【シャーマン増殖現象】モンゴル人の100人に1人がシャーマン!?研究の第一人者が生解説

「世界各地の宗教やシャーマニズム、伝統信仰」「不思議な逸話や現象」「文化人類学」に興味がある方には、とくにおススメ。これまでモンゴルを訪れたことがある方もない方も、モンゴルの新たな一面を知るチャンス!

途上国・国際協力に特化したメディア「ganas」を運営するNPO法人開発メディアは6月11日(金)、「【シャーマン増殖現象】モンゴル人の100人に1人がシャーマン!?」と題するオンライン講演会を開きます。登壇するのは、国立民族学博物館(みんぱく、大阪府吹田市)の准教授で、モンゴルのシャーマニズム研究の第一人者である島村一平氏。2000年代にかけて、"感染症”のごとく庶民から国会議員まであらゆるモンゴル人がシャーマンに変身した「謎の現象」をじっくり解説してもらいます。

「は?シャーマン?嘘くさすぎてあきれる」「また怪しい宗教勧誘か?」

皆さん、国民の100人に1人がシャーマン(祈祷師)だった国が、実は日本の近くにあるってご存知ですか?朝青龍や日馬富士、白鵬など数多くの力士の故郷、モンゴルです。

そのモンゴルのシャーマニズムを専門に研究する日本人男性がいます!国立民族学博物館の島村一平准教授です。

島村氏いわくモンゴルでは数年前まで、シャーマンに変身する“感染症”が爆発的に広がっていました。“感染”のピークは2011、2012年ごろ。庶民はもちろん俳優やモデル、ミュージシャンに国会議員までこぞって呪文を唱え、精霊を呼び寄せ始めたのです。

首都ウランバートルでは、こんな会話が日常茶飯事だったほど。

「最近じゃ、どこの家に行ってもシャーマンがいる」
「うちの妹もシャーマンになったよ」

シャーマンの出番はこんなときです。

「ケガや病気がちっとも治らない」
「自分や知り合いが交通事故に遭った」
「離婚続きの運命をどうにかしたい」
「学力競争に勝ったけど、仕事がうまくいかない」

というわけで、モンゴルのシャーマニズム研究の第一人者である島村氏に、「シャーマン増殖現象」をオンラインで生解説してもらう機会をご用意いたしました!

島村氏は、モンゴルが1992年に民政移管した直後、日本人で初めてモンゴル国立大学大学院に留学した人。モンゴルで自ら「シャーマンの世界に深く入り込んできた」経験の持ち主です!

さあ、島村氏の講演に耳を傾けて、“シャーマン大国”モンゴルに2時間半で「取り憑かれて」しまいましょう!間違いなくこの講演、聞かないと損するレアもの!今回は特別に、講演の中で精霊がシャーマンに乗り移る瞬間の映像も見せてもらえます!

以下、島村氏のお話のポイントを3つにまとめました。

①    民主化で国は変わる!
・社会主義が崩壊した1992年以降、首都ウランバートルが急速に発展
・2000年代にかけてシャーマンが急増
・増え方は“感染症”レベルで、ピーク時はシャーマンが人口の1%を占めた

②    自らシャーマンに「なる」という選択
・シャーマンは「個人営業主」!?
・シャーマンが不幸や災難から救うのは、本人・家族・友人のみ
・貧困格差や学力競争などで傷ついたプライドも癒やす

③    シャーマン急増のピークから10年のいま
・モンゴル人もついにシャーマンに飽きてきた?
・「シャーマン増殖現象」の復活はありえるか?

ちなみに“シャーマン大国”モンゴルはいま、“ラップ大国”といえるほどラップがさかんです。なんと、ラッパーからシャーマン、逆にシャーマンからラッパーになるモンゴル人もいるとのこと!

島村氏を取材したganasの記事(2021年5月12日付)

→モンゴルは知られざるラップ大国だった! ラッパーからシャーマンになる人も
講演のあと、島村氏イチ押しの「モンゴル語ラップ」を教えてもらえるかもしれません。音楽&ラップ好きの方は必見です!

途上国や国際協力に興味がある学生や社会人にとっては、日本に近いモンゴルのことを全然知らないと、ちょっと恥ずかしいですよね。モンゴル人シャーマンを理解すれば、他の国のシャーマンとも比較できるチャンス!ステイホームが続くコロナ禍の今のうちに、会話のネタを仕込んでおきませんか?

※このイベントは、ganasが現在開講中の「グローバルライター講座」のアクティビティのひとつである「模擬記者会見」です。今回は特別に、受講者以外の方にも公開します。オブザーバーとしての参加となるため、質問はできません。ご容赦ください。

【登壇者】

島村一平氏(国立民族学博物館准教授/文化人類学・モンゴル地域研究専攻/博士(文学))

早稲田大学法学部を卒業後、テレビ番組制作会社に就職。取材で訪れたモンゴルに魅せられ制作会社を退社、モンゴルへ留学する。モンゴル国立大学大学院修士課程修了(民族学専攻)。総合研究大学院大学後期課程単位修得退学。滋賀県立大学准教授を経て2020年春より現職。主著は「増殖するシャーマン――モンゴル・ブリヤートのシャーマニズムとエスニシティ」(春風社、2012年)。新著は「ヒップホップ・モンゴリア 韻がつむぐ人類学」(青土社、2021年)。

【日時】
2021年6月11日(金)20時~22時30分

<タイムライン(予定)>
19:50 開場
20:00 開始
20:10 6/11「【シャーマン増殖現象】モンゴル人の100人に1人がシャーマン!? 研究の第一人者が生解説」(国立民族学博物館准教授 島村一平氏)
21:00 質疑応答
*申し訳ございませんが、オブザーバー参加の方は質問できません。
22:30 終了

【こんな方におススメ】
・宗教やシャーマニズム、不思議な逸話や現象などが好き!
・アフリカや南米、他のアジアのシャーマニズムや伝統的な信仰、宗教儀礼と比べたい!
・モンゴルを訪れたことがある/コロナ禍が明けたら訪れたい!
・逆にモンゴルのことを知らないに等しいので、この機会に知りたい!
・島村氏の新著「ヒップホップ・モンゴリア」/先に載せたganasの記事を読んだ!
・2時間半、シャーマニズム研究者の話にのめりこみたい!
・異色の経歴をもつ研究者から、モンゴルでのユニークな実体験を訊いてみたい!
・大学/大学院で文化人類学を専攻しているが、熱中できる研究テーマが見つからない!
・もともと社会主義の国(モンゴルは旧ソ連に続く世界で2番目)が民主化すると、どう変わるのか気になる!

【会場】
オンライン(Zoomを使います)
*当日の1時間ほど前を目安に、ZoomのURLをPeatixのアカウントにお送りします。

【定員】
70人(先着順)
*定員に達した時点で締め切らせていただきます。
*お早めの申し込みが確実です。
【参加費】
・社会人:1000円(税込み)
・学生:500円(税込み)
・ganasサポーターズクラブのパートナー/サポーター/島村氏のゼミOB・OGの方:無料
(社会人の方ですと、島村氏の著書「増殖するシャーマン」の8分の1、「ヒップホップ・モンゴリア」の3分の1の価格で貴重なお話が聞けるので、かなりお得です!)

*オブザーバーとしての参加になりますので、質問はご遠慮ください(グローバルライター講座の受講者は記事を書きますので、そのために必要な「質問をすること」を優先します)。
*キャンセルされても参加費は返金できません。ご了承ください。
*ganasサポーターズクラブにまだ入っていらっしゃらない方はこの機会にどうぞ。ganasの活動を単にサポートしていただくだけでなく、さまざまな特典(お得に学べたり、途上国に関心がある人同士で交流も)もご用意しております。

【申し込み方法】

下のPeatixのページからお申し込みください。お申し込みはご入金をもって完了します。定員に達した時点で締め切らせていただきます。
https://20210601ganas-event.peatix.com/view

【主催】

特定非営利活動法人開発メディア(ganasの運営団体)
・ウェブサイト:https://www.ganas.or.jp
・フェイスブックページ:https://www.facebook.com/ganas.or.jp
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