日本の小売業界を刷新 イスラエル発のAI自動在庫管理サービス「Onebeat」が1,000万ドルを調達し日本市場に本格進出
三井物産系のMagenta Venture Partnersなどを新規引受先として
過剰在庫と欠品を同時解消する画期的なAIソリューションを提供するイスラエル発のスタートアップ企業「Onebeat(ワンビート)」は、6月6日にMagenta Venture Partnersなどのベンチャーキャピタルから総額1000万ドル(約14億円)の資金調達(シリーズB)を実施しました。
Onebeatとは
AIによる在庫自動マネジメントのクラウドサービスを提供するOnebeatは、2018年にイスラエルで創業され、過去12か月間でユーザー企業が2倍以上に増加し急成長しています。現在26か国、170社以上の小売業で導入され、業種は家電、住居雑貨、家事用品、スポーツ用品から、ファッション、フットウェア、ジュエリー、薬局、飲料など多岐に渡ります。
Calvin Klein、American Eagle、Crocs、TATAグループの小売部門など、世界をリードする企業でも採用が次々に進んでおり、現在55,000拠点、2億SKU、1兆4,000億円以上の在庫をリアルタイムで最適化しています。
Onebeat導入の効果
小売業において、50%以上の在庫削減を実現した実例など多数をホームページで公開しています。またOnebeatの導入により利益率が平均40%以上増加するため、ユーザー企業は、導入初年度からシステム導入の投資対効果を実感できます。
事例紹介: https://www.1beatjapan.com/casestudy
Onebeatの特長
・小売業およびサプライチェーンマネジメント(SCM)における30年以上の経験がベースとなって開発されている
・欠品と過剰在庫を大幅に改善しつつ、煩わしい在庫管理業務から人が解放される
・AI活用で数千万を超えるSKU(品番)の在庫管理を自動かつ個別で行える
・BI(見える化)ツールを超えて、最適な発注量や店舗間の在庫移動などをAIが自動推奨するExecution(実行)エンジンとして機能する
・各企業ですでに導入済みの在庫管理システムと簡単に連携できる
これらにより在庫関連のキャッシュフローが大幅に改善され、アパレル業界などで顕著な大量廃棄につながる在庫マネジメント問題を根本的に解消します。また店舗スタッフは在庫管理業務ではなく、魅力的な商品や店舗、ECサイトの開発といった、人にしかできない業務に集中できるようになります。
■Onebeat社について
イシャイ・アシュラグ博士とアビハイ・シュナベル氏によって2018年に創業されたOnebeatは、ゴールドラット・コンサルティング(Goldratt Consulting)からのスピンアウト企業です。ゴールドラット・コンサルティングは世界で1000万人が読んだベストセラーのビジネス書『ザ・ゴール』の著者であり、制約理論(TOC)の考案者であるエリヤフ・ゴールドラット博士が創業した企業です。サプライチェーン領域のエキスパートとして世界中で事業を展開しており、日本では、ゴールドラット・ジャパンがOnebeatの販売・導入支援を行っています。
URL: https://www.goldratt.co.jp
URL: https://www.1beatjapan.com
■ゴールドラットグループについて
ゴールドラットグループは、全体最適のマネジメント理論「TOC(制約理論/Theory of Constraints)」を活用して、クライアント企業の経営改革を支援しています。日々進化するTOCの知識体系を駆使して、世界中のお客様にブレークスルーをもたらしています。創業者ゴールドラット博士が提唱した「月曜日が楽しみな会社にしよう!」を合い言葉に活動を展開しています。
URL: https://www.goldratt.co.jp
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