『原田治のOSAMU GOODS展』を海外では初となる香港Harbour Cityで開催
47年の時を経てなお愛され続ける原田治デザインの『OSAMU GOODS』が、海外で初めての展覧会を開催。
47年の時を経てなお愛され続けるOSAMU GOODSの魅力とは?
原田治が企画から監修まですべてにかかわった貴重なグッズの展示からグッズのレイアウトに使用されたフォント集まで、当展覧会で余すことなく紹介。会場内にはDUSTY MILLER製の復刻品を販売するミニポップアップショップを併設して世界中のファンのご来場をお待ちしています。
原田治のOSAMU GOODS展
OSAMU GOODS EXHIBITION BY OSAMU HARADA
●会期:2023年7月20日~8月13日
●開場時間:11:00~22:00
●会場:Gallery by the Harbour
(Shop 207, Level 2, Ocean Centre, Harbour City)
■展覧会特設サイト
https://www.harbourcity.com.hk/en/article/osamu-goods-exhibition-by-osamu-harada-at-harbour-city/
#harbourcity #hcart #osamugoods #osamuharada @osamugoods_koji @harboucity
原田治がデザインした50点以上のアーカイブ品を一堂に展示
原田治がアイテムの決定や素材、形も含めて全てのデザインにかかわった貴重なグッズから、当時、原田治がグッズのデザインにあわせて制作したロゴ&フォント集までが一堂に展示されます。
会場ではイラストレーター原田治が1970年代後半から1990年代にデザインしたDUSTY MILLER製のグッズやロゴ、フォントの数々を紹介。原田治のイラストレーションとデザインに対する独特で影響力のあるアプローチを垣間見ることができる、ファンにとって貴重な機会である。ノート、メモ帳、鉛筆、豆本、キーホルダー、木箱、写真集、紙袋、灰皿、湯呑み、グラス、ランプ、お盆、腹笑い、パンフレット、マグカップなど、1970年代から1990年代にかけて原田治がデザインした50点以上のアイテムに触れることができる。特にスクールバッグは、裏面に「マザー・グース」の詩がプリントされ、登場人物の背景もわかるというファン垂涎の品。原田治がどのような視点でキャラクターを捉え、どのような創作過程を経て、OSAMU GOODSは誕生したのか。
「派手で大胆にデザインする場合でも、イラストを突き放したような冷淡な扱いにすること。そうすることによって、そこに置かれたイラストを見る人に切なさや頼りなさを感じさせることが出来ます。「かわいそう」と「かわいい」は紙一重の関係なのでしょう。」
(原田治)
日本のトップクリエーターがキュレーションした展覧会
展示構成と会場設計を担当するのは近年、日本で話題となった数々の展覧会の会場構成を担当されてきた、五十嵐瑠衣さん。キービジュアル制作からグラフィックデザインまでアートディレクションを担当するのは服部一成さん。全国巡回展『原田治 展「かわいい」の発見』のクリエイティブを担当するお二人が、海外初となるOSAMU GOODS展を手掛けます。
■会場構成:五十嵐瑠衣
近年、日本で話題となった数々の展覧会の会場構成を担当されてきた、五十嵐瑠衣さんが展示構成・会場設計を行います。おもな仕事に、「単位展」(2015年、21_21 DESIGN SIGHT/2016年、台湾巡回)、「谷川俊太郎展」(2018年、東京オペラシティアートギャラリー)、「デザインあ展」(2018-2021、巡回展)、「江戸東京リシンク展」(2023、小石川後楽園)、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」(全国巡回中)など。現在、日本全国を巡回中の「原田治展『かわいい』の発見」の会場設計も担当。
■アートディレクション:服部一成
当展覧会のキービジュアルとポスターなどすべての広報物のアートディレクションと展示物のグラフィックデザインを服部一成さんが担当。おもな仕事に、雑誌『流行通信』『here and there』『真夜中』のアートディレクション、「三菱一号館美術館」「弘前れんが倉庫美術館」のビジュアルアイデンティティ、エルメスのイベント「petit hのオブジェたち」「夢のかたち Hermès Bespoke Objects」のアートディレクション、バンド「くるり」のアートワーク、写真集・画集や文芸書のブックデザインなど。服部さんは原田治が好きだったデザイナーの一人であり、原田治のエッセイ集「ぼくの美術ノート」のブックデザインのほか、現在、日本全国を巡回中の「原田治展『かわいい』の発見」のアートディレクションとexhibition catalogue「OSAMU’S A to Z」のとブックデザインも担当。
アイコニックな復刻品を購入できるミニ・ポップアップ・ストア
展示だけでなく、Tシャツ、コーム、キーホルダー、食器など、OSAMU GOODS限定のかわいいアクセサリーを販売するミニポップアップストアが併設されます。
販売されている商品の中には、1970年代から1990年代にかけて原田治が制作したアイコニックな商品の忠実な復刻品があります。例えば、ビッググラフィックプリントのTシャツは、アメリカの定番ブランド「フルーツ・オブ・ザ・ルーム」を使用し、日本国内のプリント工場で丁寧に手作りされたもので、1980年代に生産されたデザインを再現しています。同様にコームも1970年代後半のデザインを再現。胸ポケットに挿して、おしゃれなファッション・アクセサリーとしても使えます。
長年のファンも、初めてOSAMU GOODSの世界を知る人も、この機会にオリジナルのDUSTY MILLER製オサムグッズを手に入れましょう。
OSAMU GOODSとは
OSAMU GOODSは1976年に誕生。イラストレーター原田治が描くキャラクターをグッズ化し、株式会社コージー本舗が製造、関連会社のDUSTY MILLER社で販売しました。『OSAMU GOODS』のキャラクターたちは、全てイギリスの古謡「マザーグース」を題材に作られています。日本でもよく知られている、卵の「ハンプティダンプティ」のようなキャッチ―なモチーフが、原田治のイラストとデザインで、グッズとして世に出されました。当時発売された商品は、アイテムの決定から素材や形も含め、すべてのデザインを原田治が手掛け、その点数は4000点以上にも上りました。
海外製の雑貨のような色使いやハイセンスなデザインが話題になり、女子学生の間で一大ブームに。「持っているだけで大人っぽい」そんな、他のファンシーグッズとは一線を画す憧れのアイテムが、『OSAMU GOODS』でした。
原田治プロフィール
OSAMU HARADA(1946-2016)
東京生まれ。多摩美術大学デザイン科卒業。1970年「anan」創刊号でイラストレーターとしてデビュー。以後活動範囲は雑誌、広告に広がる。1976年、マザーグースを題材として誕生したキャラクター『OSAMU GOODS』の制作をスタート、女子中高生の間で爆発的な人気を博した。現在、全国巡回展『原田治 展 「かわいい」の発見』を開催中。
著作権表示
©OSAMU HARADA/KOJI HONPO
情報発信チャネル
OSAMU GOODS公式サイト:http://www.osamugoods.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/osamugoods_koji
公式Twitter: https://twitter.com/osamugoods_koji
公式Facebook:https://www.facebook.com/osamugoodsfan
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