脳活性化メソッド「シナプソロジー」の効果検証結果のお知らせ
高齢者への影響に関する研究を国立大学法人 筑波大学と実施
株式会社ルネサンス(代表取締役社長執行役員:吉田正昭、本社:東京都墨田区)は、文部科学省・科学技術振興機構のセンター・オブ・イノベーション(COI)プログラムにおいて、当社が開発した脳活性化メソッド「シナプソロジー」の実践が、高齢者の認知機能および心身機能に与える影響に関する研究を、国立大学法人 筑波大学と行いました。その結果、「シナプソロジー」の実践が、健常高齢者の移動能力、巧緻性および注意力、また、酸化ストレスの低下に良好な影響をもたらすという考察が得られましたことをお知らせいたします。
本結果をもとに、地域の介護予防事業や介護事業に「シナプソロジー」をさらに普及させ、高齢者の方々の健康増進や認知機能の低下予防に役立てていきたいと考えております。
本結果をもとに、地域の介護予防事業や介護事業に「シナプソロジー」をさらに普及させ、高齢者の方々の健康増進や認知機能の低下予防に役立てていきたいと考えております。
1.研究目的
「シナプソロジー」の実践が高齢者の身体、心理、認知機能、さらに酸化ストレスの抑制に与える影響を検討するために行われました。
なお、この研究は、文部科学省「センター・オブ・イノベーションプログラム(COI)※」内の『食と健康の達人』拠点(北海道大学・筑波大学等)の活動として実施されました。
結果は、第18回日本健康支援学会年次学術大会で、筑波大学の研究員によって発表され、論文化を進めています。
※センター・オブ・イノベーション(COI)プログラムとは、10年後の目指すべき社会像を見据えたビジョン主導型のチャレンジング・ハイリスクな研究開発を最長で9年度支援するプログラムです。
http://www.jst.go.jp/coi/etc/COI-pamphlet2017.12JP.pdf
2.効果検証方法
(1)介入方法週2回(1回60分)の頻度で8週間
「シナプソロジー」(準備運動含む)を実践
(2)対象者
健常高齢者65~79歳22名(平均年齢72.2±4.6,男性14名,女性8名)
(3)評価方法(一例)
・身体機能評価
Timed up and go(TUG):歩行能力および動的バランス能力
5m通常歩行:歩行能力
トレイルメイキングペグテスト:巧緻性および注意力
・酸化ストレス評価
d-ROMs(Diacron-Reactive Oxygen Metabolites)テスト:酸化ストレス指標
3.結論
「シナプソロジーを」を実践することで、健常高齢者の移動能力、巧緻性および注意力、また酸化ストレスの低下に良好な影響をもたらすという考察が得られました。
<参考:評価結果一例>
4.「シナプソロジー」とは
「シナプソロジー」は、じゃんけん、ボール回しといった基本的な動作に対して、感覚器(五感)を通じて入る刺激や、認知機能に対する刺激を変化させ続け(スパイスアップ)、その刺激に対して反応する事で、脳を活性化させていくメソッドです。
できること(習得)を目的とせず、できないことに対応する状態を作り出すことで脳機能の向上を図ります。
場所を選ばず短時間で、参加者の年齢、性別、体力レベルなどに応じて調整が可能ですので、幅広い対象者に対して実施することができます。現在、介護予防事業、企業の健康経営、フィットネスクラブを始めドラッグストア・薬局等を起点とした地域の健康づくり、子どもの教育、アスリートのパフォーマンス向上等、様々な分野で活用されております。
※シナプソロジー、シナプソロジーロゴ、SYNAPSOLOGYは、株式会社ルネサンスの登録商標です。
「シナプソロジー®」ホームページ http://synapsology.com
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