトは『木材商品を探すなら、一番わかりやすいWebサイト』をコンセプトに、全国の木材商品・木質建材を掲載・紹介するWebサイトです。
木材に特化した仕様が特徴で、メーカーが自ら商品情報の掲載や更新を行える仕組みとなっていて、これらのサービスをすべて無料でご利用いただけます。
現在は製品を9つのカテゴリーに分けて掲載しており、性能や価格、可能な加工方法といった設計時に必要な情報を提供しています。また、建材の特性に応じた性能検索機能も備えていますので、検索が容易です。さらに、掲載された商品情報はWebでの公開に加え、メールマガジンを通じた発信も予定しています。
【eTREE木材商品ポータル】 https://etree.jp/product
eTREE木材商品ポータルがもたらす効果
メーカーにとっては、6万人の木材に興味・関心を示すユーザーに向けて商品の特徴や性能を効果的にアピールできる新たな販路となります。特に中小規模のメーカーにとって、独自の販促手段に加え、新たな発信手段を得ることが可能です。
設計者やデザイナーにとっては、分散していた木材商品の情報を効率的に入手でき、商品選定の手間を削減できます。
誰もが木材情報にアクセスできる状況を目指して
実際の設計現場では、木材は利用しづらいという課題があります。
その原因の一つがサプライヤー(供給者)と利用者の間にある情報のギャップです。木材の利用には複合的な知識と加工現場との密な連携が要されますが、必要な情報はインターネット上でも十分に集約されていません。
eTREEはこの情報のギャップを取り払い、より木材を利用しやすくなる社会を目指します。
会社情報
会社名:株式会社森未来
代表者:代表取締役 浅野純平
住所:〒108-0014東京都港区芝5-27-6 泉田町ビル6階
設立:2016年4月
コーポレートサイト:https://shin-mirai.co.jp/
「Sustainable Forest」をミッションに、森林・林業・木材に関するITビジネスを展開。
BtoB向け木材プラットフォームeTREE:https://www.etree.jp/
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