こども宅食応援団の2023年度アニュアルレポート(年間活動報告書)が完成
一般社団法人こども宅食応援団(所在地:佐賀県佐賀市、代表理事:駒崎弘樹、以下「こども宅食応援団」)は、これまで活動に賛同しご支援いただいた皆さんへの感謝の気持ちを込めて、2023年度の活動の状況や成果を報告するためのアニュアルレポート(年間活動報告書)を制作、寄付者のみなさまへお届けしたことをお知らせいたします。
こども宅食応援団は、「こども宅食」の取り組みを全国に広げるため、事業の立ち上げ支援や実施団体のサポート、全国で継続的にこども宅食を行うための環境づくりなどに取り組んでいます。設立当初、こども宅食の実施団体は4団体で開始しましたが、2024年3月時点では、193団体まで広がりました。これらの活動は、日頃応援してくださる皆さんよりいただくご寄付(ふるさと納税によるガバメントクラウドファンディング)によって支えられています。
アニュアルレポートのポイントを一部ご紹介します
こども宅食応援団のビジョン・ミッション
今年のアニュアルレポートでは、応援団の新しいビジョン「すべてのこどものとなりに、ぬくもりを。」そして、そのような温かい社会を創るための使命としてのミッション「今日を生きるこどもたちのために、多様な人々が手を携え 孤立を生まない社会を創る」をご紹介しています。
ビジョン・ミッションについてまとめた「私たちの理念」ページはこちら
こども宅食赤ちゃん便
事業の成果や活動報告に加えて、2023年度にトライアル事業として佐賀県でスタートした「こども宅食赤ちゃん便」を2ページにわたり、ご紹介しています。産前産後に困りごとを抱えた家庭に訪問し、無料でオムツや日用品を届け、お母さんと1時間ほどの会話を通じて相談援助を行う取り組みです。
こども宅食赤ちゃん便とは
産前産後のお母さんは、心身ともにバランスが崩れやすく、つらい時期です。
「出産準備品を揃えられない」「ミルクやオムツが買えない」などの経済的な困りごとや、「赤ちゃんとの向き合い方が分からない」等、一人で不安を抱えて過ごすお母さんも少なくありません。行政が把握をできている事が多いですが、様々な事情から、支援が届けられていない現状もあります。
親子の課題が深刻なものになる前に、つながり、見守ることができる仕組みが大切だと考えています。妊娠期からつながることができれば、孤独な出産や育児をふせぐことができます。
こども宅食赤ちゃん便についてはこちら
アニュアルレポートはこちらから全編をご覧いただけます
2023年秋、こども宅食応援団は5周年
日本全国にこども宅食を広げるために活動するこども宅食応援団は、2018年から活動し、昨年秋に設立5周年を迎えました。
地域の方を巻き込み、こども宅食事業を実施している全国各地の団体の皆さん、ご家庭へお届けする食品や物資などを寄贈してくださる企業各社、そして、いつも活動を応援してくださる寄付者の皆さんなど、思いを同じくして協働してくださる皆さんへの感謝を込めて、記念ページを制作しました。
5周年記念ページはこちら
アニュアルレポートご送付をご希望の方へ
2019年度から本年7月までにガバメントクラウドファンディング(ふるさと納税)でご寄付くださった皆さんには、アニュアルレポートを郵送しております。(※郵送での活動報告をご希望された方)
寄付申込時に「郵送不可」にしていた方々や、ご関心をお持ちくださった方等、アニュアルレポートの郵送をご希望の方は下記ページにて、お問い合わせ内容欄に「アニュアルレポートの送付希望」とご記載いただき、お申込みください。
アニュアルレポート:郵送申し込みフォーム
今年のアニュアルレポートのデザインは、BUZZ GRAPHIXの戸田征一郎さんにお願いいたしました。あたたかく前向きな気持ちが伝わるデザインに仕上げていただきました。
今年度のふるさと納税の目標額は、2,000万円。
「こども宅食」は、食品等のお届けをきっかけに定期的な接点をもち、親子に寄り添いながら安心できるつながりを築いていく取り組みです。また、親子の状況に応じて様々な地域の支援につなげることを目指します。私達は、地域や業界を超えて、人々と協働しながらこども宅食をはじめとする「多様なアウトリーチ支援」が全国各地に広がることを目指します。今、この瞬間にも、孤立しているこどもがいます。どんな環境に生まれたこどもでも、まわりにいる多様な大人たちがその存在を大切にし、温かく見守りながら、孤立を生まない社会を創っていきます。
「こども宅食」を全国に普及させるため、ぜひ引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
孤立を生まない社会をつくる。命をつなぐ「こども宅食」を全国に広げたい
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