【調査レポート】外国人エンジニアが指南―外国人エンジニアが望む未来志向型の“働き方”調査
株式会社JELLYFISH(本社:東京都品川区、代表:田中 翔)のヒューマンキャピタル・ソリューション事業部は、日本国内企業が優秀な外国人エンジニアを確保する為に知っておいて頂きたい彼らが希望する働き方について、日本で働いている外国人エンジニアを対象としたアンケート調査を行いました。
日本では、近年からエンジニア不足が深刻化しています。2030年に日本は約45万~79万人のIT人材が不足すると言われています(経済産業省2019年3月「IT人材需給に関する調査」により)。そのために日本の企業は、世界から高度人材を獲得する競争市場に参加する必要に今まさに迫られています。
当調査では、出社日数やテレワーク日数の希望、出社やテレワークでの困りごとや改善を望む点、企業で備えてほしいサポートやインフラ、帰国事情による柔軟な働き方の取り組みなどを問いかけました。
この結果をもとに、外国人エンジニアを採用する企業がより快適で働きやすい環境を提供できるよう、そしてエンジニア人材不足の問題に直面している企業が採用市場で競争力を持つ企業体制の改革や整備、従来のスタイルから脱却し未来志向型の“働き方”の推進に少しでも着手頂けましたら幸いです。
■調査概要
調査名 :日本で働く外国人エンジニアが望む「働き方」の調査(A Survey of the Preferred Working Styles of Foreign Engineers in Japan)
調査対象:2021年7月~2022年8月、株式会社JELLYFISHのヒューマンキャピタル・ソリューション
事業部が面談を実施した外国人エンジニア1025名
調査方法:日本語・英語のGoogle Formアンケートを メールによる一斉送信と回収
調査期間:2022年11月29日~2022年12月9日
有効回答数:123人
回収率 :12%
■調査項目
テレワーク事情
①企業に導入してほしい「出社・リモートワーク体制」
②「出社」で困ること
③「リモートワーク」で困ること
④企業が導入してくれたら嬉しい制度
帰国事情
⑤休暇での母国への帰国希望期間
⑥帰国で有給を取ることについてどう思う
⑦帰国のために導入してほしい体制
(すべての設問に、自由回答できる「その他」の欄を用意しています)
■調査レポート
調査レポート完全版をご覧になる方 は、こちらのURLでダウンロードいただけます。
https://jellyfish-g.co.jp/report-workstyle/
■結果サマリー:
123人の外国人エンジニアからの回答を整理すると、次のような結果がわかります。
① 企業に導入してほしい『出社・リモートワーク体制』
40%がフルリモートを希望しています。また、91%が週2日以上のリモートワークを希望しています。
② 「出社」で困ること(複数回答)
73%が通勤時間、55%が通勤ラッシュで困っています。出社に困ることがない回答者は8%です。
③ 「リモートワーク」で困ること(複数回答)
33%がコミュニケーション不足、25%がプライベートと同じ環境のせいで集中できないことで困っています。リモートワークに困ることがない回答者は28%です。
④ 企業が導入してくれたら嬉しい制度(複数回答)
56%が出社日の自由選択制度とコアタイムなしのフレックスタイム制度を希望しています。
⑤ 休暇での母国への帰国希望期間
76%が年に2週間以上の母国への帰国をしたいと考えています。
⑦ 帰国のために導入してほしい体制
55%が帰国期間にはフルリモート制度を導入してほしいと考えています。
■ 企業に導入してほしい『出社・リモートワーク体制』
その中の半数近くはフルリモート派であることがわかります。
■企業が導入してくれたら嬉しい制度(複数回答)
そのほかに、ワークライフバランスを考慮した休暇などが求められます。
■帰国のために導入してほしい体制
年間に一定の期間帰国する外国人は、帰国事情で企業に一番整備してほしい体制は帰国時のフルリモート制度であることがわかります。
■結論
今回の調査から、外国人社員はリモート中心の働き方を求め、その上で、フレックスタイム制や出社日選択の自由など、働き方の柔軟性を重視している傾向がみえました。
例えば出社で一番困ることは、出社勤務自体やコロナ感染の心配よりも、通勤途中にあること、つまり通勤時間や出社するための準備の手間などが問題であることがわかっています。そのため、会社で導入してほしい制度では、出社日の自由選択やフレックスタイムがもっとも多いという結果が出ています。
また、月に1~2回の3連休の取得も上位を占め、リフレッシュ休暇・病気休暇や女性のための生理休暇も求められています。
帰国事情に関しては、3/4以上の回答者は年間2週間以上の帰国を、そのうちの1/3以上は1ヶ月以上の帰国を希望しています。そして、導入してほしい体制として、帰国専用のフルリモート期間の付与が半数以上ありました。
以上から、外国人エンジニアがワークライフバランスや働き方の自由を重視する傾向は如実で、企業の働き方の体制の整備や改革はもとより、働き手に主導権を与え、プライベートを考慮した制度の導入などで人材採用において競争力を高め優位性の獲得に繋げていく事が肝要です。
コロナが退潮していく今こそ改革する「働き方」体制は、日本国内企業がグローバルな人材市場でエンジニアを勝ち取る鍵となるかもしれません。
参考:調査レポート
https://jellyfish-g.co.jp/report-workstyle/
■会社紹介
株式会社JELLYFISH
グローバルなIT高度人材の就職・教育領域の事業展開を国内外で行っています。 “Expand Your Horizons(視野を広げる)”をミッションステートメントに掲げ、 “働く”と“学ぶ”の選択肢(機会)を提供することで、 人の可能性を広げる事業を創出します。
■本件に関する問い合わせ先
株式会社JELLYFISH 広報 Cheng Yiwei(テイ イヴィ)
y-cheng@jellyfish-g.co.jp
03-5437-0135
当調査では、出社日数やテレワーク日数の希望、出社やテレワークでの困りごとや改善を望む点、企業で備えてほしいサポートやインフラ、帰国事情による柔軟な働き方の取り組みなどを問いかけました。
この結果をもとに、外国人エンジニアを採用する企業がより快適で働きやすい環境を提供できるよう、そしてエンジニア人材不足の問題に直面している企業が採用市場で競争力を持つ企業体制の改革や整備、従来のスタイルから脱却し未来志向型の“働き方”の推進に少しでも着手頂けましたら幸いです。
■調査概要
調査名 :日本で働く外国人エンジニアが望む「働き方」の調査(A Survey of the Preferred Working Styles of Foreign Engineers in Japan)
調査対象:2021年7月~2022年8月、株式会社JELLYFISHのヒューマンキャピタル・ソリューション
事業部が面談を実施した外国人エンジニア1025名
調査方法:日本語・英語のGoogle Formアンケートを メールによる一斉送信と回収
調査期間:2022年11月29日~2022年12月9日
有効回答数:123人
回収率 :12%
■調査項目
テレワーク事情
①企業に導入してほしい「出社・リモートワーク体制」
②「出社」で困ること
③「リモートワーク」で困ること
④企業が導入してくれたら嬉しい制度
帰国事情
⑤休暇での母国への帰国希望期間
⑥帰国で有給を取ることについてどう思う
⑦帰国のために導入してほしい体制
(すべての設問に、自由回答できる「その他」の欄を用意しています)
■調査レポート
調査レポート完全版をご覧になる方 は、こちらのURLでダウンロードいただけます。
https://jellyfish-g.co.jp/report-workstyle/
■結果サマリー:
123人の外国人エンジニアからの回答を整理すると、次のような結果がわかります。
① 企業に導入してほしい『出社・リモートワーク体制』
40%がフルリモートを希望しています。また、91%が週2日以上のリモートワークを希望しています。
② 「出社」で困ること(複数回答)
73%が通勤時間、55%が通勤ラッシュで困っています。出社に困ることがない回答者は8%です。
③ 「リモートワーク」で困ること(複数回答)
33%がコミュニケーション不足、25%がプライベートと同じ環境のせいで集中できないことで困っています。リモートワークに困ることがない回答者は28%です。
④ 企業が導入してくれたら嬉しい制度(複数回答)
56%が出社日の自由選択制度とコアタイムなしのフレックスタイム制度を希望しています。
⑤ 休暇での母国への帰国希望期間
76%が年に2週間以上の母国への帰国をしたいと考えています。
⑦ 帰国のために導入してほしい体制
55%が帰国期間にはフルリモート制度を導入してほしいと考えています。
■ 企業に導入してほしい『出社・リモートワーク体制』
ほとんどの回答者は週2日以上のリモートワークを希望しています。
その中の半数近くはフルリモート派であることがわかります。
■企業が導入してくれたら嬉しい制度(複数回答)
半数以上の回答者は、出社日の自由選択制度とフレックスタイム制度を希望しています。
そのほかに、ワークライフバランスを考慮した休暇などが求められます。
■帰国のために導入してほしい体制
年間に一定の期間帰国する外国人は、帰国事情で企業に一番整備してほしい体制は帰国時のフルリモート制度であることがわかります。
■結論
今回の調査から、外国人社員はリモート中心の働き方を求め、その上で、フレックスタイム制や出社日選択の自由など、働き方の柔軟性を重視している傾向がみえました。
例えば出社で一番困ることは、出社勤務自体やコロナ感染の心配よりも、通勤途中にあること、つまり通勤時間や出社するための準備の手間などが問題であることがわかっています。そのため、会社で導入してほしい制度では、出社日の自由選択やフレックスタイムがもっとも多いという結果が出ています。
また、月に1~2回の3連休の取得も上位を占め、リフレッシュ休暇・病気休暇や女性のための生理休暇も求められています。
帰国事情に関しては、3/4以上の回答者は年間2週間以上の帰国を、そのうちの1/3以上は1ヶ月以上の帰国を希望しています。そして、導入してほしい体制として、帰国専用のフルリモート期間の付与が半数以上ありました。
以上から、外国人エンジニアがワークライフバランスや働き方の自由を重視する傾向は如実で、企業の働き方の体制の整備や改革はもとより、働き手に主導権を与え、プライベートを考慮した制度の導入などで人材採用において競争力を高め優位性の獲得に繋げていく事が肝要です。
コロナが退潮していく今こそ改革する「働き方」体制は、日本国内企業がグローバルな人材市場でエンジニアを勝ち取る鍵となるかもしれません。
参考:調査レポート
https://jellyfish-g.co.jp/report-workstyle/
■会社紹介
株式会社JELLYFISH
グローバルなIT高度人材の就職・教育領域の事業展開を国内外で行っています。 “Expand Your Horizons(視野を広げる)”をミッションステートメントに掲げ、 “働く”と“学ぶ”の選択肢(機会)を提供することで、 人の可能性を広げる事業を創出します。
■本件に関する問い合わせ先
株式会社JELLYFISH 広報 Cheng Yiwei(テイ イヴィ)
y-cheng@jellyfish-g.co.jp
03-5437-0135
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