宮地静香選手:プロ選手として現役続行するものの、日本代表のキャリアに終止符を打つことを表明
宮地静香選手は、2023年年4月3日~16日に香港で開催される、FairBreak Invitational 2023に向けてプロ選手として現役続行するものの、日本代表のキャリアには終止符を打つことを表明しました。
宮地選手は、2006年9月12日に日本代表としてデビューして以来、17年にわたり、全日本代表を通じて最多となる74試合に出場しました。通算成績は、女子日本代表最多の45ウィケット、同2位の663ランでした。
また、2010年のアジア大会では日本代表チームの一員として銅メダル獲得に貢献し、2017年ワールドカップ東アジア太平洋予選では大会ベストイレブン、2019年の東アジアカップではベストバッターに選出されるなど、輝かしい功績を残し、日本年間最優秀女子選手賞にも4度選出されました。
2022年には日本人クリケット選手として初めてプロ契約を結び、ドバイで開催されたFairBreak Invitational 2022で世界トップクラスの舞台でも活躍しました。
宮地選手はトップ選手として長年にわたり活躍を続ける一方、フィールド外でも学生時代からボランティアとして日本のクリケットの発展に貢献してきました。関西支部長として関西クリケット協会の礎を築くのに貢献したほか、上宮クリケットクラブや佐野ジュニアクリケットクラブのコーチやマネージャーとしても長年ジュニア世代の育成にも貢献し、全国各地で様々な普及活動にも積極的に参加してきました。
宮地選手は、次のように語りました:
幸運にも日本代表になれて、17年もの長い期間、日本代表としてプレーできるとは最初は思いもしませんでした。プレーする機会を与えてくれた日本クリケット協会、代表活動を支えてくれたスポンサー、指導してくれたコーチ、そして常にそばで理解し、協力してくれた家族には感謝の気持ちでいっぱいです。日本代表からは退きますが、4月のFairBreak Invitational 2023に向けて私のできるチャレンジを続けていきたいと思いますので、引き続き応援していただければ嬉しく思います。
宮地選手は、FairBreak Invitational 2023に向けて全力を尽くすため、それ以降の活動については、まだ考えていないとしている。
17年間にわたり、情熱を絶やさずに努力を重ね、女子日本代表と日本クリケットの発展に大きく貢献してくれた宮地選手が、日本代表のキャリアに終わりを告げることに寂しさを覚えるとともに、輝かしいキャリアに敬意を表し、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。また、4月のFairBreak Invitationalでのご活躍をお祈り申し上げます。
【選手情報】
- 宮地 静香(みやぢ しずか)
- 2001年に同志社大学入学後クリケットを始め、2006年にICC East Asia Pacific Cricket Challengeで日本代表デビューしました。以来、日本代表最多の74試合に出場し、女子日本代表歴代最多の45奪ウィケットを誇ります。左投げ左打ちのオールラウンダーで、日本代表として国際大会で活躍する傍ら、ニュージーランド(2010年〜2011年)、オーストラリア(2013年〜2014年)、イングランド(2019年)でもプレー経験を重ね、「Fairbreak Invitational 2022」よりプロ契約を獲得し、日本人初のプロクリケット選手となりました。
- 1981年11月4日生(41歳)
- 身長152センチ 48キロ
- 兵庫県西宮市出身
- 同志社大学卒
- 栃木県佐野市在住
- 佐野クリケットクラブ、富士ファーイーストクリケットクラブ所属
- 2010年アジア競技大会銅メダル
- 2011年日本クリケット協会・年間最優秀女子選手賞
- 2012年日本クリケット協会・年間最優秀女子選手賞
- 2016年日本クリケット協会・年間最優秀女子選手賞
- 2017年ワールドカップ東アジア太平洋予選・大会ベストイレブン
- 2017年日本クリケット協会・年間最優秀女子選手賞
- 2019年東アジアカップ・最優秀打者賞
- 「FairBreak Invitational 2022」第2戦でPlayer of the Match賞
【一般社団法人 日本クリケット協会】
〒327-0312 栃木県佐野市栃本町300-1
URL: https://cricket.or.jp/
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