Fracton Incubation Cohort 3が成功裏に終了!
Ethereum Alignmentに基づく9チームが採択、次世代の分散型プロジェクトが始動
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Fracton Ventures株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:鈴木雄大、亀井聡彦、赤澤直樹)は、2024年12月3日から2025年2月14日まで開催された『Fracton Incubation Cohort 3 (旧2024)』が成功裏に終了したことをお知らせいたします。
本プログラムは、Ethereumエコシステムのコアバリューである分散化をテーマに掲げ、Ethereum Alignmentの優先事項に沿ったプロトコルの開発を支援することを目的としていました。
今回のプログラムには、アジア各地から選ばれた開発者や起業家が参加し、Protocol、Middleware、Contents、Frontendの4つの分野で分散化とセキュリティを強化するプロジェクトに取り組みました。参加者は、グローバルな講師陣やFractonチームからの専門的なメンタリングを受け、新しいアプローチで分散型プロトコルの設計を実現しました。
Fracton Incubation Cohort 3 アワードとグラントの授与
プログラムの最終日にはDEMODAYが開催され、参加プロジェクトが成果を発表しました。これらのプロジェクトは、Ethereumの理念に基づいた革新的なプロトコルやアプリケーションを提案し、審査員や観客から高い評価を受けました。
また、プログラムの締めくくりとして、特に優れた貢献を果たした3チームに対して、Positive-Sum Award、Open Source Award、Decentralization Awardの3つのアワードが授与されました。これらの賞は、それぞれのチームが単なる開発にとどまらず、Crypto/Web3エコシステム全体に対してポジティブな影響を与えたことを評価するものです。
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Positive-Sum Award: Crypto/Web3コミュニティ全体の成長を促進し、共創の精神を体現したチームに授与。
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Open Source Award: オープンソースの理念を大切にし、他の開発者に貢献したチームに授与。
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Decentralization Award: 分散型ガバナンスや技術の発展に寄与し、よりオープンな未来を築くプロジェクトに授与。
これらのアワードを受賞したチームには、それぞれグラントが付与され、さらなる開発の支援が行われました。Fracton Venturesは、今後もこのような取り組みを通じて、Crypto/Web3エコシステムの発展に貢献していきます。
採択された9チームについて
本プログラムには、Ethereumエコシステムに貢献する9つのプロジェクトが採択されました。これらのプロジェクトは、分散化技術の革新を目指し、スマートコントラクトの最適化、分散型アイデンティティ管理、DAOのガバナンス向上など、多岐にわたる課題に取り組んでいます。
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RaffleCast(Social / Raffle) - オンチェーンラッフルツール「Warpcast」を構築し、インフルエンサーやコミュニティマネージャーが透明なラッフルやキャンペーンを実施できるよう支援。
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Comoris(ReFi) - 都市の未利用地に小さな森林を作り、DAOとして拡大。カーボンクレジットのトークン化による資金調達を目指す。
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Heterod0x(Startup Studio / ToC) - 「Make something your friends use」をビジョンに掲げるCryptoプロダクト開発スタジオ。
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scoop.fun(Prediction Market / Framework) - 誰でもPrediction Marketを作成できるプラットフォーム。ERC1155トークンを活用。
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Toban(DAO Tools) - DAOの貢献トラッキングと報酬配分をシンプルかつ効果的に行うツール。
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NetSepio(dVPN) - 分散型VPN(dVPN)とWi-Fi(dWiFi)エコシステムをDePINで提供し、インターネットのセキュリティとプライバシーを向上。
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Assetify(RWA / Lending) - 分散型プロトコルによりプライベートクレジットをトークン化。
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KON(PWA / Framework for Community) - コミュニティ向けのPWAアプリを容易に作成できるフレームワークを提供。
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byteStream(Portfolio Management) - DeFi/NFTトレード機能、マーケット分析ツール、ニュースキュレーション機能を統合したポートフォリオ管理ツール。
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採択チームは、プログラム期間中に各専門家による指導を受け、Ethereum Alignmentに基づいたプロトコルの開発を推進しました。これらのチームは、プログラム終了後もFracton Venturesのサポートを受けながら、さらなる成長を目指します。
次回のインキュベーションプログラムについて
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Fracton Incubation Cohort 4 - DeFi (3月開始)
次のインキュベーションプログラム「Cohort 4」は2025年3月開始予定となっています。今回のテーマは「DeFi」であり、次世代の分散型金融を構築するプロジェクトを支援します。DeFiプロジェクトに取り組んでいる方や関心がある方にとって、絶好の機会となります。
Fracton Incubation Cohort 5 - Growth (EXPO 2025開催)
さらに、2025年5月から大阪・EXPO 2025の開催に合わせて、特別版「Cohort 5 - Growth」を開催予定です。この短期IRL(In Real Life)インキュベーションプログラムでは、Crypto/Web3スタートアップがグローバル市場での成長を加速させ、業界リーダー、政府関係者等とのネットワーク、協業を構築できる機会を提供します。
詳細は近日中に発表予定です。Crypto/Web3領域でのスケールアップを目指すスタートアップにとって、またとないチャンスとなるでしょう。
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Fracton Venturesは、今後もEthereumエコシステムに貢献するプロジェクトの育成と支援を継続し、分散型社会の実現に向けて取り組んでまいります。
メンター,スポンサー等の詳細情報や今後のプログラムについては、以下の公式ウェブサイトをご覧ください。
公式ウェブサイト
https://fine2024.framer.website/
Fracton Ventures株式会社について
■Fracton Ventures(フラクトン ベンチャーズ)
Fracton Venturesは"Protocol Studio for Ethereum"を掲げる、日本初のCryoto特化型インキュベーターです。創業した2021年及び翌年2022年はFracton Incubation 2021/2022 Powered by bitbankを開催し、累計18ものCryotoプロトコル/プロジェクトを育成し、グローバルに送り出しました。共同創業者3名による書籍『Web3とDAO 誰もが主役になれる「新しい経済」』(かんき出版)も好評販売中です。2023年はカンファレンスDAO TOKYOの開催、DAOSquareをはじめとしたアジアのDAOとのパートナーシップを積極的に締結するなど、アジアのDAO/Cryotoエコシステムの架け橋としてグローバルなネットワークを有し、Cryotoエコシステムをリードして参ります。
法人名 :Fracton Ventures株式会社
本社所在地:〒141-0033 東京都品川区西品川1丁目1−1住友不動産大崎ガーデンタワー9F TUNNEL TOKYO内
代表者 :鈴木 雄大、亀井 聡彦、赤澤 直樹
設立 :2021年1月28日
事業内容 :Ethereumエコシステムに寄与するプロトコル・プロジェクトの育成、開発及び研究事業
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