多様な絆のかたちプロジェクト【第二弾】〜講演会「里親・養子縁組の現場から」を開催〜
現場で様々なケースに携わっている当事者、支援者だからこそ見える現実や課題
不妊治療患者をはじめ不妊・不育で悩む人をサポートするセルフサポートグループNPO法人Fine(ファイン)の「多様な絆のかたちプロジェクト」は、4月12日(土)に、第二弾として講演会「里親・養子縁組の現場から」をオンラインで実施いたします。
イベント名:多様な絆のかたちプロジェクト~産む以外の選択肢への理解を進めよう~第二弾 講演会「里親 ・養子縁組の現場から」
プログラム(概要)
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講演1:『里親制度のリアル〜親になる、子になる〜』齋藤直巨さん(一般社団法人グローハッピー代表理事)
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講演2:『”養子縁組、実際どうなの?“に答えます!』小川多鶴さん(一般社団法人アクロスジャパン代表理事)
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参加者同士のおしゃべり会
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ゲストを交えたオンライン懇親会
※ おしゃべり会、ゲストとの懇親会への参加は任意。
日時: 2025年4月12日(土)10:00~12:00
参 加 費 : 無料
開催方法: Zoomによるオンライン
定員:30名
参加対象:不妊・不育当事者、当講演会に関心を持ってくださったすべての方
申し込み締め切り:定員に達し次第
お申し込みフォームはこちら

【背景】
日本では、産みの親のもとで育つことのできない子どもの多くが施設で暮らしており、実の親に代わってその子どもたちを家庭的な環境で育てることが社会的に求められています。
行政や民間団体等により、里親や養子縁組制度を広く知ってもらうための取り組みが行なわれているものの、未だ諸外国に比べ血縁のない親子関係は理解されにくく、情報に接する機会も少ないのが現状です。
実際に、これまでFineには「産む以外の選択肢を考え出した頃には年齢が高くなっていて、あきらめざるをえなかった」「不妊治療の早い段階で、里親や養子縁組の情報に接する機会が少ない」など、実子以外の選択肢について、もっと早く知っていればとの後悔の声が、数多く寄せられていました。
その声を受け、昨年、Fineの内部に「多様な絆のかたちプロジェクト」が立ち上がりました。一人でも多くの子どもが温かな家庭で暮らすことができるように、また、子どもを望む夫婦が機を逃さず自分たちらしい選択ができるように、さまざまなイベントを通じて里親や養子縁組について理解を深めていきたいと考え、第一弾として今年2月、特別養子縁組をした家族のドキュメンタリー作品の上映会を開催。30名が参加し、「血のつながりとはなんだろうと自分に問う機会になった」「縁組の良さがよくわかり、今後は葛藤や問題点についてもさらに知りたいと思った」等の感想をいただきました。
第二弾では、理解をより深めるため、里親と養親の経験者のお二人を講師としてお招きいたします。お二人は、ご自身の経験を礎として、長年里親や養親の支援もしていらっしゃいます。子どもを家族に迎え入れた日々の暮らしについて、また、現場でさまざまなケースにたずさわっているからこそ見えてくる現実や課題についてお聞きします。
【講師紹介】

齋藤直巨(さいとう なおみ)さん
一般社団法人グローハッピー代表理事。
実子2人、里子1人を子育て中。
里親の当事者団体として里親支援や研修などを行う。
里親向けにデザインした実践的な子育てスキルを獲得できるワークショップを展開中。
小川多鶴(おがわ たづる)さん
一般社団法人アクロスジャパン代表理事
1999年米国渡米後、ハーグ認定養子縁組支援機構ATWAにてソーシャルワーカー、理事。
2009年帰国しアクロスジャパンを設立。
ご自身も養子縁組で息子を迎え入れる。

【後援】こども家庭庁、一般社団法人 日本女性財団、中日青葉学園
【お問い合わせ先】「多様な絆のかたちプロジェクト」divamly@j-fine.jp
🌱予告!「多様な絆のかたちプロジェクト」今後の予定🌱
【第三弾 里親・特別養子縁組の当事者の体験談と参加者同士のおしゃべり会】
日時:2025年6月14日(土)10:00~
参加対象:里親や養子縁組に関心がある不妊・不育当事者
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