【海士町役場】【継承×交流】新御番鍛冶『刀剣奉納式』
後鳥羽院遷幸八百年記念事業 後鳥羽上皇ゆかりの海士町を日本の刀文化の聖地に https://www.gotobain-kensyo.com/
後鳥羽上皇ゆかりの海士町を日本の刀文化の聖地に
令和3年10月の後鳥羽院遷幸800年記念大祭にて無鑑査刀匠・月山貞利氏による「奉納刀神前打初式(うちぞめしき)」が行われました。この時から制作を始めた遷幸800年記念の太刀がこのほど完成。隠岐神社に奉納されることになりました。
この太刀はイギリス出身の刀剣研究家・ポール・マーティンさんの発案で立ち上がった「新御番鍛冶プロジェクト」がクラウドファンディングで制作費を募り、見事目標額を達成。奉納する1作目となります。プロジェクトでは後鳥羽上皇が御所に月ごとに名工を招いて刀を作らせていたとする御番鍛冶(ごばんかじ)の伝承に倣い、刀匠の技を後世に伝えるべく、まずは平成時代を代表する刀匠の作品を奉納することを目指しました。
なお、隠岐神社には創建時(昭和14年)に昭和を代表する名匠の刀剣10振が奉納されています。プロジェクトでは後鳥羽上皇にゆかりの海士町を日本の刀文化の聖地とすることを目指すとともに、町ではインバウンドを含めた観光誘客を進めています。刀剣奉納式では奉納刀を奉持し、新御番鍛冶・月山貞利氏が参進。奉納刀が神社に納められたのち、奉祝行事として居合道の演武など記念文化祭を行い、餅投げや海士町綱引き大会も予定しています。
・刀匠・月山貞利氏
無鑑査刀匠(主催者側の審査・鑑査なしで展覧会などへの出品が可能)の一人。月山派は鎌倉時代から続く刀工一族。先代である月山貞一氏の作品は、隠岐神社創建時(銘・月山貞光)と人間国宝に認定された後の七百三十五年大祭記念(昭和50年)に奉納されている。なお昭和50年の大祭では貞一氏が神前打初めをし、貞利氏も一門として来島された。
隠岐神社春季例祭および刀剣奉納式日程
【日にち】令和5年5月20日(土)
【会場】隠岐神社拝殿
09:00~祭典(刀剣奉納式/祝詞奏上等)
10:00~記念文化祭①承久楽奉納(15分)※町指定無形文化財
②居合道演武(6分)
10:30~祝いの餅投げ
※祭典後、同日開催の海士町綱引き大会(海士町教育委員会主催)が10:40~から隠岐神社外苑にて開催されます。参加チームは町内からのみの募集となりましたが、4年ぶりに熱戦が繰り広げられます。
・組織概要
後鳥羽院顕彰事業実行委員会
委員長:大江和彦(海士町町長)
副委員長:山内道雄(隠岐神社奉賛会会長)
海士町(島根県隠岐郡)
持続可能な島づくりを目指して海士町は、「自立・挑戦・交流 × 継承・団結」を町政の経営指針に掲げ、「ないものはない」を合言葉に、島国であるが故の価値や生き様を島内外に発信しながら、様々な分野で島の生き残りをかけた挑戦を続けています。
これからも引き続き、島の歴史や伝統文化を「継承」し、島に根付いた半農半漁の暮らし、地域の絆や信頼から生まれる支え合いの気持ちを大切にしながら、「団結」して、みんなでしゃばる(方言:強く引っ張るの意)島づくりを目指していきます。
海士町らしい価値観
「ないものはない」(なくてもよい、大事なことはすべてここにある)
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