人材育成プログラムDMN2025の講師紹介(2)
2025年度から新しい「DMN(デザインマネジメント・ネットワーク)」が始まります。そこで、全5回にわけて、DMNにご登壇いただく講師をご紹介します。

◾️DMNとは?
DMNは、ひと言で言うと「ビジネスデザインとイノベーションを実践的に学べる場」です。
一般的な研修やセミナーとは異なり、独自の学びのアプローチを大切にしています。
私たちが最も重視しているのは、**「参加者同士の活発な議論」と「主体的な学びの姿勢」**です。
なぜこれらを重視するのか。それは、急速に変化する現代においては、一方的な知識の習得だけでは不十分だからです。仲間との意見交換や対話を通じて新たな発想が生まれ、実践的な力が養われていくと考えています。
DMNのプログラムには講義形式だけの科目はありません。全てのカリキュラムは参加者が考え、発言し、議論することを前提に設計されています。この対話の中からこそ、視野が広がり、真のイノベーションが生まれるのです。
今回ご紹介する講師は
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ユイヨン・キム氏(デルフト工科大学 産業デザイン工学部助教授)
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鹿野 護氏(東北芸術工科大学 映像学科教授、ワウ株式会社 顧問)
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ピーター・デヴィッド・ピーダーセン氏(大学院大学至善館教授)
の3名です。
このご時世に「リスク・脆弱性」や「未来の働き方」や「持続可能性」を考えずに業務なんてできないですよね?
それではお一人ずつ紹介していきましょう。
◾️講師紹介

ユイヨン・キム氏(デルフト工科大学 産業デザイン工学部助教授)
サムスンのマーケティングチームを経て、ノースウェスタン大学でエンジニアリングデザインイノベーションを修了。UC Berkeley機械工学部で博士号を取得したユイヨン・キム氏は、現在デルフト工科大学で未来のモビリティとデザイン方法論の研究・教育に携わっています。
DMNで取り上げるテーマは「脆弱性」。ブラックスワン理論で有名になった「脆弱性」について、具体的にどのように企業に取り入れていくべきなのかをキムさんは紹介します。 不確実な世界を生き延びる考え方を知ることができます。(同時通訳がつきます)

鹿野 護氏(東北芸術工科大学 映像学科教授、ワウ株式会社 顧問)
ビジュアルデザインの専門家として、商業映像からアート作品まで幅広い実績を持ちます。ワウ株式会社では顧問として、最新のデジタル技術を活用した企画開発をリード。地域文化をテーマにした独自のゲーム制作でSNSでも反響を呼び、業界内外から高い評価を得ています。
ニュースゼロのオープニング「ゼロ―♪」を制作した方です。DMNではPlayableというテーマで「あそび」と「しごと」を一体化させ、仕事をワクワクする冒険に変える未来の働き方について、ワークショップ形式で体験していただきます。

ピーター・デヴィッド・ピーダーセン氏(大学院大学至善館教授)
デンマーク・コペンハーゲン大学文化人類学部を卒業後、トヨタ自動車やソニーなど大手企業の持続可能性戦略を支援。またNPO法人NELISの代表理事として、グローバルで社会起業家の育成にも尽力。著書『レジリエント・カンパニー』や『第5の競争軸』は、ビジネスと持続可能性の両立に関する先駆的な提言として高い評価を受ける。
「トレードオン(日本語で言うところの”三方良し”)」を提唱しているピーターさんは、表面上ではなく本気で大企業のサスティナビリティ変革を目指しています。そのために大企業は何をすべきなのか、熱く語っていただきます(日本語ペラペラです)。
◾️DMN2025の紹介
これだけ豪華な講師陣の講義が受けられるDMN2025は、ビジネスデザインとイノベーションのスキルを体系的に学べる年会費制のプログラムです。
DMNプログラムはこのような方におすすめです。
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組織やビジネスに変革を起こしたい方
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最先端のデザイン思考を学びたい方
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グローバルな視点でビジネスを考えたい方
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実践的なイノベーションスキルを磨きたい方
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異業種の仲間とネットワークを広げたい方
ビジネスの世界は今、大きな転換期を迎えています。AI技術の進化、サステナビリティへの注目、働き方の変化...。こんな時代だからこそ、世界最先端の知見とスキルを持った講師陣から直接学べるDMNの価値は大きいのではないでしょうか。
2025年、自分自身のキャリアをアップデートする絶好の機会として、DMNという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか?
現在、オンラインモニター募集も行っていますので、お気軽にお問い合わせください!
主催

デザイン・マネジメント・ネットワーク(DMN|株式会社mct
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